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VCB の制限事項
ご使用の環境で VCB プロキシ バックアップを使用する場合には、以下の制限事項も考慮してください。
- 物理的に互換性のある RDM (Raw Device Maps)、独立型永続ディスク、および独立型非永続ディスクの仮想ディスクを使用する VM は、バックアップできません。
- バックアップしてマウント ディレクトリで参照できるようにする VM のすべてのボリュームに、ドライブ文字を割り当てる必要があります。 ボリュームにドライブ文字が割り当てられていないと、VCB では、マウント ディレクトリでマウント済みボリュームを参照できません。 そのため、CA ARCserve Backup では、バックアップを完了できず、ジョブのステータスは未完了になります。
- VM が SAN LUN 上に配置されている場合、LUN は、VMware ESX ホスト システムおよびバックアップ プロキシ システム間で共有され、同じ LUN 番号が割り当てられている必要があります。
注: 上記の制限は、VCB バージョン 1.0、1.0.1、および 1.0.2 にのみ適用されます。 VCB バージョン 1.0.3 以降では同じ LUN 番号が必要ではありません。
バックアップ プロキシ システムの LUN に署名することはできません。
注: この環境設定に関する最新情報を取得するには、VMware VCB のマニュアルを参照してください。
- 個別のファイルまたはディレクトリをバックアップするには、VMware がサポートされている Windows ベースのオペレーティング システムが VM 上で実行されている必要があります。
- VCB では、同時にマウントできる VM ボリュームは 60 までです。
例: VMware ボリュームの同時マウント
- 1 つの C:\ ドライブに 60 の VM
- 2 つのボリューム(1 つの C:\ ドライブと 1 つの D:\ ドライブ)それぞれに 30 の VM
- VCB では、英語以外のマルチバイト文字の使用はサポートされていません。 パスとレジストリの文字列に英語以外のマルチバイト文字が含まれていると、正しく表示されない可能性があります。
注: VCB のインストール、セットアップ、および使用制限の詳細については、VMware Web サイトの「VMware Virtual Machine Backup Guide」を参照してください。