名前付きパイプを使用して Agent for Microsoft Exchange Server を管理する GUI

注: このトピック内に含まれている情報は、BrightStor ARCserve Backup r11.5 Agent for Microsoft Exchange Server 以前のリリースに適用されます。

以下のシナリオでは、エージェントはファイアウォールの内側にあり、GUI とベース製品はファイアウォールの外側の異なるマシン上にあります。

アーキテクチャ図: ファイアウォールを介した Agent for Microsoft Exchange Server と ARCserve との間の通信。

Agent for Microsoft Exchange Server を搭載したマシンでは、以下のエントリを含めるように Portsconfig.cfg ファイルを変更します。

ENABLE_CONFIGURABLE_PORTS=1
Dbagentsrpcserver            6071
casdscsvctcp                 41523
casdscsvcudp                 41524

ファイアウォールで上記の 4 つのポートを開き、追加でポート 135 も開きます。 ポート 139 またはポート 445 を開く必要があります。 これらのポートは、エージェント マシンへの受信接続を許可します。

GUIマシンでは、以下のエントリを含めるようにPortsconfig.cfgファイルを変更します。

ENABLE_CONFIGURABLE_PORTS=1
Dbagentsrpcserver            6071      ExchangeAgentMachineName

ベース製品が実行しているマシンでは、既存のPortsconfig.cfgファイルには以下のエントリが追加されます。

ENABLE_CONFIGURABLE_PORTS=1
exchangeagenttcpserverlevel  6074      ExchangeAgentMachineName
casdscsvctcp                 41523
casdscsvcudp                 41524