VSS は、アプリケーション固有のライタおよびそのコンポーネントを使用することで、オープン ファイルを安全にバックアップできます。 ライタとは、VSS と共に機能して VSS バックアップ準備中のアプリケーションやサービスをフリーズさせる、アプリケーションまたはサービスのプロセスのことです。 コンポーネントとは、バックアップの対象となるファイルのグループで、ライタの制御のもとでアプリケーションまたはサービスによって管理されます。 アプリケーションの動作や、アプリケーションが必要とするファイルや構造は、アプリケーション固有のライタで認識されます。
アプリケーションがフリーズしている間、ライタは元のボリュームへの書き込みアクティビティを保留にし、シャドウ コピーの作成中に、バックアップ対象のファイル(コンポーネント)が整合性のとれた状態を保つようにします。 この間書き込みアクティビティは保留にされますが、選択したアプリケーションで作業を行っているユーザに対しては、この処理は完全に透過的です。
注: ライタおよび VSS のバックアップとリストアの詳細については、「アプリケーション固有のガイドライン」を参照してください。
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