Active Directory は、ドメイン コントローラ サーバに保存されている階層的なデータベースです。 Active Directory には、コンピュータ ユーザ、グループ、プリンタ、コンピュータ ネットワーク環境設定データなどに関する静的な情報が含まれています。
CA ARCserve Backup では、Windows Server 2003 および Windows Server 2008 システム上で Active Directory 全体をバックアップおよびリストアできます。 Windows Server 2003 と Windows Server 2008 のシステムでは、オブジェクト レベルの単位で Active Directory をリストアできます。
Active Directory ファイル(*.dit とログ ファイル)は、以下の条件を満たすすべてのドメイン コントローラ サーバにリストアできます。
CA ARCserve Backup では、以下の方法で Active Directory を保護できます。
Active Directory 全体を以前の状態にリストアする必要がある場合に、この方法を使用します。
リストア先となる場所は、ドメイン コントローラ サーバとして機能していないサーバ上に配置できます。 ただし、最善の方法は、Active Directory をバックアップ元のサーバ上にある別の場所にリストアすることです。
注: CA ARCserve Backup では、読み取り専用ドメイン コントローラとして機能する Windows Server 2008 システム上の Active Directory オブジェクトを、オブジェクト レベルの単位でリストアすることはできません。
例: Active Directory をオブジェクト レベルの単位でリストアするケース
注: Active Directory のデータを保護するために、ドメイン コントローラ サーバで CA ARCserve BackupClient Agent for Windows のライセンスを登録しておく必要があります。
CA ARCserve Backup では、以下の CA ARCserve Backup リリースを使用してバックアップされた Active Directory データをリストアします。
CA Active Directory Object Level Restore ユーティリティを使用して、以下の Active Directory オブジェクトをリストアします。
CA Active Directory Object Level Restore ユーティリティは以下の Active Directory オブジェクトをリストアできません。
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Active Directory を回復した後、Microsoft Exchange Server 2010 のメールボックスがレガシー メールボックスとして表示される
Active Directory 回復後の Microsoft Exchange Server ユーザ パスワードのリセット
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