Use Rotation Scheme Options
ここでは、Arcserve Backup のデフォルト スキーマを使用するか、ローテーションをカスタマイズすることにより、バックアップ ジョブのローテーション スキーマを設定する方法について説明します。Arcserve Backup には以下のようなデフォルト スキーマがあります。なお、これらのスキーマは変更できません。
- 週 5 日: 増分バックアップ、金曜日にフル バックアップ
- 金曜日にフル バックアップ、それ以外に週 5 日差分バックアップが実行されます。
- 週 7 日: 増分バックアップ、日曜日にフル バックアップ
- 日曜日にフル バックアップ、それ以外に週 7 日差分バックアップが実行されます。
ローテーション スキーマの基本設定では、[バックアップ]方式で以下のパラメータの 1 つを指定できます。
- フル バックアップ
- 増分バックアップ
- 差分バックアップ - アーカイブ ビットに基づく
- 差分バックアップ - 修正日に基づく
- バックアップなし
フル バックアップは文字どおりの働きをします。フル バックアップは、ジョブが繰り返されるたびに実行されます。
増分バックアップは、最後のバックアップの実行後に変更された(アーカイブ ビットが設定されている)ファイルのみをバックアップします。各バックアップ後に、アーカイブ ビットは次の増分バックアップ ジョブ中にバックアップされないよう再設定されます。
差分バックアップでは、週単位のフル バックアップが 1 回行われた後、毎日バックアップが実行され、以下のことが発生します。
- フル バックアップが実行され、すべてのアーカイブ ビットはクリアされます。
- 次の日に、差分バックアップでは、アーカイブ ビットを設定してあるファイル、または修正日付が変更されているファイルを、選択されている設定に基づいてバックアップします(バックアップ後、アーカイブ ビットはクリアされません)。
- それ以降は、差分バックアップには、2 日前からアーカイブ ビットが設定されているファイル、あるいは修正日付が変更されているファイルすべてが入ります。
詳細情報:
ローテーション スキーマ
ローテーション スキーマの設定
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