エラー E8602
データベースからの読み込みに失敗しました。 (DBNAME= オブジェクト名, EC= エラー メッセージ/コード)
モジュール:
エージェント
原因:
- エージェントが、データベース サーバからエージェントのデータ ストリームを通じてバックアップ オブジェクト(DBNAME = オブジェクト名)を読み取ろうとするときに、このエラー メッセージ(EC = エラー メッセージ/コード)が生成されます。 これは、内部エラーまたは通信エラーの可能性があります。
- 2 つの CA ARCserve Backup マネージャが同じ Exchange Server または Lotus Domino データベースを同時にバックアップしようとしています。
- エージェントがインストールされているハード ディスクの容量が、Exchange データベース レベルのバックアップを行うのに十分ではありません。
- Lotus Donimo データ ディレクトリが存在するドライブが共有されていません。
処置:
- 詳細については、エージェントのログ ファイルを確認します。 バックアップ対象のデータベースが稼働しているコンピュータで以下の手順を実行します。
- CA ARCserve Backup Agent の RPC Server サービスが稼働していることを確認します。 Microsoft SQL Server のバックアップ時、Backup Agent for Microsoft SQL Server が CA ARCserve for Windows から実行されていない場合は、CA ARCserve Backup Agent リモート サービスが実行されていることも確認します。
- データベースが稼働していることを確認します。
- 他のバックアップ ジョブまたはリストア ジョブが稼働していないことを確認します。
- CA ARCserve Backup Agent の RPC サーバ サービスを停止します。 Microsoft SQL Server のバックアップを実行し、Backup Agent for Microsoft SQL Server が CA ARCserve for Windows から実行されいない場合は、CA ARCserve Backup Agent リモート サービスも停止します。 バックアップ エージェントが CA ARCserve for Windows Backup Agent for Microsoft SQL Server であり、プロセス「dbasqlr.exe」または「dbasql7r.exe」が実行されている場合はこのプロセスを停止します。
- 2 分待ってから、CA ARCserve Backup Agent の RPC サーバ サービスを再起動します。
- バックアップ ジョブを再サブミットしてください。
- ネットワーク接続の状態を確認します。
- 2 つのマネージャで同じ Exchange Server または Lotus Domino データベースを同時にバックアップしようとしている場合、いずれかのバックアップ ジョブを再スケジュールして競合を回避します。 それ以外の場合は、Lotus Domino サーバとオペレーティング システムのいずれかを再起動します。
- Exchange データベース レベルのバックアップを行うのに、エージェントがインストールされているドライブのディスク空き容量を増やすか、またはエージェントをさらに容量の大きいドライブへ再インストールします。
- Windows エクスプローラで、Lotus Domino データ ディレクトリが存在するドライバの共有プロパティ ダイアログ ボックスを開き、ドライブが共有できるように設定されているかどうかを確認します。
- 問題が解決しない場合は、CA サポート(http://ca.com/jp/support)にアクセスして、テクニカル サポートの所在地とサービス時間、電話番号をご確認ください。
エラーが「Backup Agent エラー(83)リモート パイプを開くことができません。タイムアウトが発生しました。」で、以下の条件に一致する場合は、以下のセクション「SQL Server Agent のプロトコルの不一致」を参照してください。
- バックアップしているデータベースが Microsoft SQL Server であること
- CA ARCserve for Windows Backup Agent for Microsoft SQL Server を使用していること
SQL Server Agent のプロトコルの不一致
モジュール:
エージェント
原因:
バックアップ サーバが r12 より古いバージョンの CA ARCserve Backup を実行している状態で、CA ARCserve for Windows Backup Agent for Microsoft SQL Server を使用したバックアップが試行されました。
処置:
CA ARCserve for Windows Backup Agent for Microsoft SQL Server が稼働しているコンピュータ上で、SQL サーバのバージョンに応じて以下のレジストリ キーを探します。
SQL 2000 の場合:
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥ARCServeIT¥DSAgent¥
CurrentVersion¥Agent¥dbasql@[データベースのインスタンス名]
SQL 7 の場合:
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥ARCServeIT¥DSAgent¥
CurrentVersion¥Agent¥dbasql70
適切なレジストリ キーで UseTCP 値を確認し、その値に基づいて以下のリストで対策処置を確認してください。
- この値が 1 に設定されている場合は、バックアップ ジョブを変更し、SQL Server 用のリモート プロトコルとして TCP を選択します。
- この値が 0 に設定されている場合は、バックアップ ジョブを変更し、SQL Server 用のリモート プロトコルとして名前付きパイプを選択します。
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