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WinPE システムの惨事復旧

このリリースでは、CA ARCserve Backup に Windows Preinstallation Environment （WinPE）のサポートが含まれました。 WinPE は、最小の Win32 オペレーティング システムで、コンピュータへの Windows インストールの準備、ネットワーク共有フォルダからのディスク イメージのコピー、Windows セットアップの開始などを行うことができます。 CA ARCserve Backup では、WinPE リカバリ CD を使用して、Windows PE を実行している Windows Server 2003、Windows Server 2008、および Windows 7 システムを惨事から復旧できます。

以下の点に注意してください。

• WinPE Disaster Recovery CD は CA ARCserve Backup インストール DVD に含まれています。この DVD では x86 および amd64 （BIOS のみ）の両方のプラットフォームに対して惨事復旧を実行できるようになりました。

  また、EFI/uEFI および IA64 のプラットフォームに対して惨事復旧用に以下のように個別の ISO が用意されています。これは、CA ARCserve Backup インストール DVD の Disaster Recovery ディレクトリの下にあります。

  • WinPE_UEFI.iso
  • WinPE_IA64.iso

  EFI/uEFI または IA64 プラットフォームで惨事復旧を実行するには、まずこれらの ISO から CD または DVD を作成する必要があります。

• WinPE を使用するには、Client Agent for Window および CA ARCserve Backup サーバ コンポーネントをこのリリースにアップグレードし、WinPE を実行するために少なくとも 1 GB の物理メモリを確保する必要があります。

WinPE には、環境に関する問題の解決を支援するため、以下のユーティリティが用意されています。

• ドライバのロード ユーティリティ -- このユーティリティは、NIC、SCSI、または FC のドライバをロードするために使用します。
• ネットワークの設定 -- このユーティリティは、IP アドレスの設定を支援するために使用します。
• iSCSI の環境設定 -- このユーティリティは、iSCSI 接続の設定を支援するために使用します。
• アクティビティ ログ -- このユーティリティは、惨事復旧のアクティビティ ログを参照するために使用します。
• トラブルシューティング -- このユーティリティは、惨事復旧に関する問題を調べるために使用します。
• 実行 -- このユーティリティは、惨事復旧環境で他のアプリケーションを実行するために使用します。