マルチストリーム オプション

CA ARCserve Backup サーバに複数のグループ内の複数のデバイス、または 1 つ以上のグループ内の複数のデバイスが接続され、Enterprise Module および CA ARCserve Backup Tape Library Option がインストールされている場合は、[マルチストリーム]オプションを利用できます。 このオプションを使用すると、バックアップ ジョブが、異なるデバイスに対して同時に実行される複数のサブジョブに分割されます。 システムのデバイスまたはグループの数と同数のジョブを、同時に実行できます。 ドキュメント レベルのバックアップでは、同時バックアップ用に 1 ~ 5 のストリームが提供されます。 使用できるテープ、ドライブ、ストレージ グループの数によって、バックアップ時に同時に実行されるストリームの数が決まります。

注: [マルチストリーム]オプションは、バックアップ マネージャの[デスティネーション]タブで有効にできます。

[マルチストリーム]オプションの詳細については、「管理者ガイド」を参照してください。

注: Microsoft Exchange Server 2003 または 2007 では、[マルチストリーム]オプションを有効にしてドキュメント レベルのバックアップ ジョブをサブミットすると、データがストレージ グループ レベルでマルチストリーム化されます。 たとえば、Exchange Server に 2 つのストレージ グループがあり、バックアップ時に[マルチストリーム]オプションを有効にすると、ストレージ グループごとに 1 つの従属ジョブが作成されます。 Exchange Server 2010 では、ストリームの数はデータベースによって決定されます。