データベース サーバへの本オプションのインストール

本オプションのインストールが完了すると、本オプション用の Express 環境設定スクリプトが自動的に起動します。 このスクリプトでは、ローカルに接続されたデバイスを使用して環境設定された Data Mover サーバ、プライマリ サーバ、またはメンバ サーバに SAP データベースをバックアップするように Enterprise Option を設定できます。 インストールを完了するには、このスクリプトを実行する必要があります。

データベース サーバに本オプションをインストールする方法

  1. Oracle ホーム ディレクトリへのパスを指定します。

    デフォルトの Oracle ホーム ディレクトリを指定するには、Enter キーを押します。 デフォルトのディレクトリは以下のとおりです。

    /opt/oracle
    

    別のディレクトリを指定するには、ディレクトリ パスを入力してから、Enter キーを押します。

  2. Oracle SID を指定します。

    デフォルトの SID を指定するには、Enter キーを押します。 デフォルトの SID は以下のとおりです。

    SAPID
    

    別の SID を指定するには、SID を入力してから、Enter キーを押します。

  3. SAP ホーム ディレクトリへのパスを指定します。

    デフォルトの SAP ホーム ディレクトリを指定するには、Enter キーを押します。 デフォルトのディレクトリは以下のとおりです。

    /usr/sap
    

    別のディレクトリを指定するには、ディレクトリ パスを入力してから、Enter キーを押します。

  4. バックアップ ユーティリティのパラメータ ファイルへの完全なディレクトリ パスを指定してから、Enter キーを押します。
  5. UNIX/Linux Data Mover コンポーネントがノードにインストールされていることがスクリプトによって検出された場合は、その Data Mover サーバに SAP データをバックアップするように指定する必要があります。 以下のいずれかを行います。
  6. バックアップ ジョブをサブミットするために SAP ツール(たとえば SAPDBA)にログインする際に使用するユーザ名とパスワードを指定します。

環境設定が完了しました。