このトピックでは、VMware ESX Server 3.0.2 システムで通信プロトコルを設定する方法について説明します。
VMware ESX Server 3.0.2 システムの設定方法
注: VMware ESX ホストを VMware vCenter Server を使用して管理するには、VMware vCenter Server を Vitural Infrastructure インストールの一部としてインストールし、設定する必要があります。
注: ESX Server システムおよびバックアップ プロキシ システムに同じ LUN 番号を割り当てる要件は、VCB バージョン 1.0、1.0.1、および 1.0.2 にのみ適用されます。 VCB バージョン 1.0.3 以降では同じ LUN 番号が必要ではありません。
バックアップ プロキシ システムの LUN に署名することはできません。
注: この環境設定に関する最新情報を取得するには、VMware VCB のマニュアルを参照してください。
https を VMware ESX ホスト システムとバックアップ プロキシ システムとの間の通信プロトコルとして使用するには、自己生成した SSL 証明書を VMware ESX ホスト システムから バックアップ プロキシ システムにコピーして、バックアップ プロキシ システムにインストールする必要があります。
注: https は、ARCserve VMware 環境設定ツールおよび ca_vcbpopulatedb ユーティリティで使用されるデフォルトの通信プロトコルです。 https を使用すると、VCB バックアップ プロキシと VMware ESX ホスト システムまたは vCenter Server システム間で CA ARCserve Backup が通信できるようになります。
VMware ESX ホスト システムの以下のディレクトリでは SSL 証明書(rui.crt)にアクセスすることができます。
/etc/vmware/ssl/rui.crt
SSL 証明書をインストールするには、オブジェクトを右クリックしてコンテキスト メニューから[インストール]を選択します。
注: SSL 証明書に割り当てられたホスト名は、ca_vcbpopulatedb コマンドライン ユーティリティを実行する場合に指定した VMware ESX ホスト システムの名前に一致する必要があります。 名前が一致しない場合、または SSL 証明書のホスト名がない場合は、「サーバ証明書が不正です。証明書の CN 名が渡された値に一致しません」というメッセージが表示されます。 続行するには[はい]を選択する必要があります。
http をバックアップ プロキシ システムと VMware ESX ホスト システムとの間の通信プロトコルとして使用するには、ファイル /etc/vmware/hostd/config.xml で説明されているように、http プロトコルを VMware ESX ホスト システムに設定する必要があります。
<server id="1"> <namespace> /sdk </namespace> <host> localhost </host> <port> 8085 </port> </server>
<redirect id="2"> /sdk </redirect>
# service mgmt-vmware restart
注: 詳細については、VMware Web サイトの Virtual Infrastructure SDK のドキュメントを参照してください。
オプションで、ca_vcbpopulatedb コマンド ライン ユーティリティを使用して ARCserve データベースに入力できます。
重要: このユーティリティを実行する場合、VMware ESX ホスト システムの VM は実行状態である必要があります。 VM が実行状態でない場合、このユーティリティは VM についての情報を CA ARCserve Backup データベースに入力しません。 すべての VM にホスト名と IP アドレスが割り当てられていて、最新の VMware ツールがインストールされている必要があります。
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