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クラスタ リソースの手動での再構築
ほとんどの場合、必要な HA クラスタ リソースはインストール中に自動作成されます。 しかし、これらのクラスタ リソースを手動で作成しなければならない場合があります。
新しいリソースを手動で作成する前に、CA ARCserve Backup が展開されているグループからすべての既存のクラスタ リソースを停止し、削除する必要があります。 クラスタ リソースの削除の詳細については、「クラスタ リソースの削除」を参照してください。
クラスタ リソースを手動で再構築する方法
- コマンド コンソールを開き、現在のディレクトリを %bab_home% (%bab_home% は実際の CA ARCserve Backup インストール パスを表す)に変更します。
- 「babha.exe -postsetup」ユーティリティを実行して、新しい ARCserve クラスタ リソースを設定します。
クラスタ対応のインストールが正常に終了すると、セットアップ後のポップアップ画面が表示され、HA リソースを作成するオプションが示されます。
- [MSCS 用 HA リソースを作成する]オプションを選択して[OK]をクリックすると、新しいクラスタ リソースが作成されます。
注: このオプションは、クラスタの最終ノードで CA ARCserve Backup のインストールを完了するまで指定しないでください。
以下の新しい ARCserve クラスタ リソースが作成されます。
- Windows Server 2003 -- Windows Server 2003 システムで、以下のクラスタ リソースが作成されます。
- ARCserve HA
- ARCserve ASDB
- ARCserve レジストリ
- ARCserve 共有
- Windows Server 2008 -- Windows Server 2008 システムで、以下のクラスタ リソースが作成されます。
- ARCserve HA
- ARCserve ASDB
- ARCserve レジストリ