［スロットのインベントリ］オプション

［スロットのインベントリ/オフライン化］オプションは、ライブラリのスロットが使用されているかどうかをチェックし、検出されたメディアのヘッダを読み取って、メディア ラベルとスロットを関連付けます。 各メディアの検出されたスロットがホーム スロットとなります。 この機能を使用すると、ライブラリ内のメディアが入れ替えられたかどうか（メディアの追加、マガジンからの取り出し、または異なるスロットへの移動など）を、テープ エンジンに通知できます。

メディアをライブラリにインポートすると、CA ARCserve Backup によってスロット内の WORM メディアと非 WORM メディアが自動的に区別されます。 そのため、メディアをインポートした後に、スロットの完全インベントリを実行する必要がありません。 ただし、CA ARCserve Backup をインストールまたはアップグレードした後は、完全インベントリを実行する必要があります。

［スロットのインベントリ］オプションを使用すると、以下のタスクを実行できます。

• ［クイック インベントリ］ - メディア情報をデータベースから取得します。
• ［通常インベントリ］ - メディアに関するすべての情報を読み取ります。
• ［オフライン］ - スロットのメディアをマウント解除します。

注： メディアの追加や取り出しは、テープ エンジンが実行された状態で行う必要があります。これにより、スロットのインベントリをただちに実行できます。