データのリストア › VMware 仮想マシン データのリストア › vSphere を使用して VM を復旧する方法
vSphere を使用して VM を復旧する方法
エージェントが仮想マシンの復旧に使用する方法は、仮想マシンのバックアップに使用したアプローチによって異なります。
注: バックアップ アプローチの詳細については、「バックアップ アプローチの指定」を参照してください。
VCB Framework バックアップでは、以下の事項を考慮してください。
- VCB バックアップ データの復旧に、VMware Converter (スタンドアロン)または VDDK を使用できます。
- VDDK および VMware Converter (スタンドアロン)がバックアップ プロキシ システムにインストールされており、仮想マシンを ESX Server 4.0 または ESX Server 4.1 に復旧する場合、エージェントは、VM の復旧に VDDK を使用します。
- VDDK および VMware Converter (スタンドアロン)がバックアップ プロキシ システムにインストールされており、仮想マシンを VMware Server 3.5 に復旧する場合、エージェントは、VM の復旧に VMware Converter を使用します。
- VDDK がバックアップ プロキシ システムにインストールされており、VMware Converter はインストールされていない場合、エージェントは、VM の復旧に VDDK を使用します。
- VDDK を使用すると、CA ARCserve Backup r12 SP2、CA ARCserve Backup r12.5 SP1、CA ARCserve Backup r15.0、および CA ARCserve Backup r15 SP1 を使用してバックアップが実行されている場合、ESX Server 3.5 または ESX Server 4.0 を使用してバックアップされた仮想マシン データを回復できます。
VDDK バックアップでは、以下の事項を考慮してください。
- VDDK バックアップデータの復旧には、VDDK を使用する必要があります。 VDDK バックアップの復旧に、VMware Converter は使用できません。
- ESX Server 3.5 を使用してバックアップした VM データの復旧には、ESX Server 3.5 および ESX Server 4.0 を使用できます。
- ESX Server 4.0 を使用してバックアップした VM データの復旧に、ESX Server 3.5 を使用することはできません。
- VDDK を使用して VDDK バックアップ データを復旧する際、復旧処理にバックアップ プロキシ システムの空きディスク容量は必要ありません。
- VDDK を使用して VCB バックアップ データを復旧する際、復旧処理では、データがバックアップ プロキシ システム上にリストアされ、VDDK によってそのバックアップ データが読み込まれて、ESX Server システム上にリストアされます。