このリリースにアップグレードした後 CA ARCserve Backup にログインできない

Windows プラットフォームで有効

症状:

CA ARCserve Backup のこのリリースにアップグレードしても、ユーザ プロファイルはマイグレートされません。 その結果、ユーザは CA ARCserve Backup マネージャおよびドメインにログインできなくなります。

解決方法:

この問題は、CA ARCserve Backup r12 SP1 や CA ARCserve Backup r12.5 などの以前の CA ARCserve Backup リリースからアップグレードする場合にのみ発生します。 問題が発生するのは、以下のいずれか、あるいは両方の条件がそろった場合です。

このような条件の下では、以前のリリースで追加されたユーザ アカウントは、このリリースの CA ARCserve Backup へのアップグレード時にマイグレートされないことになります。 この問題を解決するには、ca_auth コマンド(新しい IP アドレスに基づく)を使用してバックアップ サーバ上の同等の権限を再作成し、それからユーザ アカウントを更新する必要があります。

この手順を完了するには、以下を実行します。

  1. CA ARCserve Backup サーバからコマンド ライン ウィンドウを開きます。
  2. 以下の構文を使用して ca_auth を実行します。
    ca_auth -equiv add <domainnameA¥NT user(administrator)> <hostnameA> caroot caroot <passwordofcaroot>
    

    同等の権限が作成されます。

  3. 各ユーザ アカウントに対して以下のコマンドを実行します。
    caauthd.exe -setupuser
    cadiscovd.exe -m
    

    ユーザ アカウント情報が更新されます。

注: コマンドライン ユーティリテイは CA ARCserve Backup インストール ディレクトリのルートに保存されています。 例:

C:¥Program Files¥CA¥ARCserve Backup¥caauthd.exe