データ デデュプリケーション デバイスの作成

データのデデュプリケーションを実行するには、バックアップ先としてデデュプリケーション デバイス グループを作成し、選択します。 新しいデデュプリケーション デバイスを作成すると、各デバイスが新しいデデュプリケーション デバイス グループに自動的に割り当てられます。

デデュプリケーション デバイスは、ローカルまたはリモートで作成できます。 リモート デデュプリケーション デバイスを作成する場合、以下の手順のように、[デバイス環境設定]ダイアログ ボックスの[セキュリティ]ボタンをクリックし、手動でセキュリティ認証情報を指定する必要があります。そうでない場合、CA ARCserve Backup は、システム アカウントの使用を試みます。

[デバイス環境設定]では、1 つ以上のデバイスを追加できます。 [デバイス環境設定]によって、すべてのデバイスに指定された情報の有効性が確認され、検証に失敗したデバイスがある場合は警告が表示されます。

データ デデュプリケーション デバイスを作成する方法

  1. CA ARCserve Backup マネージャ コンソールを開きます。

    ナビゲーション バーから、[管理]を展開し、[デバイス環境設定]をクリックします。

    [デバイス環境設定]画面が表示されます。

  2. [ディスク ベース デバイス]を選択し、[次へ]をクリックします。

    [ログオン サーバ]画面が表示されます。

  3. プライマリ サーバ名、認証の種類、ユーザ名、およびパスワードを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
  4. デデュプリケーション デバイスを作成するサーバを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。 ローカル サーバ(デフォルト)では、パスの参照や選択が可能です。 リモート サーバを指定する場合は、そのサーバに対する管理者権限が必要で、パスを手動で入力する必要があります。

    [ディスク ベース デバイス環境設定]ダイアログ ボックスが開きます。

  5. [追加]をクリックして[デデュプリケーション デバイス]リストにアクセスします。

    必要に応じて追加のデバイスを指定し、この手順を繰り返します。

    注: CA ARCserve Backup では、総計 255 の FSD および DDD の設定をサポートします(接続された物理デバイスが 0 の場合)。

  6. (オプション)リモート パスの場所を指定する場合、[セキュリティ]をクリックして、ログイン認証情報を入力します。

    [セキュリティ]ダイアログ ボックスが開きます。

    注: セキュリティ フィールドを有効にするため、[ARCserve システム アカウントを使用(A) (デフォルト)]オプションをクリアする必要があります。

    [セキュリティ]ダイアログ ボックスで必要なフィールドに入力し、[OK]をクリックします。

    [セキュリティ]ダイアログ ボックスが閉じます。

  7. [ディスク ベース デバイス環境設定]ダイアログ ボックス上で[次へ]をクリックして続行します。

    CA ARCserve Backup は、リスト中のすべてのデバイスに指定された情報を検証します。 その情報が有効な場合、デデュプリケーション デバイスがリストに追加されます。 情報が有効でない場合、リスト内の失敗したデバイスは、[失敗]ステータスで赤くマークされます。 それぞれのエラーの原因を判断し、それを解決するためには、対応する[失敗]ステータスをクリックします。 すべてのデバイスが検証を通過すると、サマリ画面が表示されます。

  8. [次へ]をクリックして[デバイス環境設定へようこそ]に戻るか、[終了]をクリックして[デバイス環境設定]を終了します。

重要: デデュプリケーション デバイスを作成すると、パージ ポリシーが自動的に 4 週間に設定されます。 そのデフォルトのパージ ポリシーは、デバイスに設定するすべてのジョブに引き継がれます。 4 週間を越えてバックアップを保持する場合は、バックアップ ジョブのサブミット時にパージ時間を調整する必要があります。

詳細情報:

ディスク ステージング バックアップのコピーおよびパージ ポリシーの指定