CA ARCserve Backup エージェントおよびオプションの紹介 › エージェントの使用法 › Agent for Oracle(Linux) › エージェントのインストール › Recovery Manager に必要なインストール後のタスク › SBT インターフェースでの libobk ライブラリ ファイルの使用方法
SBT インターフェースでの libobk ライブラリ ファイルの使用方法
SBTインターフェースは、libobk ライブラリ ファイルによって実装されます。 Oracle Server には、デフォルトの libobk.* ライブラリ ファイルが用意されています。 ただし、RMAN を使用したバックアップ ジョブやリストア ジョブが正常に行われるために、RMAN では、デフォルトの Oracle バージョンではなく、以下に挙げるいずれかの CA Technologies バージョンの libobk.* を使用する必要があります。
- libobk.*.1.32(SBT 1.1 インターフェースの 32 ビット実装)
- libobk.*.2.32(SBT 2.0 インターフェースの 32 ビット実装)
- libobk.*.1.64(SBT 1.1 インターフェースの 64 ビット実装)
- libobk.*.2.64(SBT 2.0 インターフェースの 64 ビット実装)
その他の考慮事項を以下に挙げます。
- Oracle 8.0では、SBT 1.1のみがサポートされ、 SBT 2.0はサポートされない
- Oracle 8i、9i、および10gでは、SBT 1.1とSBT 2.0が共にサポートされますが、 SBT 2.0を使用することをお勧めします。
- エージェントがインストールされている場合は、エージェントのホーム ディレクトリに libobk32.* および libobk64.* シンボリック リンクが作成されます。 これらのシンボリック リンクは、エージェントによって生成される RMAN スクリプトで、SBT_LIBRARY の値 として使用されます。 自分でスクリプトを作成した場合も、これらのリンクを使用できます。