メディア グループ

CA ARCserve Backup では、メディア グループ を使用してファイルのバックアップとリストアに使用するメディアを編成します。 マシン内のボード上にある SCSI バスに接続できるストレージ デバイスは最大 15 個なので、CA ARCserve Backup ではこれらのストレージ デバイスをグループ化することができます。 ストレージ デバイスをグループに分けると、マルチ ストリーミング機能を利用できます。 さらに、複数のストレージ デバイスをグループに入れると、「自動」メディア スパン機能を利用できます。 また、ライブラリ グループの設定を行うこともできます。

複数のデバイスを 1 つのグループにまとめる

複数のデバイスを 1 つのグループにまとめる場合、1 つだけ規則があります。グループを構成する各デバイスが同じである(つまり、同じブランドの同じモデルである)ことです。 CA ARCserve Backup をインストールすると、それぞれのストレージ デバイスは自動的にメディア グループに割り当てられます。 同一ドライブは同じグループにまとめられ、違うドライブはそれぞれ違うドライブに分けられます。 たとえば、5 つのドライブがマシンに割り当てられているときに、5 つのうち 3 つが同一ドライブの場合には、GROUP0、GROUP1、GROUP2 と 3 つのグループができます。 3 つの同一ドライブは 1 つのグループにまとめられ、残りの 2 つのドライブは別々のドライブなのでそれぞれ別々のグループになります。

CA ARCserve Backup では、テープ エンジンが起動されるたびにストレージ デバイスが自動的にグループ化されるので、このデバイス グループ名をそのまま使用してもかまいませんが、独自のデバイス グループを作成し直して、デバイス グループ名を変更することもできます。

詳細情報:

新しいメディア グループの作成

グループへのストレージ デバイスの割当て

メディア グループからのストレージ デバイスの削除

メディア グループの削除または名前の変更

ライブラリ グループ