グローバル デデュプリケーションを使用したデータのバックアップ

グローバル デデュプリケーションは、同じデデュプリケーション デバイスにパックアップされる異なるマシン間で、C:¥ ドライブのバックアップ セッション内の重複を見つけます。 一般に、マシンの C:¥ ドライブはオペレーティング システム ファイルを保持しているため、多くの重複が存在します。 システム ボリュームに加えて、グローバル デデュプリケーションでは Oracle RMAN セッションも処理されます。

グローバル デデュプリケーションは、6 時間ごとに実行されますが、バックアップ ジョブとパージ ジョブがアクティブなときには実行できず、両方のジョブが同じセッション ファイルにアクセスする場合には中断されます。

グローバル デデュプリケーションを実行するには、通常どおりにバックアップ ジョブを設定し、[デデュプリケーション デバイス グループの環境設定]の[グローバル デデュプリケーションを有効にする]オプションをオンにしていることと、バックアップ ソースとして指定された別のマシンの C:¥ ドライブを選択していることを確認します。

グローバル デデュプリケーションを使用してデータをバックアップする方法

  1. [デデュプリケーション デバイス グループの環境設定]から、[グローバル デデュプリケーションを有効にする]オプションが設定されていることを確認します(デフォルト設定では有効になっています)。
  2. バックアップ マネージャから、通常どおりにバックアップ ジョブを設定します。
  3. [ソース]タブで、別のマシンの Windows C:¥ ボリューム ディレクトリを選択します。
  4. (オプション)ステージングを使用する場合は、[ステージングの場所]タブをクリックし、デデュプリケーション デバイス グループを選択します。
  5. [デスティネーション]タブで、デデュプリケーション デバイス グループを選択します。
  6. 通常どおりにジョブ設定の選択を完了します。
  7. ジョブを実行します。