SAN の設定（Windows）

SAN を設定するには、以下の手順に従います。

1. ［環境設定］画面で、プライマリ サーバを選択する必要があります。
2. プライマリ サーバを作成するには、右側のパネルに表示されるリストからサーバを選択し、［プライマリにする］をクリックします。プライマリ サーバを削除するには、左側のパネルからサーバを選択し、［プライマリの削除］をクリックします。プライマリ サーバは、分散サーバがない場合のみ削除できます。

   Note:［利用可能なサーバ］リストまたは［サーバの追加］リスト（［SAN 環境設定］ダイアログ ボックスで［サーバの追加］を選択してアクセス）のどちらにもサーバが表示されない場合は、以下のディレクトリにある dsconfig.exe を実行する必要があります。
   C:\Program Files\CA\Sharedcomponents\ARCserve\CADS

   このユーティリティを使用する手順の詳細については、「Storage Area Network （SAN）Option ガイド」の付録「トラブルシューティング」の「SAN Option 環境設定ユーティリティのトラブルシューティングのヒント」セクションを参照してください。

3. 分散サーバをプライマリに割り当てる他のサーバを選択します。
   • 分散サーバをこのプライマリ サーバに割り当てるには、右側のパネルでリストから分散サーバを選択し、［分散の割り当て］をクリックします。
   • 分散サーバをプライマリ サーバから削除するには、左側のパネルでサーバを選択し、［分散の削除］をクリックします。
   • 右側のパネルには、SAN Option ソフトウェアがインストールされており、Arcserve サーバ グループに割り当てられていない利用可能なすべての Arcserve Backup サーバが表示されます。
   • 左側のツリー ビューには、プライマリ サーバおよび分散サーバと、ストレージ エリア ネットワーク上の各グループの環境設定が表示されます。
4. プライマリ サーバ上でテープ エンジンを開始します。
5. ライブラリがプライマリ サーバで初期化されると、各分散サーバ上でテープ エンジンを開始できます。

   すべてのサーバがデバイス マネージャで同じライブラリを表示します。

   注：プライマリ サーバがダウンした場合、分散サーバからサブミットされたジョブは開始されません。プライマリ サーバが稼働状態に戻り、Arcserve Backup がプライマリにロードされた場合、Arcserve Backup を各分散サーバ上で再開する必要があります。