バックアップ アプローチを指定する
エージェントを使用すると、VM バックアップ データを保護するために、以下のアプローチのいずれかを指定できます。
重要: エージェントをインストールしたら、デフォルトでは、VDDK がバックアップ プロキシ システムにインストールされている場合のみ、CA ARCserve Backup は VDDK を使用してバックアップを処理します。 ただし、このトピック内で説明するレジストリ キーの変更によって、バックアップに VCB アプローチを使用するよう指定できます。
注: VMware ESX Server 4.0 および VMware vCenter Server 4.0 をサポートするのは、VCB Framework 1.5 Update 1 以降のリリースのみです。
VMware vSphere Web Services SDK および VMware VDDK アプローチ
VMware vSphere Web Services SDK および VMware VDDK アプローチを使用する際は、以下の点を考慮してください。
仮想ディスクがシック ディスクまたはシン ディスクとしてプロビジョニングされる場合、CA ARCserve Backup は、VM 上の使用ディスク領域とほぼ同じサイズのバックアップ セッションを作成します。
CA ARCserve Backup では、仮想 raw デバイス マッピング(RDM)ディスクを含む仮想マシン上でのアクティブなブロック分析アプローチをサポートしません。 ただし、CA ARCserve Backup が仮想 RDM ディスクを検出した場合、仮想 RDM ディスクのフル バックアップをサブミットし、通常のシック ディスクとしてディスクを回復することができます。
注: アクティブ ブロック バックアップ ジョブの実行時に以下のいずれかの警告メッセージがアクティビティ ログ内に表示されても、ジョブは正常に完了するため、メッセージは無視してください。
以下の点に注意してください。
注: VDDK を使用してバックアップされた仮想マシン データをリストアする場合には VMware Converter は不要です。
注: vmconfig.dat は変更しないでください。
注: ディスク ファイルは変更しないでください。
VCB Framework アプローチまたは VMware vSphere Web Services SDK および VMware VDDK アプローチを使用してファイル レベル バックアップを実行する場合は、以下の動作に注意が必要です。
重要: VDDK アプローチを使用して VM データを保護するには、VMware VDDK がバックアップ プロキシ システム上にインストールされている必要があります。 同様に、VCB アプローチを使用して VM データを保護するには、VMware VCB Framework がバックアップ プロキシ システム上にインストールされている必要があります。
バックアップ アプローチを指定する方法
必要に応じて、指定された値を使用して、以下のレジストリ キーを変更します。
バックアップ プロキシ システム上に VCB Framework および VDDK がインストールされている場合に、ESX Server 3.5 システムでのバックアップ処理に使用する VMware アプリケーションを指定します。
パス
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA ARCserve Backup\ClientAgent\Parameters
タイプ
REG_DWORD
デフォルト値
0 (VDDK を使用してデータをバックアップする)
注: バックアップ プロキシ システム上に ESX Server 3.5 がインストールされている場合に、VCB Framework を使用して VM を保護するには、この値を「1」に設定します。
バックアップ プロキシ システム上に VCB Framework および VDDK がインストールされている場合に、ESX Server 4.0 システムでのバックアップ処理に使用する VMware アプリケーションを指定します。
パス
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA ARCserve Backup\ClientAgent\Parameters
タイプ
REG_DWORD
デフォルト値
0 (VDDK を使用してデータをバックアップする)
注: バックアップ プロキシ システム上に ESX Server 4.0 がインストールされている場合に、VCB Framework を使用して VM を保護するには、この値を「1」に設定します。
Copyright © 2011 CA. All rights reserved. | このトピックについて CA Technologies に電子メールを送信する |