オンライン モードでのバックアップの実行

以下の手順に従って、オンライン モードでバックアップを実行できます。

注: バックアップ マネージャを開く前に、Oracle Server が実行中であり、バックアップ対象のデータベースのすべての表領域がオンラインであることを確認してください。 また、CA ARCserve Backup および Agent を起動してください。

オンライン モードでのバックアップの実行方法

  1. バックアップ マネージャを開き、[ソース]タブを選択し、Windows Agents を展開します。
  2. [Windows Agents]一覧で、Oracle がインストールされているホスト上の緑色の四角形をクリックします。

    [ログイン]ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. ホストのユーザ名とパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。

    注: ホストが自動的に展開しない場合は、手動で展開します。

  4. Oracle データベースを選択します。

    データベースのログイン用ダイアログ ボックスが表示されます。

  5. Oracle DBA ユーザ名とパスワードを入力します。

    注: Oracle に接続する際に使用する Oracle のユーザ名とパスワードに、sysdba 権限が割り当てられていることを確認してください。

    データベースをバックアップする際、1 つのマスタ ジョブがキューに作成されます。 バックアップが開始されると、マスタ ジョブから RMAN が呼び出され、子ジョブが実行されます。

    子ジョブがジョブ キューに表示されます。

  6. バックアップ オプションを設定するには、[ソース]タブを選択し、右クリックして[ローカル オプション]を選択します。

    [Agent for Oracle バックアップ オプション]ダイアログ ボックスが開きます。

    注: [Oracle バックアップの設定]ダイアログ ボックスで、[チャネル数(ストリーム数)]オプションの値が 1 ~ 255 の間であることを確認します。 このパラメータはエージェントに影響するので、バックアップとリストア ジョブに必要な実際のチャネル数(ストリーム数)は RMAN によって決定されます。

  7. [RMAN モードで Oracle をバックアップ]を選択してフィールドを有効にします。
  8. [Oracle バックアップの設定]タブのフィールドに情報を入力し、オンライン バックアップを実行します。

    [OK]をクリックします。

  9. (オプション)[拡張 Oracle バックアップ オプション]タブを選択します。 ジョブに必要なオプションを選択して[OK]をクリックします。
  10. [デスティネーション]タブ を選択し、バックアップを保存するメディア デバイス グループおよびメディアを選択します。

    重要: [チャネル数]オプションを 2 より大きい数に設定する場合は、[デスティネーション]タブで特定のメディアまたはメディア デバイス グループを選択しないでください。

  11. [方法/スケジュール]タブをクリックし、以下のスケジュール タイプから 1 つを選択します。
  12. ツールバーの[サブミット]をクリックします。

    [ジョブのサブミット]ダイアログ ボックスが開きます。

  13. [ジョブのサブミット]ダイアログ ボックスで入力必須フィールドに入力して、[OK]をクリックします。

ジョグがサブミットされます。 これで、ジョブ ステータス マネージャからジョブをモニタできるようになります。

注: バックアップのモニタリングに関する制限については、「RMAN モードを使用したバックアップおよびリストアの制限事項」を参照してください。

1つのオブジェクトのみを選択している場合でも、1回のバックアップで、メディアに対して複数セッションが作成されることがあります。 たとえば、[拡張 Oracle バックアップ オプション]タブの[バックアップ セット サイズ]フィールドに制限を入力すると、複数セッションが作成されます。

詳細情報:

オフライン モードでのバックアップの実行