カスタムまたは GFS ローテーション スキーマのいずれかで使用するバックアップ モードは、基本的に 3 つあります。
週単位で最初に実行されるバックアップはフル バックアップになります。その後のバックアップは(次のフル バックアップまで)、増分または差分バックアップのいずれかになります。
増分バックアップ モードでは、最後のフル バックアップの次の日に、フル バックアップ以降に変更されたファイルのみがバックアップされます。その後の増分バックアップでは、前回の増分バックアップ以降に変更されたファイルのみがバックアップされます。
差分バックアップ モードでは、最後のフル バックアップ以降に変更された各ファイルが、各差分バックアップ中にバックアップされます。
したがって、バックアップする必要があるファイルが少ないため、平均的に増分バックアップの方が差分バックアップよりもかなり高速です。しかし増分バックアップを使用したローテーション スキーマのデータをリストアする場合、最後に行ったフル バックアップと全増分バックアップのデータをリストアする必要があるので、かなり時間がかかります。差分 モードでバックアップされたデータのリストアには、最後のフル バックアップのデータと最後の差分バックアップのデータのみが必要となります。
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