NDMP NAS Optionを使用して、EMC CLARiX IP4700 NASシステム上でバックアップおよびリストアを実行するには、1台以上のNASシステムに、テープ デバイス、またはテープ ライブラリが付属するテープ デバイスが接続されている必要があります。 NDMP NAS Option の設定中に、接続されたデバイスの論理デバイス名を指定する必要があります。
この論理デバイス名は、各デバイスの SCSI 設定と種類に基づいて、IP4700 によってデバイスに自動的に割り当てられます。 これらの論理デバイス名は、Webベースの管理インターフェースの[Tape Drive]メニューを選択して確認することもできます。
例: 論理デバイス名
代表的なテープ デバイス情報の例を以下に示します。
SP-A (IP4700SPA) HP C1557A U709 /dev/c0b0t6d0 SP-A (IP4700SPA) SCSI Device /dev/c0b0t6d1 SP-B (IP4700SPB) QUANTUM SuperDLT1 1717 /dev/c0b0t3d0 SP-B (IP4700SPB) QUANTUM SuperDLT1 1717 /dev/c0b0t3d0 SP-B (IP4700SPB) SCSI Device /dev/c0b0t5d0
各行は以下の3つの部分に分かれています。
たとえば、1行目は以下のとおりです。
SP-A (IP4700SPA) HP C1557A U709 /dev/c0b0t6d0
この行は、以下の意味になります。
Storage Processor = SP-A (IP4700SPA) Device Description = HP C1557A U709 Logical Device Name = /dev/c0b0t6d0
この行の末尾が、NDMP NAS Option を設定する際に使用される論理デバイス名(この例では /dev/c0b0t6d0)です。
この例の2行目は以下のとおりです。
SP-A (IP4700SPA) SCSI Device /dev/c0b0t6d1
このデバイス ディスクリプションは「SCSI Device」です。 このデバイス ディスクリプションは、このデバイスがテープ ライブラリであり、通常のテープ ドライブではないことを示しています。 NDMP NAS Option でテープ ライブラリを設定する際に論理デバイス名を使用できます。
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