クラウド ストレージのスキャン ジョブ

クラウド ストレージに対するスキャン ジョブの実行プロセスは、通常のスキャン ジョブと同じです。 必要に応じて、[メディア検証]ボタンをクリックして[メディア検証オプション]にアクセスし、[メディア検証を有効にする]オプションをクリックして選択します。

メディア検証オプションは、あらゆる種類のメディアで機能します。 クラウド ストレージの場合、メディア検証では、データを回復できるように、基準を満たす大量のセッションをランダムにサンプリングする必要があります。 また、クラウド ストレージへのアクセス速度は遅くなる可能性があります。 そのため、クラウド ストレージに関連付けられたスキャン ジョブは、完了までに時間がかかる場合があります。

特定のセッションまたはクラウド ストレージ全体のスキャンと同時に、フィルタ オプションの設定もできます。 1 つのノードを指定することも、複数のノードを指定することもできます。複数のノードを指定する場合は、所定のフィールドでカンマを使用して名前を区切ります。 クラウド ストレージのメディア検証スキャン ジョブでは、* グループを指定することはできませんが、特定のグループの * テープを指定したり、特定のテープを選択したりすることはできます。 このジョブは、選択基準を満たすセッションをスキャンし、削除されるまで定期的に繰り返します。

注: メディア検証は、1 つのグループのみのスキャンをサポートしており、同じメディアを対象とする他のジョブによって中断されます。 中断されると、「E3708 グループ <グループ名> を <分> 分内に予約できません。」というエラー メッセージが表示されます。

詳細情報:

メディア検証とスキャン ユーティリティ