ライブラリの設定

CA ARCserve Backup はテープ エンジンの起動時にライブラリを自動的に検出して設定します。 CA ARCserve Backup がライブラリを検出できるようにするのに、ウィザードや他の外部アプリケーションを実行する必要はありません。

注: CA ARCserve Backup によって自動的にライブラリの設定が実行されない場合は、デバイス環境設定を使用して、手動でライブラリを設定します。

ライブラリを設定するには、以下の必須タスクが完了していることを確認します。

  1. CA ARCserve Backup ベース製品をインストールします。
  2. ご使用の環境に必要な CA ARCserve Backup Tape Library Option のライセンスをインストールします。
  3. テープ エンジンを開始します。

    CA ARCserve Backup が自動的にライブラリを検出し、設定します。

  4. CA ARCserve Backup がテープ上のデータを読み取るようにしたい場合は、以下を実行します。
    1. CA ARCserve Backup デバイス マネージャを起動します。
    2. ライブラリを参照して選択します。
    3. ツールバーの[インベントリ]をクリックします。

    CA ARCserve Backup がテープの内容を読み込みます。

ライブラリを設定する方法

  1. [デバイス マネージャ]ウィンドウを開いて、ライブラリを参照します。

    ライブラリを右クリックし、コンテキスト メニューから[ライブラリ プロパティ]を選択します。

    [ライブラリ プロパティ]ダイアログ ボックスが開きます。

  2. [一般]タブをクリックします。

    次の一般的なオプションを、ライブラリに合うように変更します。

  3. [クリーニング]タブをクリックします。

    以下のクリーニング オプションを、ライブラリに合うように変更します。

  4. [OK]をクリックします。

    ライブラリの環境設定は、これで完了です。

テープ ドライブへのバックアップ用のブロック サイズの指定

CA ARCserve Backup では、テープ バックアップ用のブロック サイズを指定することができます。 この機能により、CA ARCserve Backup がデバイスに転送できるブロックごとのデータ量を増加させることができます。 テープのより大きなブロック サイズを指定する前に、以下を考慮してください。

テープ ドライブ用のテープのブロック サイズを指定する方法

  1. 設定するバックアップ サーバ上の CA ARCserve Backup テープ エンジン サービスを停止します。
  2. Windows レジストリ エディタ を開き、以下を探します。

    設定するテープ ドライブ用の DEVICE# キーを見つけます。

  3. DEVICE# キーの下に、ForceBlockSize という名前の DWord レジストリ キーを作成します。

    以下のいずれかの DWORD 値を指定します。

    [DWORD 値の編集]ダイアログ ボックスを閉じ、Windows レジストリ エディタを閉じます。

  4. CA ARCserve Backup テープ エンジン サービスを再起動します。

テープのブロック サイズがテープ ドライブに適用されます。