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アーカイブ マネージャ

このリリースの CA ARCserve Backup には、アーカイブ マネージャと呼ばれる新しいマネージャ コンソールが含まれています。 アーカイブ マネージャでは、選択した Windows、UNIX/Linux、および MAC のファイル システムのデータのアーカイブ スケジュールとアーカイブ ポリシーを設定し、アーカイブ ジョブをサブミットできます。

アーカイブ マネージャ コンソールには、以下のタブが表示されます。

• スタート -- サブミットするアーカイブ ジョブの種類を指定できます。 通常のアーカイブ、デデュプリケーション アーカイブ、ステージング アーカイブ、およびクラウド ストレージへのアーカイブをサブミットできます。
• ソース -- アーカイブするデータを指定します。 このタブには、Windows、UNIX/Linux、および MAC のクライアント エージェントのみが表示されます。
• スケジュール -- ジョブの繰り返し方法を指定します。

  注： アーカイブ ジョブではフル バックアップが必要です。［1 度だけ実行］ジョブ スケジュール オプションは利用できません。

• ポリシー -- ファイル パターン、ディレクトリ パターン、ファイル属性、ホスト名パターン、ファイル サイズ、ファイルが最後にアクセス/変更/作成された時間、およびデータ検証を指定します。
• デスティネーション -- アーカイブ ファイルを保存する場所を指定します。 このタブには、［デデュプリケーション］、［テープ］、および［クラウド］の各デバイスのみが表示されます

アーカイブ マネージャでは、以下の操作を行うことができます。

• 保存期間を設定して、アーカイブ メディアを再利用セット（テープ メディア）に移動する前またはパージする前（デデュプリケーション デバイスからクラウド デバイスへのバックアップ）の、アーカイブ メディアを使用しない時間の長さを定義します。
• 保持日数を経過したアーカイブ済みデータをアーカイブ メディアから自動的に削除します。
• アーカイブの対象となるデータを検索してバックアップし、アーカイブ データを元の場所からただちに削除します。
• リストア ジョブでアーカイブ メディアからアーカイブ済みデータを取得します。
• ジョブ関連のイベントが発生した場合に通知されるよう、電子メール アラートを設定します。 たとえば、ジョブが正常に完了した場合、ジョブがユーザによってキャンセルした場合、などです。

ファイルをクラウドにアーカイブするときは、以下の点に注意してください。

• ［スタート］タブで［クラウド アーカイブ］オプションがされている。

  注： このオプションが選択されていない場合、クラウド デバイスをアーカイブ先として指定することはできません。

• アーカイブ済みファイルはクラウド デバイスに直接バックアップされません。アーカイブ済みファイルは、まずディスク ステージング デバイスにバックアップされ、次にクラウド デバイスにマイグレートされます。

アーカイブのステータスは、以下の Dashboard レポートに表示されます。

• ノード アーカイブ ステータス レポート
• ジョブ アーカイブ ステータス レポート
• 保護サイズ合計レポート