クラスタ クォーラム共有ディスクの復旧(ノード障害が発生していない場合)

ノード障害が発生していない場合にクォーラム共有ディスクを復旧させる方法

  1. セカンダリ ノードのクラスタ サービスを停止します。
  2. セカンダリ ノードをシャットダウンします。
  3. プライマリ ノードで、[管理ツール]-[サービス]を開き、クラスタ サービスのスタートアップの種類を[手動]に設定します。
  4. デバイス マネージャで[表示]メニューの[非表示のデバイスの表示]を選択して、クラスタ ディスク ドライバ設定を無効にします。
  5. プライマリ ノードをシャットダウンします。
  6. クラスタのクウォータム ディスクが物理的に損傷している場合は、クウォータム共有ディスクを新しいディスクと交換します。
  7. プライマリ ノードを起動します。

    注: 参照用にクラスタ惨事復旧要件を用意します。

  8. 共有ディスクで元のディスク シグネチャをリストアするために、dumpcfg.exeユーティリティを使用します。 バックアップ中にdumpcfg.exe ユーティリティによって作成される出力ファイルを見ます。
  9. 非クォーラム共有ディスクのパーティションを再作成し、再フォーマットします。
  10. デバイス マネージャで[表示]メニューの[非表示のデバイスの表示]を選択して、クラスタ ディスク ドライバ設定を有効にします。
  11. 「システム状態」をリストアします。 CA ARCserve Backup から、[システム状態]セッションを選択し、右クリックしてローカル オプションを選択します。

    [システム状態リストア オプション]ダイアログ ボックスが表示されます。下図のようにオプションを選択し、クォーラム ドライブのドライブ文字を明示します。

    注: クラスタノードがアクティブディレクトリサーバーにある場合、システム状態セッションをリストアする際、プライマリ ノードを再起動して、ディレクトリ リストア モードにします。

  12. プライマリ ノードを再起動します。
  13. クラスタファイルがクォーラム ディスクにリストアされていない場合、caclurst.exe ユーティリティを起動して、下記からクラスタ データベースを読み込みます。
    %windir%¥clusbkup
    

    caclurst.exe は、ARCserve のホーム ディレクトリにあります。

    caclurst /s c:¥%SystemRoot%¥clusbkup /q Q:
    

    これがリモート惨事復旧である場合は、caclurst.exe ファイルを Client Agent for Windows ディレクトリにコピーします。

  14. プライマリ ノードを再起動します。
  15. セカンダリ ノードに共有ディスクを接続します。
  16. セカンダリ ノードを起動します。