[以下のバックアップからのリストア]オプション
[以下のバックアップからのリストア]オプションを選択した場合、リストアしたいバックアップの時間の上限として、日付および時間を指定します。 RMAN は、指定された時刻(その時刻を含まない)まで、ファイルの処理を実行します。 このオプションは、以前のある状態(整合性レベル)に戻す必要があるデータベースがある場合に役に立ちます。
また、最新のバックアップにアクセスできない場合も、このオプションが使えます。 この場合、[回復(ログの終端まで)]オプションと併用して、古いバックアップ セットからデータベースをリストアし、すべてのトランザクションを「再構築」して、データベースを最新の状態にします。
このオプションは、エージェントの以前のバージョンで利用可能だった[時間まで回復(DB 全体のみ)]フィールドとは違います。 このオプションは、データベースをいつの時点までリカバリするかを指定するものではありません。 単に、どのバックアップからデータをリストアするかを選択するだけです(終了時刻までリストア)。
注: [Oracle リストアの設定]タブの[回復タイプ]セクションのデフォルトの選択は[回復なし]です。 リストア後にデータベースの回復を実行する場合には、ほかの[回復タイプ]の 1 つを必ず選択してください。
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