ファイルシステムデバイスを作成するための推奨事項

データをファイルシステムデバイス（FSD）へ正常にバックアップできるようにするには、以下の推奨事項に従います。

重要なシステムボリューム上には FSD を作成しないでください。例：
- Linux
```
「/」、「/boot」、「/tmp」、「/usr」
```
- AIX
```
「/」、「/usr」、「/tmp」
```
- HP
```
「/」、「/usr」、「/stand」「/tmp」
```
これにより、バックアップデータが FSD 上の使用可能なディスク空き容量をすべて消費した場合に、オペレーティングシステムのパフォーマンスに悪影響が及ぶのを防ぐことができます。
FSD は、常にスタンドアロンのハードディスク上に作成してください。これにより、バックアップデータがシステムボリュームに悪影響を及ぼすのを防ぐことができ、ハードディスクの全体的なパフォーマンスの向上に役立ちます。
ジョブをサブミットする前に、ハードディスク上にバックアップデータを保存するのに十分な量のディスク空き容量があることを確認します。これにより、バックアップがボリューム上のすべてのディスク空き容量を消費するのを防ぐことができます。 FSD が「/」のような重要なシステムボリュームに作成されている場合、この推奨事項に従うことにより、FSD がいっぱいになった場合にオペレーティングシステムが応答しなくなる事態を防ぐこともできます。