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データベース レベルのバックアップとリストア用のエージェントの設定
このセクションでは、Exchange Server 2003、Exchange Server 2007、および Exchange Server 2010 インストールにおいて、データベース レベルのバックアップとリストア用にエージェントを設定する方法について紹介します。
データベース レベルのバックアップとリストア用のエージェントの設定方法
- Windows の [スタート]-[すべてのプログラム]-[CA]-[ARCserve Backup]-[Backup Agent 管理]の順に選択します。
[CA ARCserve Backup Agent 管理]ダイアログ ボックスが開きます。
- ドロップダウン リストから、[CA ARCserve Backup Exchange Server Agent] を選択して、[環境設定]をクリックします。
[環境設定] ダイアログ ボックスが [Exchange データベース レベル]タブが選択された状態で開きます。
重要: [環境設定]ダイアログボックスに表示されるオプションは、ご使用の環境で使用中の Exchange のバージョンによって異なります。
- 必要に応じて、以下のオプションを指定します。
注: 下記に一覧表示されているオプションは、別途指示されない限り、Exchange Server 2003、Exchange Server 2007、および Exchange Server 2010 システムに適用されます。
- [バックアップ読み取りサイズ] - 弊社テクニカル サポート担当者の指示がない限り、この値は変更しないようにします。 このオプションは、ESE(Exchange Storage Engine)と Exchange Agent 間のデータ転送用に割り当てる、推奨のバッファ サイズを指定します。
注: このオプションは、Exchange Server 2007 または 2010 システムには適用されません。
- [ログ レベル] - 弊社テクニカル サポート担当者の指示がない限り、この値は変更しないでください。 このオプションでは、指定するログ格納場所での、デバッグ追跡とログの詳細レベルを指定します。 デフォルトのデバッグ レベルの値は 1 で、サポートされている範囲は 0 ~ 5 です。
- [各ログ ファイルの上限サイズ(MB)] - このオプションは 1 つのログ ファイルの最大サイズを指定します。 ファイルのサイズが指定された最大サイズに達すると、新しいファイルが作成されます。
注: このオプションのデフォルト値は 200 MB です。
- [最大ログ ファイル数] - このオプションは、ログ ファイルの最大数を指定します。 ログ ファイルの最大数がこの値に達すると、最も古いログ ファイルが削除され、新しいログ ファイルが作成されます。
注: このオプションのデフォルト値は 50 です。
- [最大再試行回数] - Exchange Server からデータを取得中に Exchange バックアップ API エラーまたはタイムアウトが発生した場合、このオプションによって再試行回数を制御できます。 デフォルトの再試行回数は 2 で、サポートされている範囲は 0 ~ 10 です。
- [再試行間隔] - Exchange Server からデータを取得しようとして Exchange バックアップ API エラーやタイムアウトが発生したときに、再試行するまでの時間を指定できます。 デフォルトの再試行間隔は 20 で、サポートされている範囲は 0 ~ 60 です。
- [ログ出力フォルダ] - ログ ファイルのパスを指定します。
- [回復用ストレージ グループの作成パス] - リストア処理中に回復用ストレージ グループ(RSG)を作成する必要がある場合は、RSG のパスを指定します。
注: このオプションは、Exchange Server 2003 システムおよび Exchange Server 2007 システムのみに影響します。
- [回復用データベースの作成パス] - リストア処理中に回復用データベース(RDB)を作成する必要がある場合は、そのパスを指定します。
注: このオプションは、Exchange Server 2010 システムのみに適用されます。
- [OK]をクリックします。
データベース レベルのオプションが保存されます。