Arcserve® Backup for Windows r17 リリース ノート
はじめに
新しい機能および拡張機能
UNIX エージェントおよびデータムーバに関する考慮事項
オペレーティング システムのサポート
システム要件
Arcserve Backup ベース製品のシステム要件
Arcserve Backup Client Agent のシステム要件
Agent for Informix のシステム要件
Agent for Lotus Domino のシステム要件
Agent for Microsoft Exchange Server のシステム要件
Agent for Microsoft SharePoint Server のシステム要件
Agent for Microsoft SQL Server のシステム要件
Arcserve Backup Small Business Server Edition のシステム要件
Agent for Oracle (UNIX/Linux)のシステム要件と Oracle データベース サポート
Agent for Oracle のシステム要件(Windows)
Agent for Open Files のシステム要件
Agent for Sybase のシステム要件
Agent for Virtual Machines のシステム要件
Central Management Option のシステム要件
Disaster Recovery Option のシステム要件
Enterprise Module のシステム要件
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle のシステム要件(Windows)
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle のシステム要件(UNIX および Linux)
Image Option のシステム要件
NDMP NAS Option のシステム要件
Storage Area Network (SAN) Option のシステム要件
Tape Library Option のシステム要件
Arcserve Backup UNIX/Linux Data Mover のシステム要件
Arcserve Backup Dashboard のシステム要件
Arcserve Backup Global Dashboard のシステム要件
Arcserve Backup Infrastructure Visualization のシステム要件
Arcserve Backup Infrastructure Global Visualization のシステム要件
インストールに関する考慮事項
Arcserve Backup ベース製品のインストールに関する考慮事項
Agent for Microsoft Exchange Server のインストールに関する考慮事項
Agent for Microsoft SharePoint Server のインストールに関する考慮事項
Agent for Microsoft SQL Server のインストールに関する考慮事項
Agent for Open Files のインストールに関する考慮事項
Media Management Option (MMO)のインストールに関する考慮事項
Enterprise Module のインストールに関する考慮事項
UNIX/Linux Data Mover のインストールに関する考慮事項
Arcserve Backup Agent for Virtual Machines のインストールに関する考慮事項
Client Agent のインストールに関する考慮事項
Oracle (UNIX/Linux)のインストールに関する考慮事項
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle (UNIX および Linux)のインストールに関する考慮事項
アップグレードに関する考慮事項
一般的な考慮事項
旧バージョンとの互換性
既知の問題
ベース製品の既知の問題
Client Agent の既知の問題
Arcserve Backup ライセンス登録に関する既知の問題
Agent for Informix の既知の問題
Agent for Lotus Domino の既知の問題
Agent for Microsoft Exchange Server の既知の問題
Agent for Microsoft SharePoint Server の既知の問題
Agent for Microsoft SQL Server の既知の問題
Agent for Oracle (Windows)の既知の問題
Agent for Open Files の既知の問題
Microsoft ボリューム シャドウ コピー サービス (VSS)
Oracle ボリューム シャドウ コピー サービス (VSS)
UNIX プラットフォームおよび Linux プラットフォームで稼動する Agent for Oracle の既知の問題
Agent for Sybase の既知の問題
Agent for Virtual Machines の既知の問題
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle (Windows)の既知の問題
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle (UNIX および Linux)の既知の問題
Disaster Recovery Option の既知の問題
Dashboard に関する既知の問題
Arcserve Backup Global Dashboard の既知の問題
Image Option の既知の問題
NDMP NAS Option の既知の問題
Storage Area Network (SAN) Option の既知の問題
Tape Library Option の既知の問題
セントラル エージェント管理の既知の問題
英語以外の文字の表示に関する既知の問題
Arcserve Backup Infrastructure Visualization の既知の問題
Microsoft Hyper-V VSS Writer の既知の問題
制限事項
修正された問題
Agent for Hyper-V
Agent for Lotus Domino
Agent for Microsoft Sharepoint
Agent for Microsoft SQL Server
Agent for Open Files for Windows
Agent for Oracle
Agent for Oracle (UNIX/Linux)
Agent for VMware
Arcserve Backup と UDP および D2D の統合
基本シリアル番号
Client Agent for Linux
Client Agent for Windows
Dashboard
Disaster Recovery Option
Enterprise Option for SAP (UNIX/Linux)
Global Dashboard
Image Option
Microsoft Exchange Server
NAS Option
SAN Option
Tape Library Option
言語認定
Arcserve へのお問い合わせ
はじめに
Arcserve Backup for Windows r17 リリース
ノートへようこそ。このドキュメントには、Arcserve
Backup
の使用に関する以下の情報が記載されています。
- 主な機能の高レベルの説明
- システム情報および本製品のインストールに先立って把握しておく必要があるその他の要件
- この製品を使用する前に認識する必要がある考慮事項、既知の問題、適用された修正、制限事項のリスト。
最新の製品マニュアル(オンライン
ヘルプおよびPDF)については、Arcserve Backup
Web サイト(https://www.arcserve.com/support)を参照してください。
新しい機能および拡張機能
このセクションでは、Arcserve Backup r17
リリースの新機能、操作性、および強化機能について説明します
機能:
このリリースでは、以下の機能が導入されました。
- Microsoft Exchange 電子メール用の Exchange
Granular Restore ユーティリティのサポート
このリリースでは、Arcserve Backup は Microsoft
Exchange
電子メールとそれ以外のオブジェクトをリストアするために
Exchange Granular Restore
ユーティリティの使用を提供します。
ユーティリティには、電子メールなどの項目をオフラインのデータベース(*
EDB)およびログ ファイルから、元のライブ
Exchange
データベースに挿入する機能と、Personal
Storage File
(.pst)ファイルに詳細データを抽出する機能が含まれます。
Microsoft Exchange
電子メールのリストアについては、「Agent
for Microsoft Exchange Server ユーザ
ガイド」の「Exchange Granular Restore
ユーティリティ」を参照してください。
拡張機能:
このリリースでは、以下の拡張機能がサポートされています。
- VMware Servers 6.0 Update 1 バージョンのサポート
Arcserve Backup で、以下の VMware
サーバで実行される仮想マシンを検出および保護できるようになりました。
- vSphere ESXi 6.0、Update 1
- vSphere vCenter Server 6.0、Update 1
- VMware VDDK 6.0 Update 1 のサポート
Arcserve Backup
では、仮想マシンにインストールするすべてのエージェントに
VDDK 6.0 Update 1 が含まれています。
- JRE 1.8 のサポート
Arcserve Backup
には、インストール時にデフォルトで JRE 1.8
が付随します。
- SQLE 2014 SP1 のサポート
Arcserve Backup のデフォルト
データベースは、SQL Express 2014 SP1
に変更されました。
- SAP HANA データベースのサポート
Linux プラットフォーム上で SAP HANA
データベースを保護するために新しいエージェントが提供されます。
- テープへの Arcserve UDP RPS データ ストア
データのバックアップのサポート
新しいオプション:デデュプリケーション
デバイス データ/UDP RPS データストア
データのバックアップが、バックアップ
マネージャの[グローバル
オプション]ダイアログ
ボックスの[操作]タブで提供されるようになりました。このオプションを使用して、デデュプリケーション
デバイス データまたは Arcserve UDP RPS データ
ストア ファイルをバックアップできます。
- Microsoft Exchange Server 2016 - Arcserve Backup では DB
レベルのバックアップおよびリストアをサポートします。ドキュメント
レベルのサポートでは、Exchange Granular Restore
ユーティリティを使用します。
- LTO-7 ドライブのサポート
Arcserve Backup
では、バックアップ先デバイスとして LTO-7
のサポートが追加されました。LTO-7
ドライブは、LTO-6
などの以前のドライブと比べて、より多くの容量を提供し、パフォーマンスも向上しています。
サポートの廃止:
このリリースでは、以下の機能はサポートされません。
- AS400
- S390
- IBM 3494
- StorageTek ACSLS
- Agent for OpenVMS
- Microsoft Exchange 2003
- Windows 32 ビット プロキシは Agent for Virtual
Machine
バックアップに対してサポートされていません。
- Lotus Domino 7.x および 8.0
- Arcserve D2D の統合
UNIX エージェントおよびデータムーバに関する考慮事項
UNIX
エージェントおよびデータムーバについては、r17
での更新はありません。以下に提供されているリンクを使用して、r16.5SP1
エージェントおよびデータムーバをダウンロードできます。
tar.gz からファイルを抽出する方法:
- ファイルを /tmp フォルダにコピーします。
- 以下のコマンドを実行します。
- Tar xvzf file_name.tar.gz OR Gunzip file_name.tar.gz
- Tar xvf file_name.tar
- Arcserve
ドキュメントの手順に従って、エージェントおよびデータムーバをインストールします。
オペレーティング システムのサポート
サポートされているサーバ
オペレーティング
システムをすべて網羅するリストについては、「Compatibility
Matrix」(互換性マトリクス)を参照してください。
システム要件
以下のセクションでは、各 Arcserve Backup
コンポーネントに必要なシステム要件について説明します。
Arcserve Backup ベース製品のシステム要件
Arcserve Backup の最小要件は、以下のとおりです。
- CPU:600 MHz Pentium III
互換またはそれより高速なプロセッサ。1
ギガヘルツ(GHz)以上のプロセッサを推奨
- RAM:512 MB (1 GB 以上を推奨)
- モニタ:Windows Server 2008 R2 および Windows Server
2012 R2 システム用 1280 x 1024 または 1440 x 900
ビデオ アダプタおよびモニタ。
- ディスク容量:
- プライマリ サーバ:1.6 GB、および Agent
Deployment パッケージ用に 1.3 GB
- メンバ サーバ:1.2 GB、および Agent Deployment
パッケージ用に 1.3 GB
- Arcserve Backup のこのバージョンでは、以下の
.NET コンポーネントがインストールされます。
- .NET 2.0 SP2 - 最大 500 MB
の空きディスク容量が必要になる可能性があります。
- .NET 3.0 SP1 - 最大 500 MB
の空きディスク容量が必要になる可能性があります。
- .NET 3.5 SP1 - 最大 500 MB
の空きディスク容量が必要になる可能性があります。
- Microsoft Exchange Server
ライタを使用して転送可能なシャドウ
コピー用のバックアップ
ジョブを実行するには、Arcserve Backup
サーバに Microsoft Exchange Server
がインストールされている必要があります。Microsoft
Exchange Server が Arcserve Backup
サーバにインストールされていない場合、この種類のバックアップは失敗します。
Microsoft .NET Framework
Arcserve Backup では、以下のバージョンの
Microsoft .NET Framework が必要です。
- Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 (Windows Server 2003)
- Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 および 4.5 SP1
(Windows Server 2008 および Windows Server 2012
システム)
Arcserve Backup データベース
Arcserve Backup では、Arcserve Backup
データベース(ASDB)をホストするアプリケーションとして以下をサポートします。
- Microsoft SQL Server 2014 Express Edition (Service Pack
1)デフォルトの Arcserve Backup データベース
アプリケーションは、Microsoft SQL Server 2012
Express Edition Service Pack 1 です。
注:
- Microsoft SQL Server 2014 Express Edition を Windows
Server 2008
システムにインストールするには、SP2
が必要です。Microsoft SQL Server 2014 Express Edition
を Windows Server 2008 R2
にインストールするには、SP1
が必要です。それ以外の場合は、Microsoft SQL
Server
のサポートされているバージョンをインストールして、Arcserve
Backup データベースをホストする必要があります。
- Windows 2003
サーバの場合、デフォルトのデータベース(SQL
Express 2014 SP1)が Microsoft
によってサポートされていません。この問題を回避するには、リモート
SQL Server を Arcserve
データベースとして使用します。
SQL Server のサポートで、Arcserve Backup r17
Compatibility Matrix サイトを参照してください。
Adobe Reader
- Adobe Acrobat Reader 8 以上
インターネット ブラウザ
- Internet Explorer 6.0 SP1
- Internet Explorer 7.0
- Internet Explorer 8.0 (全レンダリング モード)
- Internet Explorer 9.0
- Internet Explorer 10.0
- Internet Explorer 11.0
Arcserve Backup Client Agent のシステム要件
前述した最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。
このエージェントをインストールするには、以下のハードウェア要件を満たすシステムが必要です。詳細については、Arcserve
Backup Client Agent Readme を参照してください。
- Windows ベースのプラットフォーム
- CPU:200 MHz
- RAM:256 MB
- ディスク容量:100 MB
- UNIX ベースのプラットフォーム
- CPU:1 GHz
- RAM:256 MB
- ディスク容量:25 MB on the client agent installation
file system, 25 MB (temporary) on /var/tmp file system
- Linux ベースのプラットフォーム
- CPU:500 MHz
- RAM:256 MB
- ディスク容量:25 MB
Agent for Informix のシステム要件
Arcserve Backup Agent for Informix
には以下が必要です。
- Informix Dynamic Server 11.10、11.50、または 11.70
- Informix-Connect
がインストールされ、正しく動作していること
- CPU:1GHz
- RAM:1GB
- ディスク容量:100 MB
Agent for Lotus Domino のシステム要件
Arcserve Backup Agent for Lotus Domino
には以下が必要です。
- CPU:512 MHz
- RAM:512 MB
- ディスク容量:50 MB
Agent for Microsoft Exchange Server のシステム要件
注:エージェントは、Exchange
データベース レベル エージェントを Exchange
ドキュメント レベル
エージェントと共にインストールするようになりました。
Agent for Microsoft Exchange Server
をインストールするには、実行している
Microsoft Exchange Server
のバージョンに応じて、ハードウェアおよびその設定が以下の要件を満たしている必要があります。
Agent for Microsoft SharePoint Server のシステム要件
Agent for Microsoft SharePoint Server
をインストールするには、実行している
Microsoft SharePoint Server 2007、2010 または 2013
のバージョンに応じて、ハードウェアおよびその設定が以下の要件を満たしている必要があります。
- Microsoft Office SharePoint Server 2007、2010 または
2013
の基本ハードウェア要件(これらの要件については、Microsoft
の Web サイトを参照)。
- CPU:2.5 GHz
- RAM:2 GB
- ディスク容量:50 MB 以上(Agent for SharePoint
Server がインストールされているハード
ディスクに 30 MB 以上およびシステム
ドライブに 20 MB 以上)
注:エージェントおよび Arcserve Backup
を同じマシンにインストールする場合は、
Arcserve Backup
の製品ベース要件を満たしておく必要があります。これらの要件の最新情報については、Arcserve
Support までお問い合わせください。
このエージェントには、Arcserve Backup サーバ
コンポーネントは必要ありません。
注:
Microsoft SharePoint Server
製品が実行されている場合は、SQL Server
または SQL Express に最新のサービス
パックを適用します。
Agent for Microsoft SQL Server のシステム要件
Agent for Microsoft SQL Server
には、以下のシステム要件があります。
CPU:
- SQL Server 2005 を使用する場合は 600 MHz
以上(1GHz を推奨)
- SQL Server 2008 を使用する場合は 1GHz 以上(2GHz
を推奨)
- SQL Server 2012 を使用する場合は 1GHz 以上(2GHz
を推奨)
- SQL Server 2014 を使用する場合は 1GHz 以上(2GHz
を推奨)
RAM:
- SQL Server 2005 を使用する場合は 512 MB 以上(1
GB を推奨)
- SQL Server 2008 を使用する場合は 512 MB 以上(2
GB を推奨)
- SQL Server 2012 を使用する場合は 512 MB 以上(4
GB を推奨)
- SQL Server 2014 を使用する場合は 1 GB 以上(4 GB
を推奨)
ディスク容量:
- エージェントをインストールするハード
ディスク上に 350 MB 以上。
Arcserve Backup Small Business Server Edition のシステム要件
Arcserve Backup Small Business Server (SBS) Editions
については、システムが以下の要件を満たすことを確認してください。
Agent for Oracle (UNIX/Linux)のシステム要件と Oracle データベース サポート
以下のセクションでは、UNIX
プラットフォームでの Agent for Oracle
用の最小システム要件および Oracle
データベース サポートについて説明します。
注:UNIX プラットフォーム用の Arcserve Backup
Agent for Oracle
の最新パッチおよびダウンロードについては、Arcserve
テクニカル サポートの Web
サイトをご覧ください。
Sun Solaris SPARC
Sun Solaris SPARC
上では、このエージェントには以下が必要です。
- Sun UltraSPARC モデル
- 256 MB の RAM
- 400 MB のディスク空き容量
Sun Solaris x86
Sun Solaris x86
上では、このエージェントには以下が必要です。
- Sun x86 モデル
- 256 MB の RAM
- 400 MB のディスク空き容量
IBM AIX (物理マシンおよび LPAR)
IBM AIX
上では、このエージェントには以下が必要です。
- IBM RISC 6000 モデル
- 256 MB の RAM
- 700 MB のディスク空き容量
HP-UX:
HP-UX
上では、このエージェントには以下が必要です。
- HP 9000 サーバまたはワークステーション
- 256 MB の RAM
- 400 MB のディスク空き容量
UNIX プラットフォームでのデータベースのサポート
AIX5L および AIX6L ベース システム(64
ビット)では、Oracle Metalink Web サイトにある
6800649 Oracle
パッチをインストールする必要があります。
以下のセクションでは、Linux
プラットフォームでの Agent for Oracle
の最小システム要件および Oracle
データベースのサポートについて説明します。
Linux x86
Agent for Oracle を Linux x86 プラットフォーム
で使用するには、以下の最小システム要件を満たす必要があります。
- x86 互換プラットフォーム マシン
- 500 MHz 以上の CPU
- 256 MB の RAM
- 250 MB 以上のディスク空き容量
Linux x64
Agent for Oracle を Linux x64 プラットフォーム
で使用するには、以下の最小システム要件を満たす必要があります。
- AMD64 プラットフォーム マシン
- 1 GHz 以上の CPU
- 256 MB の RAM
- 250 MB 以上のディスク空き容量
Agent for Oracle のシステム要件(Windows)
Agent for Oracle
をインストールするには、実行している
Agent for Oracle
のバージョンに応じて、ハードウェアおよびその設定が以下の要件を満たしている必要があります。
- 基本ハードウェア要件(これらの要件については、Oracle
の Web サイトを参照)
- CPU:200 MHz
- RAM:
- Oracle 9i/10gR1/R2 を使用している場合は 512 MB 以上
- Oracle 11g R1/R2 を使用している場合は、1 GB 以上
- Oracle 12c を使用している場合は、2 GB 以上
- ディスク空き容量:
エージェントをインストールするハード
ディスク上に 100 MB 以上
注:Arcserve Backup Agent for Oracle では、次の
2
つのモードでバックアップを実行できます:RMAN
モードおよびファイル レベル モード。RMAN
バックアップの場合、ユーザ
インターフェイスからジョブをサブミットするか、RMAN
コマンド ライン
コンソールを使用してジョブをサブミットできます。Arcserve
Backup Agent for Oracle の RMAN
バックアップでは、Arcserve Backup マネージャ
コンソールおよび RMAN (Oracle Recovery
Manager)コマンド ライン
コンソールの両方を使用してサブミットされたバックアップ
ジョブに対して ASM (Automatic Storage
Management)がサポートされます。Arcserve Backup
Agent for Oracle のファイル レベル
バックアップの場合、これはサポートされていません。
Agent for Open Files のシステム要件
Agent for Open Files については、システムが
Arcserve Backup
ベース製品の要件を満たすことを確認してください。また、このエージェントには
10 MB 以上の空きディスク容量が必要です。
Agent for Sybase のシステム要件
エージェントをインストールするには、以下の要件が満たされていることを確認します。
- 使用しているシステムが Arcserve Backup
ベース製品の最小要件を満たしていること。
- さらに、Sybase Open Client Library
を含む適切なバージョンの Sybase、および
Sybase Adaptive Server 用のバックアップ
サーバがインストールされ、正常に設定されて稼働していることが必要となります。
Agent for Virtual Machines のシステム要件
Agent for Virtual Machines
については、システム要件は、このエージェントのインストール場所によって異なります。
- Agent for Virtual Machines
がベース製品と同じサーバにインストールされている場合は、ベース製品と同じ要件のハードウェアが必要です。
- Agent for Virtual Machines がリモート
ノードにインストールされている場合は、Client
Agent for Windows
と同じ要件のハードウェアが必要です。
Central Management Option のシステム要件
Central Management Option については、システムが
Arcserve Backup
ベース製品の最小要件を満たすことを確認してください。
Disaster Recovery Option のシステム要件
Disaster Recovery Option については、システムが
Arcserve Backup
ベース製品の最小要件を満たすことを確認してください。さらに、70MB
以上のディスク空き容量が必要です。
Note:If you are performing Disaster Recovery using Windows
PE Recovery CD, the machine should have a minimum of 1 GB
of RAM.
Enterprise Module のシステム要件
Enterprise Module については、システムが
Arcserve Backup
ベース製品の最小要件を満たすことを確認してください。
以下のオプションおよび機能を利用するには、Enterprise
Module のライセンスを取得する必要があります。
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle のシステム要件(Windows)
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle
をインストールするには、実行している
Agent for Oracle
のバージョンに応じて、ハードウェアおよびその設定が以下の要件を満たしている必要があります。
- CPU:200 MHz
- RAM: Oracle 9i/10gR1/R2 および 11gR1/R2
を使用している場合は 256 MB 以上(Oracle
では 512 MB を推奨)
- ディスク空き容量:
オプションをインストールするハード
ディスク上に 100 MB 以上
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle のシステム要件(UNIX および Linux)
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle
を実行するための最小ハードウェア要件は、以下のとおりです。
Platform |
アーキテクチャ |
RAM |
ディスク空き容量 |
/tmp 内のディスク空き容量 |
Solaris |
SPARC |
256 MB |
250 MB |
400 MB |
IBM AIX |
Power PC |
256 MB |
250 MB |
400 MB |
HP-UX |
PA-RISC |
256 MB |
250 MB |
400 MB |
Linux |
x86 および x64 |
256 MB |
250 MB |
400 MB |
Image Option のシステム要件
Image Option は Enterprise Module
でサポートされるようになりました。
詳細については、「Enterprise Module
のシステム要件」を参照してください。
NDMP NAS Option のシステム要件
NDMP NAS Option については、システムが Arcserve
Backup
ベース製品の最小要件を満たすことを確認してください。
注:NDMP NAS Option は、x64 および x86 両方の
Arcserve Backup サーバをサポートして、NAS
ファイラをバックアップします。
Storage Area Network (SAN) Option のシステム要件
Storage Area Network (SAN) Option
については、システムが Arcserve Backup
ベース製品の最小要件を満たすことを確認してください。
Arcserve Backup Storage Area Network (SAN) Option
をインストールする前に、以下のアプリケーションもインストールする必要があります。
- Arcserve Backup for Windows (プライマリ サーバ)
- Arcserve Backup Central Management Option
- Arcserve Backup Tape Library Option
Tape Library Option のシステム要件
Tape Library Option については、システムが
Arcserve Backup
ベース製品の最小要件を満たすことを確認してください。
Arcserve Backup Tape Library Option
をインストールする前に、Arcserve Backup for
Windows をインストールする必要があります。
注:The Tape Library Option includes support for Tape
RAID.
Arcserve Backup UNIX/Linux Data Mover のシステム要件
Arcserve Backup UNIX/Linux Data Mover には Java 1.6
テクノロジが含まれるため、HP-UX
の一定のパッチ
レベルが必要になる場合があります。HP Web
サイトでパッチに関する最新の情報を参照し、HP-UX
システムに Arcserve Backup Data Mover
をインストールする前に必要なパッチを適用してください。
- HP-UX PA-RISC 11.23, the patch PHSS_37201 or higher is
required
- HP-UX PA-RISC 11.31, the patch PHSS_37202 or higher is
required
AIX システムでは以下が必要です。
- AIX 5.2 では、Fix Pack 5200-08 以降が必要です。
- AIX 5.3 では、Fix Pack 5300-07 以降が必要です。
- AIX 6.1 では、ベース レベル 6100-GOLD が必要です。
- すべての AIX プラットフォームで、xlc.rte
9.0.0.0 以降が必要です。
詳細については IBM の Fix Central Web
サイトを参照し、ご使用のオペレーティング
システムに適したバージョンを確認してください。
以下の表では、Arcserve Backup UNIX/Linux Data Mover
の最小ハードウェア要件について説明します。
Platform |
アーキテクチャ |
RAM |
ディスク空き容量 |
/tmp 内のディスク空き容量 |
Solaris |
SPARC |
256 MB |
250 MB |
400 MB |
IBM AIX |
Power PC |
256 MB |
250 MB |
400 MB |
HP-UX |
PA-RISC |
256 MB |
250 MB |
400 MB |
Linux |
x86 および x64 |
256 MB |
250 MB |
400 MB |
Arcserve Backup Dashboard のシステム要件
Arcserve Backup
ベース製品の最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。
Arcserve Backup Global Dashboard のシステム要件
以下のセクションでは、Arcserve Backup Global
Dashboard の最小システム要件について説明します。
セントラル プライマリ サーバのシステム要件
Arcserve Backup Global Dashboard をセントラル
プライマリ
サーバとしてインストールするための最小システム要件は以下のとおりです。
Arcserve Backup データベース
セントラル プライマリ
サーバ用であれば、Microsoft SQL Server
をデータベースとして使用する Arcserve Backup
と共に Global Dashboard
をインストールしておく必要があります。(Microsoft
SQL Server Express および Microsoft SQL Server 2000
はセントラル プライマリ
サーバではサポートされていません)。
- Microsoft SQL Server 2005
- Microsoft SQL Server 2008
- Microsoft SQL Server 2008 R2
- Microsoft SQL Server 2012
- Microsoft SQL Server 2014
注:これらの要件に加えて、デフォルトの
Arcserve Backup
データベースに必要なディスク容量を考慮する必要があります。使用状況によっては、データベースのサイズは数ギガバイトに達することもあります。
システム/プロセッサ
- デュアル コア プロセッサ(2.8 GHz
以上)またはそれ以上が搭載されたサーバ
メモリ
ディスク容量:
- Global Dashboard 環境に必要な Arcserve Backup
データベース容量
各ブランチ サイトからセントラル Arcserve
Backup へのデータ
アップロードは毎日実行されるため、セントラル
Arcserve Backup データベースは、100
ノードにつき 1 日あたりおよそ 4MB
(各ノードに 4
ボリュームと想定)の容量が増加すると推定されます(または、100
セッションにつき 1 日あたり 1MB)。
セッションの数は、ノードの数に 1
ノードあたりのボリュームの平均数を掛けることにより計算されます。データベース保存期間の日数は、ブランチ
Arcserve Backup
セットアップによって決定されます。
セントラル
サイトに必要なおよそのディスク空き容量は、推定される1
日あたりの Arcserve Backup
データベース増加量(100 セッションにつき
1MB)にデータベース保存期間の日数を掛けることにより計算できます。
例:
10 のブランチ サイトの各サイトに 10
のノードがあり、各ノードに 4
ボリュームがある場合、セントラル Arcserve
Backup データベースは毎日 4MB
ずつ増加します。データベース レコードが
180 日間保存される場合、セントラル Arcserve
Backup データベースは 720MB 必要になります。
- 10 ブランチ サイト x 10 ノード x 4
ボリューム = 400 セッション
- 400 セッション = 1 日あたり 4MB
のデータベース容量増加(100
セッションにつき 1MB)
- 1 日あたり増加量 4MB x
データベース保存日数 180 日 = セントラル
Arcserve Backup データベースに必要な総容量 720MB
注:ブランチの Arcserve Backup
データベースで実行されたデータベースの廃棄処理はすべて、次にデータ同期を実行したときにセントラル
Arcserve Backup データベースに反映されます。
Adobe Reader
電子メール クライアント
Global Dashboard では、セントラル プライマリ
サーバ上の以下の電子メール
クライアントをサポートします。
- Microsoft Outlook 2003、2007、2010、および 2013
- Outlook Express
- Windows Mail
ブランチ プライマリ サーバのシステム要件
Arcserve Backup プライマリ
サーバの最小要件を超えるハードウェアまたはソフトウェアは必要ありません。
Arcserve Backup データベース
ブランチ プライマリ
サーバ用であれば、Microsoft SQL Server または
Microsoft SQL Server Express
をデータベースとして使用する Arcserve Backup
と共に Global Dashboard
をインストールしておく必要があります。
- Microsoft SQL Server 2005
- Microsoft SQL Server 2008
- Microsoft SQL Server 2008 R2
- Microsoft SQL Server 2012
- Microsoft SQL Server 2014
- Microsoft SQL Server 2014 Express Edition
Arcserve Backup Infrastructure Visualization のシステム要件
前述した最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。
Arcserve Backup Infrastructure Global Visualization のシステム要件
Arcserve Backup Infrastructure Global Visualization
については、ユーザのシステムが Arcserve
Backup Global Dashboard
の要件を満たすことを確認します。
インストールに関する考慮事項
以下のセクションでは、Arcserve Backup
とそのエージェントおよびオプションのインストールに関して、前提条件、設定、事前に考慮すべき問題について説明します。
Arcserve Backup ベース製品のインストールに関する考慮事項
以下のセクションでは、Arcserve Backup
ベース製品のインストールに関して、前提条件、設定、事前に考慮すべき問題について説明します。
Agent for Microsoft Exchange Server のインストールに関する考慮事項
以下のセクションでは、Agent for Microsoft
Exchange Server
をインストールする際に考慮すべき点について説明します。
Agent for Microsoft SharePoint Server のインストールに関する考慮事項
以下のセクションでは、Agent for Microsoft
SharePoint Server
をインストールする際に考慮すべき点について説明します。
- Agent for Microsoft SharePoint Server
をインストールする前に、Microsoft Office
SharePoint Server 2007、Microsoft SharePoint Server
2010、Microsoft SharePoint Server 2013、Windows
SharePoint Service 3.0、Microsoft SharePoint Foundation
2010、または Microsoft SharePoint Foundation 2013
をインストールする必要があります。このエージェントは、Microsoft
Office SharePoint Server 2007、2010、または 2013
がサポートされているすべてのオペレーティング
システムでサポートされています。
- Arcserve Backup サーバは、SharePoint
環境で、名前を使ってすべてのマシンに ping
できる必要があります。SharePoint 環境で DNS
(ドメイン ネーム
システム)を使用していない場合は、SharePoint
環境にあるすべてのマシンを Arcserve Backup
サーバの hosts
ファイルに追加する必要があります。
- SharePoint Server ファーム環境では、Microsoft SQL
Server データベース インスタンスをドメイン
アカウントで実行する必要があります。SharePoint
Server スタンドアロン環境では、Microsoft SQL
Server データベース インスタンスをドメイン
アカウントまたはローカル システム
アカウント(SharePoint
インストールの環境設定によって異なる)で実行する必要があります。詳細については、「Arcserve
Backup Agent for Microsoft SharePoint Server ユーザ
ガイド」を参照してください。
- Agent for SharePoint Server
を本リリースにアップグレードした場合、SharePoint
Server Agent の 2
つのアクティブなライセンスが[ライセンス管理]ダイアログ
ボックスに存在することになります。このような事態を避けるには、[ライセンス管理]を起動し、アップグレードしたエージェントの古いバージョンのライセンスを手動で解放します。
- アップグレード中に Agent for Microsoft SharePoint
Server 2003
(サポート終了)が検出された場合、自動的にアンインストールされます。
Agent for Microsoft SQL Server のインストールに関する考慮事項
以下のセクションでは、Agent for Microsoft SQL
Server
のインストールに関して、前提条件、設定、事前に考慮すべき問題について説明します。
- クラスタ環境では、Agent for Microsoft SQL Server
のインストール時に接続の切断エラーが表示される可能性があります。このエラーは、クラスタ化された
SQL を Arcserve Backup
データベースとして選択した場合に、プライマリ/スタンドアロン
インストールで発生します。このエラーを避けるには、SQL
Agent for Arcserve Backup データベース
パッケージを各クラスタ
ノードにコピーして、セットアップを手動で実行します。
- クラスタ対応環境で SQL Server
インスタンスを保護するには、クラスタ対応環境内のすべてのノードに
Agent for Microsoft SQL Server
を手動でインストールする必要があります。
- SQL Agent for Arcserve Backup
データベースをクラスタ対応環境内の他のノードにインストールする場合は、インストール後、SQLAgentRmtInst.exe
および DBAConfig.exe を実行して、クラスタ
ノードの正しい名前とパスワードを入力し、セットアップ処理で
ODBC 通信を作成できるようにします。
- SQL Server に対して Windows
認証を選択すると、SQL Server
のバックアップ時に Arcserve Backup
からセキュリティ情報の入力が要求されません。
Agent for Open Files のインストールに関する考慮事項
以下のセクションでは、Vista マシン、Windows
Server 2008 Core、および Windows 2012 Core に Agent
for Open Files
をインストールする際の考慮事項について説明します。
- Agent for Open Files を Vista
マシンにリモートでインストールすることは可能ですが、ローカル
アカウントのフィルタリングを無効にしておく必要がある場合があります。ユーザー
アカウント制御(UAC)は、ローカルの管理者アカウントが管理共有(C$、Admin$)にリモートでアクセスするのをブロックする
Vista の機能です。
まず、Vista
マシンがドメインの一部であるかワークグループの一部であるかを特定します。インストール先マシンがドメインの一部である場合は、ドメイン管理者アカウントを使用します。Vista
マシンでドメイン
アカウントに管理者権限を付与し、そのアカウントを使用してログオンします。ログオン後は
、Agent for Open Files を Vista
マシンにリモートからインストールできます。
インストール先マシンがワークグループの一部である場合は、クライアント
コンピュータのローカル
アカウントのフィルタリング
ポリシーを無効にします。そのためには、新しいレジストリ
キーを以下のように作成します。
DWORD value:LocalAccountTokenFilterPolicy
場所:HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\system\
New Value:1
インストールの後、LocalAccountTokenFilterPolicy
の値を 0 に設定し、ローカル
アカウントのフィルタリングを再度有効にします。
- Agent for Open Files
のインストール時には、再起動することをお勧めしますが、必須ではありません。再起動しないと、バックアップの際に、エージェントのインストール前に開かれていたファイルにアクセスできない可能性があります。
- Arcserve Backup を Agent for Open Files として Windows
Server 2008 Core および Windows Server 2012
にインストールする場合は、DVD\Install
ディレクトリから直接 mastersetup.exe
を実行する必要があります。DVD
のルートから setup.exe
を実行すると、DemoShield
が起動し、実行するには Internet Explorer
が必要になります。Internet Explorer は、Windows
Server 2008 Core および Windows Server 2012
オペレーティング
システムでは提供されていません。
Media Management Option (MMO)のインストールに関する考慮事項
Enterprise Module は Media Management Option
(MMO、メディア管理機能)の前提条件となるコンポーネントで、MMO
オプションを使用するには、このコンポーネントをインストールする必要があります。
注:MMO は Arcserve メンバ
サーバではサポートされていません。
Enterprise Module のインストールに関する考慮事項
以下のセクションでは、Arcserve Backup Enterprise
Module
のインストールに関して、前提条件、設定事項、事前に考慮すべき問題について説明します。
- Enterprise Module には Image Option
が含まれています。Windows Server 2012
より前のオペレーティング
システムでは、このオプションをインストールした後にコンピュータを再起動する必要があります。
UNIX/Linux Data Mover のインストールに関する考慮事項
UNIX/Linux Data Mover
をインストールする前に、以下の必須タスクを完了しておく必要があります。
Arcserve Backup Agent for Virtual Machines のインストールに関する考慮事項
以下のセクションでは、Arcserve Backup Agent for
Virtual Machines
のインストールに関する考慮事項について説明します。
Client Agent のインストールに関する考慮事項
以下のセクションでは、Arcserve Backup Client
Agent
のインストールに関して、前提条件、設定、事前に考慮すべき問題について説明します。
Agent for Windows
- Client Agent を Vista
マシンにリモートでインストールすることは可能ですが、ローカル
アカウントのフィルタリングを無効にしておく必要がある場合があります。ユーザー
アカウント制御(UAC)は、ローカルの管理者アカウントが管理共有(C$、Admin$)にリモートでアクセスするのをブロックする
Vista の機能です。
まず、Vista
マシンがドメインの一部であるかワークグループの一部であるかを特定します。インストール先マシンがドメインの一部である場合は、ドメイン管理者アカウントを使用します。Vista
マシンでドメイン
アカウントに管理者権限を付与し、そのアカウントを使用してログオンします。ログオン後は、Client
Agent を Vista
マシンにリモートからインストールできます。
インストール先マシンがワークグループの一部である場合は、クライアント
コンピュータのローカル
アカウントのフィルタリング
ポリシーを無効にします。そのためには、新しいレジストリ
キーを以下のように作成します。
DWORD 値:LocalAccountTokenFilterPolicy
場所:HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\system\
新しい値:1
インストールの後、LocalAccountTokenFilterPolicy
の値を 0 に設定し、ローカル
アカウントのフィルタリングを再度有効にします。
- Arcserve Backup クラスタ環境では、各クラスタ
ノードのローカル ドライブに Client Agent for
Windows をインストールする必要があります。
- Client Agent
(Windows、UNIX)を仮想マシン上にインストールする場合は、物理マシン上にある場合と同様にデータをバックアップできる必要があります。
- Arcserve Backup を Agent for Windows として Windows
Server 2008 Core および Windows Server 2012 Core
にインストールする場合は、DVD\Install
ディレクトリから直接 mastersetup.exe
を実行する必要があります。DVD
のルートから setup.exe
を実行すると、DemoShield
が起動し、実行するには Internet Explorer
が必要になります。Internet Explorer は、Windows
Server 2008 Core および Windows Server 2012 Core
オペレーティング
システムでは提供されていません。
Oracle (UNIX/Linux)のインストールに関する考慮事項
UNIX/Linux Data Mover 上の Oracle
データのバックアップおよびリストア時には、以下の点を考慮してください。
- Arcserve Backup UNIX/Linux Data Mover が必要です。
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle (UNIX および Linux)のインストールに関する考慮事項
UNIX/Linux Data Mover 上の SAP R/3 for Oracle
データのバックアップおよびリストア時には、以下の点を考慮してください。
- Arcserve Backup UNIX/Linux Data Mover が必要です。
アップグレードに関する考慮事項
以下のセクションでは、アップグレード時の前提条件、設定、および
Arcserve Backup
ベース製品をアップグレードする前に考慮すべき問題について説明します。
一般的な考慮事項
以下のセクションでは、Arcserve Backup
を使用する際の一般的な考慮事項について説明します。
- Arcserve Backup コマンド ラインでは、AES 256
ビットの暗号化を使用して Arcserve Backup
ベース製品と通信します。
- Microsoft SQL 2000 または VSS
バックアップを実行していて、64
ビット版の Windows
システムにジョブをリストアする場合は、Microsoft
の以下のサポート技術情報を参照して修正プログラムをダウンロードしてください。
- フォルダおよびファイルをリストアする場合は、以下の点に注意してください。
- [ディレクトリの属性とセキュリティ情報をリストア]が有効になっており、[ファイルの属性とセキュリティ情報をリストア]が無効になっている場合、ファイルの暗号化属性はリストアされます。
- [ディレクトリの属性とセキュリティ情報をリストア]が有効になっており、[ファイルの属性とセキュリティ情報をリストア]が無効になっている場合、ディレクトリの圧縮属性はリストアされません。
- [ディレクトリの属性とセキュリティ情報をリストア]および[ファイルの属性とセキュリティ情報をリストア]がともに無効になっている場合でも、ファイルの暗号化属性はリストアされます。
- 新しいサーバに接続するときは、Arcserve
Backup ユーザ
アカウント「caroot」を使用する必要があります。
注:caroot ユーザ
プロファイルは、Arcserve Backup
マネージャおよびバックアップ関連の機能に対するアクセス権のみを制御します。Microsoft
Windows オペレーティング
システムへのログインに必要なユーザ認証情報と混同しないように注意してください。ユーザ
プロファイルの詳細については、「Arcserve
Backup 管理者ガイド」を参照してください。
重要:caroot
のパスワードは、空のままにしないでください。
- 以下は、Hyper-V
ベースの仮想マシンにおけるバックアップおよびリストアに関する情報です。Windows
2008 64 ビット
システムでサポートされる設定は、それらのマシン上で
Hyper-V
が有効になっている場合もサポートされます。
- エージェント(Agent for Open Files、Client Agent
for Windows/Linux、SQL、Exchange および
SharePoint)が仮想マシンのゲスト OS
上にインストールされている場合、仮想マシン上でのデータのバックアップ/リストアは、物理マシン上でのバックアップ/リストアと同様に行われます。
- Hyper-V の仮想マシンへの Arcserve Backup
ベース製品および各種オプションのインストールはサポートされていないため、ローカルの惨事復旧オプションは仮想マシン上でサポートされません。しかし、Client
Agent
が仮想マシンにインストールされている場合には、リモート惨事復旧が物理マシン上と同じようにサポートされています。
以下では、Arcserve Backup Global Dashboard
を使用する際の一般的な考慮事項について説明します。
- Arcserve Backup Agent for Microsoft SQL Server
を使用して、セントラル
データベースを保護できます。
- フル データ同期の実行中、Arcserve Backup
データベース エンジン
サービスは数分間停止されます。これは、Arcserve
Backup ですでに実行されているバックアップ
ジョブに影響を及ぼす場合があります(特に、ジョブがブランチ
ASDB でのログ書き込みに関連している場合)。
- Microsoft SQL Server
の再起動が必要な場合、すべての Global
Dashboard
サービスも再起動されることを確認してください。
以下では、Arcserve Backup Agent for Virtual Machines
を使用する際の一般的な考慮事項について説明します。
以下のセクションでは、Arcserve Backup と
Arcserve D2D
を統合する際に考慮すべき一般的な情報について説明します。
- Arcserve Backup と Arcserve D2D
を統合する場合、Arcserve Backup
は増分/差分バックアップ ジョブからの
Arcserve D2D デスティネーション
フォルダをスキップします。これは、Arcserve
Backup 増分/差分バックアップ
セッションからリストアした場合に、Arcserve
D2D
ファイルのデータの整合性および回復可能性が維持されるようにするためです。
- Arcserve D2D デスティネーション
ファイルおよびフォルダのバックアップでは、以下のようなサポートされていないシナリオおよび考慮すべき制限事項があります。
- Arcserve Backup で、Arcserve D2D
デスティネーション
ファイルおよびフォルダがスキップされるようにするには、ルートまたは共有フォルダ
レベルにある Arcserve D2D
フォルダを選択する必要があります。つまり、Arcserve
D2D と Arcserve Backup
の統合は、以下のシナリオでサポートされます。
- ユーザが共有フォルダまたはルート
フォルダを選択している。
- ユーザが Arcserve D2D
デスティネーションを含むボリュームを選択している。
- ユーザがマシン全体を選択している。
たとえば、バックアップ先が C:\D2D
である場合、D2D-server1
という名前のサーバでは、バックアップ内容は「C:\D2D\D2D-server1」というフォルダに保存されます。しかし、ARCserve
Backup
ジョブを設定するときは、バックアップ
ソースとして D2D
のバックアップ先(C:\D2D)かそれより上のレベルを指定しないと、増分/差分バックアップの際に
D2D フォルダがスキップされないことになります。
- Arcserve Backup は VSS を使用して、Arcserve D2D
デスティネーション
フォルダをバックアップします。バックアップの実行時に
VSS シャドウ
コピーの作成に失敗した場合、Arcserve Backup
は Arcserve D2D デスティネーション
フォルダ全体をスキップします。
- Arcserve D2D
デスティネーションをバックアップするためだけにシャドウ
コピーが作成される場合、以下のシナリオでは、Arcserve
D2D
デスティネーションのバックアップが一貫して実行されません。
- マシンの Arcserve D2D
デスティネーションが複数のボリュームに分散している。
- マシンの Arcserve D2D
デスティネーションが複数のルート
フォルダに分散している。
これは、Arcserve Backup によって Arcserve D2D
デスティネーション ルート
フォルダがバックアップされた後に、Client
Agent for Windows によって VSS シャドウ
コピーが削除されるためです。同じマシンの
Arcserve D2D
デスティネーションが検出されると、新しい
VSS シャドウ
コピーを再作成する必要が生じるため、以前に作成された
VSS シャドウ コピーとの整合性はなくなります。
旧バージョンとの互換性
このリリースの Arcserve Backup サーバ
コンポーネントは、以下のリリースのエージェントを使用してデータをバックアップできます。
- Arcserve Backup r16 (およびすべてのサービス
パック)
- Arcserve Backup r15 (およびすべてのサービス
パック)
- Arcserve Backup r16.5 (およびすべてのサービス
パック)
既知の問題
以下のセクションでは、本リリースの
Arcserve Backup
に関する既知の問題について説明します。
ベース製品の既知の問題
Arcserve Backup
ベース製品に関連して、以下の問題がこのリリースに存在していることが判明しています。
- Arcserve Backup
データベースを元の場所(元のコンピュータまたは元のデータベース
インスタンス)または異なる場所(異なるコンピュータまたは異なるデータベース
インスタンス)にリストアした直後は、Arcserve
Backup
データベースに最新のデータベース情報(たとえば、ファイルのリストおよび物理的な場所)が含まれておらず、リストア
マネージャの[ツリー単位]のソース
ディレクトリ
ツリーに最新の情報が表示されない可能性があります。
この問題を解決するには、以下の手順に従います。
- Arcserve Backup
データベースをリストアした後、マージ
ユーティリティを使用して Arcserve Backup
データベースのバックアップ
セッションをマージします。
- [リストア
マネージャ]ウィンドウをいったん閉じて再度開き、[ツリー単位]のソース
ディレクトリ
ツリーに表示されている情報を更新します。
- フル ノードのバックアップ
ジョブが失敗した後に自動作成されたメークアップ
ジョブを変更する場合、バックアップ
マネージャのソース ディレクトリ
ツリーには、MSDEWriter、SQLServerWriter、および
WMIWriter
オブジェクトが選択された状態で表示されます。これらのオブジェクトは、「除外」テキストと共に表示されるため、メークアップ
ジョブのサブミット時にはバックアップには含まれません。
- メッセージ(テープ
マウントなど)の表示中に Windows
の対話型セッションからログ
オフすると、いくつかの一時ファイルが
Arcserve Backup 一時フォルダに残ります。
- Windows 2003 および Windows 2008 でバックアップ
ジョブを実行すると、Microsoft
がバックアップを推奨しない以下のファイルがレジストリ
キー「FilesNotToBackup」に指定されていても、バックアップに含まれる場合があります。
- index.dat
- MsDtc.log
- dtctrace.log
データベースのリストアの際には、これらのファイルをスキップする必要があります。
- tapecopy が実行された後、同じ tapekey で
Arcserve Backup 操作が実行されると、ソース
テープまたはデスティネーション
テープに影響を与える場合があります。また、tapecopy
の後にソース
テープまたはデスティネーション
テープにセッションが追加されると、Arcserve
Backup
がそのセッションをリストアできない場合があるため、ジョブが失敗することがあります。これは、テープが、テープ名、ランダム
ID、およびシーケンス番号の 3
つの項目で識別されるためです。これら 3
つのテープ識別子を組み合わせたものを
tapeKey と呼びます。tapecopy
ジョブをたとえば「tapecopy -s -d
-t」というコマンドでサブミットすると、Arcserve
Backup ではデスティネーション テープの
tapeKey がソース
テープと同一であると自動的に判断され、1
本のテープのみが存在するかのように認識されます。
デスティネーション テープとソース
テープをまったく同じものとして扱いたくない場合は、tapecopy
コマンドに -idr スイッチを含めて、Arcserve
Backup がデスティネーション
テープに異なるランダム ID
を自動的に割り当て、デスティネーション
テープが厳密にはソース
テープとは同一でないようにすることができます。
- tapecopy コマンドに -idr
スイッチを含めた場合、デスティネーション
テープのランダム ID はソース
テープのものとは同じにならず、その結果、デスティネーション
テープを後で惨事復旧に使用できないようになります。
- tapecopy コマンドに -idr
スイッチを含めない場合、デスティネーション
テープはソース
テープと厳密に同一と判断されるので、デスティネーション
テープを後で惨事復旧に使用できます。
- このリリースの Arcserve Backup では、r12
以前の環境内のメディアと同じ名前で自動的に新しいメディア
プールが作成され、同じ名前で現在の環境内でインベントリ処理されます。
- Arcserve Backup データベースを回復するために
ca_recoverdb.exe
を実行すると、以下の警告が表示される場合があります。
W5110 現在、このデータベースは無効です。
Arcserve Backup
データベースは、回復中はオフラインになります。そのため、この間のクライアント
プログラムからのデータベース
アクセスは拒否されます。このメッセージが表示されても、回復は正常に実行されます。
- Windows 2008 または Windows Vista
上でバックアップ
ジョブを実行しており、[グローバル
オプション]ダイアログ
ボックスでジョブの開始前/終了後に実行するコマンドを指定している場合、Arcserve
Backup
では[実行前/後の処理]タブのユーザ名およびパスワードが無視され、無効なユーザ名およびパスワードを入力した場合でもコマンドが実行されます。セキュリティ検証は
Windows 2003、または XP
システム上でのみ実行されます。
- Citrix 4.5 で製品を発行するには、Arcserve Backup
ホーム
フォルダの読み取りと実行の権限を有効にする必要があります。
- Arcserve Backup
データベースを正常に回復した後に実行する最初のジョブは、ステータス
マネージャ上で ASDB リストア
ジョブと同じジョブ ID
で表示されます。これは、ASDB
が正常に回復された後、ASDB リストア
ジョブに割り当てられたジョブ ID
が失われるためです。
- Arcserve Backup ジョブ ステータス
マネージャを Microsoft Office 2003
と共に実行すると、「ハンドル
リーク」、つまり使用されなくなったのにオープンされているレジストリ
キーが多すぎるという問題が発生する場合があります。この問題を回避するには、Microsoft
Office 2003 の最新サービス
パックをインストールしてください。
- カタログ
データベースのフォルダ名を長いパス名(140
バイト超)に変更した場合、バックアップ実行時にカタログ
ファイルがカタログ
データベースに保存されない場合があり、アクティビティ
ログに E3408 エラーが記録されます。
- クライアント エージェントの「パスワード
セキュリティ」は、Arcserve Backup Agent for Open
Files、VSS Writer などの Client Agent for Windows
でのみサポートされています。パスワード
セキュリティが有効になっており、かつ何らかのデータベース、アプリケーション、またはメッセージング
エージェントが Client Agent
と同じマシンにインストールされている場合は、ノード全体のバックアップはサポートされません。システム
セキュリティがデフォルトの設定です。Arcserve
Backup プライマリ
サーバまたはスタンドアロン
サーバのパスワード
セキュリティを有効にしていると、自動生成されたデータベース保護ジョブは、そのジョブ
キューおよび Arcserve カタログ
データベースで失敗します。データベース、アプリケーション、またはメッセージング
エージェントを実行しているマシン上では、ジョブをサブミットする前にエージェントの環境設定においてパスワード
セキュリティを有効にしないでください。
- SIS (シングル インスタンス
ストレージ)に関連する以下の問題が当リリースに存在することが判明しています。
- アクティビティ
ログに表示されるジョブについては、メディアの圧縮率およびメディアの残量は「0」と表示されます。これは、これらのパラメータがデバイスでサポートされていないためです。
- Arcserve Backup では、24 文字以上の Windows
パスワードをサポートしていません。Arcserve
Backup への Windows エージェント
マシンの追加時には、ホスト名とパスワードの入力が求められます。Windows
では長いパスワードがサポートされていますが、Arcserve
Backup
ではサポートされていないためログオンは失敗します。
- Arcserve Backup
では、通常のデータ回復プロセスを使用してジョブ
キュー
セッションを元の場所にリストアする方法をサポートしていません。
- Arcserve Backup および Arcserve Backup
と同じマシンにインストールされている
Microsoft SQL Express または SQL Server
の起動順序に関連した既知の問題により、システムの再起動後に以下のエラーがイベント
ログに記録される場合があります。
- 失敗の監査:18456 (ソース MSSQL$ARCSERVE_DB)-
SQL Server
サービスが開始されていない状態でクライアント
プログラムがログインしようとしているために失敗します。
- エラー:17187 (ソース MSSQL$ARCSERVE_DB)- SQL
Server
サービスが開始されていないため、クライアント接続を受け入れられません。
- 警告 3:(ソース SQLBrowser)-
サービスが自動的に開始される場合に、この警告が記録されます。Arcserve
Backup
ではこのサービスの設定を使用しませんが、インストーラによって設定が変更されます。このサービスは、自動で開始するよう設定されるべきではありません。この警告を回避するには、
SQL Server Browser
サービスを「無効」に設定してください。
警告 3
が表示されないようにするには、以下の手順に従います。
1.[スタート]-[コントロール
パネル]-[管理ツール]-[サービス]をクリックします。
2.サービスのリストから SQL Server Browser
サービスをダブルクリックして、プロパティを開きます。
3.[スタートアップの種類]を[無効]に変更します。
4.[OK]をクリックします。今後は再起動してもこの警告が表示されなくなります。
どちらも、Arcserve Backup および SQL Server
サービスの開始順序に関連するエラーです。これらのエラーは、SQL
サービスの開始に依存する以下の Arcserve
Backup サービスを調整することで解決できます。
- Arcserve Backup データベース エンジン
- Arcserve Backup Management Service
- Arcserve Backup Universal Agent
- Arcserve Backup テープ エンジン
注:SQL Server がリモート
マシンにインストールされている場合は、Arcserve
Backup を再起動しても影響がありません。
Arcserve Backup サービスを調整する方法
- SQL Server のサービス名を確認します。
以下のレジストリ キーを確認します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\MSSQLXXXX (XXXX は SQL Server の一意の名前で、MSSQLXXXX は SQL Server サービス名です)
- Arcserve Backup サービスの開始が、SQL Server
サービスの開始に依存するよう設定します。そのためには、Microsoft
sc
ユーティリティを使用するか(下記の「ユーティリティを使用する場合」の手順
a から c を参照)、またはレジストリ
キーを手動で設定します(下記の「レジストリを手動編集する場合」を参照)。
ユーティリティを使用する場合
- Windows サポート ツール SUPTOOLS.MSI を Windows
インストール CD
からインストールします。そのために、<CD-ROM
ドライブ>\SUPPORT\TOOLS\
ディレクトリに移動します。
- コマンド
プロンプトを実行します。[スタート]-[すべてのプログラム]-[Windows
Support Tools]-[Command Prompt]を選択します。
- コマンド プロンプト
ウィンドウで、以下のコマンドを入力します。
sc config CASDBEngine depend= MSSQLXXXX
sc config CASMgmtSvc depend= MSSQLXXXX
sc config CASUniversalAgent depend= MSSQLXXXX
sc config CASTapeEngine depend= MSSQLXXXX
- 手順 3 に進みます。
レジストリを手動編集する場合
以下のキーの下にそれぞれ「DependOnService」という名前の複数行文字列値を作成し、その値を
SQL サービス名(手順 1 を参照)に設定します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\CASDBEngine
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\CASMgmtSvc
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\CASUniversalAgent
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\CASTapeEngine
- コンピュータを再起動します。その後、エラーは表示されなくなります。
- Windows Server 2008 マシン上の Arcserve Backup
マネージャで Microsoft
ネットワークが大きくなりすぎる問題を避けるには、コンピュータ
ブラウザ
サービスが有効で、開始されていることを確認します。Windows
Server 2008
システムでは、デフォルトでは、このサービスが無効になっています。
- Arcserve Backup の本リリースを Windows Server 2008
クラスタまたは Windows Server 2012
クラスタのクラスタ
ノードにインストールすると、Arcserve Backup
データベースがバックアップ
マネージャのクラスタ仮想名のリストに表示されます。
- 言語サポート
オプションでデフォルトの照合順序が選択されると、照会単位画面の[ディレクトリ参照]フィールドでは、片仮名と平仮名、半角と全角、大文字と小文字がすべて区別されません。日本語の照合順序が選択されると、片仮名と平仮名、半角と全角、大文字と小文字がすべて区別されて処理されます。照会単位画面の[ディレクトリ参照]フィールド、および検索ダイアログ
ボックスの[ボリューム]フィールドでは、大文字のドライブ文字のみが指定できます。
- 旧バージョンの Arcserve Backup
からこのリリースへアップグレードした後に、Agent
for Microsoft SQL Server
のセキュリティ情報は自動的にはロードされません。続行するにはパスワードを再入力する必要があります。
- Arcserve Backup では、Microsoft
管理コンソールとの統合はサポートされていません。
- Arcserve Backup データベースに SQL Server
を使用するよう設定されており、あるノードから別のノードへのフェールオーバが発生した場合、データベース保護ジョブによって、クラスタ環境にある
Arcserve Backup
データベースを正しくバックアップできない可能性があります。その場合は、データベース保護ジョブを手動で再度実行し、Arcserve
Backup
データベースが正常にバックアップされていることを確認する必要があります。
- フル ノード
バックアップを実行している場合は、以下のレジストリ
キーを追加することによって、システム状態をスキップすることができます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA ARCserve
Backup\ClientAgent\Parameters
値の名前:SkipSystemStateBkup
データ型:REG_DWORD
値:1
32 ビット版 OS、ローカルのバックアップ
ジョブの場合は、以下のキーを追加します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA ARCserve
Backup\Base\Task\Backup
値の名前:SkipSystemStateBkup
データ型:REG_DWORD
値:1
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA ARCServe
Backup\Base\Task\Backup
値の名前:SkipSubmitDetailEX
データ型:REG_DWORD
値:1
- Microsoft は、Windows Vista、Windows Server
2008、Windows Server 2008 R2、および Windows 7
システム上でのシンボリック
リンクのバックアップを推奨していません。これは、ユーザ
データおよびシステム
データのデフォルトの場所(Documents and
Settings フォルダなど)が、以前の Windows
オペレーティング
システムとは異なるためです。シンボリック
リンクそのものではなく、シンボリック
リンクが参照しているフォルダをバックアップすることをお勧めします。
- バックアップ マネージャ ディレクトリ
ツリーの Windows システム オブジェクトから
Windows Server 2003 x64
システムを参照すると、パフォーマンスが低下する場合があります。Arcserve
Backup
でこのような現象が発生するのは、複数の環境条件により、VSS
ライタによる VSS
メタデータの表示が引き起こされるためです。この問題を解決するには、バックアップ
マネージャが VSS
メタデータを表示しないようにすることが必要です。しかし、VSS
メタデータなしでは、指定したコンピュータのディスクしか参照できません。バックアップ
マネージャが VSS
メタデータを表示しないようにするには、次のレジストリ
キーを 3
に設定します:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA
ARCserve
Backup\ClientAgent\Parameters\VSSWriterBrowseOption.
- Hyper-V
仮想マシンを別の場所にリストアする際、CD/DVD
の名前が元のバックアップと同じでない場合、Arcserve
Backup
はターゲットの電源をオンにすることができない場合があります。この問題を解決するには、リストアをサブミットする前に、リストア先の
CD/DVD
名が元の場所のものと同じであることを確認します。別の方法としては、リストアが完了した後、VM
の設定を編集して CD/DVD
の場所をデスティネーション
サーバの使用可能な場所に変更する方法があります。
- Hyper-V
仮想マシンを別の場所にリストアする際、ネットワーク
スイッチのフレンドリ名が元のバックアップでの名前と異なる場合は、Arcserve
Backup によって対象の VM
の電源をオンにできない場合があります。この問題を解決するには、リストアをサブミットする前に、リストア先(別の場所)のネットワーク
スイッチのフレンドリ名が、元の場所でのフレンドリ名と同じであることを確認します。別の方法としては、リストアが完了した後、VM
の設定を編集してネットワーク
スイッチの名前をデスティネーション
サーバで使用可能な名前に変更する方法があります。
- RDX などのリムーバブル
メディアにバックアップ
ジョブをサブミットする場合、[メディアをイジェクト]オプションと[エクスポート]オプションの両方を設定しないようにしてください。[エクスポート]オプションは[メディアをイジェクト]オプションより優先されますが、このデバイスはエクスポートをサポートしないため、ジョブが完了してもデバイスはイジェクトされません。
- RAID
グループには通常複数のデバイスが含まれるにもかかわらず、アプリケーションに対しては
1
つのデバイスとして表示されるため、[ジョブ履歴]には
RAID
グループにバックアップされたセッションのデバイス/メディア情報が表示されません。
- Data Mover バックアップ ジョブ
スクリプトをバックアップ マネージャ
コンソールから保存する場合、Data Mover
のソース、デスティネーション、およびグローバル
オプションのチェックが実行されません。 そのため、ジョブのサブミットおよびサポートされないオプションの削除について、ユーザに警告したり操作を実行できないようにするためのメッセージが
GUI 上に表示されません。 保存したジョブ
スクリプトをジョブ ステータス
マネージャから再ロードすると、ジョブは失敗します。
この問題の回避策として、以下のいずれかを選択してください。
- バックアップ マネージャ
コンソールで[サブミット]ボタンをクリックしてジョブをサブミットします。[セキュリティおよびエージェント情報]ダイアログ
ボックスが表示されます。[OK]をクリックすると、[ジョブのサブミット]ダイアログ
ボックスが開きます。[保存]ボタンをクリックして、ジョブ
スクリプトを保存します。
- [保存]メニューまたは[名前を付けて保存]メニューを選択してジョブ
スクリプトを保存すると、ジョブ
ステータス
マネージャでこのジョブを再ロードおよび編集でき、ジョブを再度サブミットすることができます。その場合、すべてのチェックが実行されます。
- [保存]メニューまたは[名前を付けて保存]メニューを選択してジョブ
スクリプトを保存し、バックアップ
マネージャ
コンソールで[開く]メニューをクリックしてジョブ
スクリプトを開き、[サブミット]ボタンをクリックしてジョブをサブミットできます。その場合、すべてのチェックが実行されます。
- Arcserve Backup では、転送可能なシャドウ
コピー(HDVSS)において、1
つのバックアップ ジョブのソース
ディスクとして 1 つのライタ(Oracle、MSDE
など)のみがサポートされます。1
つのバックアップ
ジョブに複数のソースディスクを含めると、ジョブは失敗します。
- 複数の IP
アドレスを持つサーバを登録するために
Arcserve Backup
からエージェントの追加/インポート/エクスポートのメニューを選択すると、Arcserve
Backup グループ ビューでは最初の IP
アドレスしか認識されません。 Arcserve Backup
グループ
ビューでは、ノードが登録された後に IP
アドレスを変更することができません。 クラシック
ビューの場合には、コンテキスト
メニューから[エージェントの修正]を選択して変更することができます。
- [アクティビティ
ログ]タブの[次でグループ化:
ジョブ]オプションが指定されている場合、ジョブ
ステータス マネージャでは、Data Mover
サーバ用のアクティビティ ログ
データを表示できません。
重要:この現象は、バックアップ
マネージャの[スタート]タブで[UNIX/Linux
Data Mover
バックアップ]を使用してジョブがサブミットされたときに限って発生します。
- Arcserve Backup で SQL Server
をデータベースとして使用しており、SQL
インスタンス名が「ARCSERVE_DB」である場合、Arcserve
Backup
データベースを回復するには、データベース回復ウィザードではなく
ca_recoverdb.exe を使用してください。
- デバイス
マネージャからクラウド接続を追加するときに、ユーザがドメイン
パスワードおよびプロキシ認証情報を入力すると、システムは認証情報をキャッシュします。ユーザが別の接続を追加するときに、誤ったドメイン
パスワードおよびプロキシ認証情報を指定するか、何も入力しなかった場合、システムはキャッシュされている認証情報を取り出し、クラウド接続を正常に追加します。
回避策として、作業しているコンピュータから
Cookie
を削除するか、またはこのコンピュータを再起動します。これにより、キャッシュされた認証情報が取り消されます。
- ディスク ステージング
ジョブのマイグレーション
ジョブが完了した後、セッション単位でリストアする方式では、2
つのセッション(ステージング
セッションおよびマイグレーション
セッション)から特定のファイルが検索されます。一方、照会単位でリストアする方式では、1
つのセッションからのみ(ステージング
セッションまたはマイグレーション
セッションのどちらか 1
つ)からファイルが検索されます。
注:マイグレーションの完了後にボールトを作成すると、リクエストされたファイルは、このボールトにテープを
1 つだけセットする 1
つのセッションにのみ(ステージング
セッションまたはマイグレーション
セッションのどちらか 1 つ)指定されます。
- コンピュータ認証情報が変更された場合、Arcserve
Backup Manager
から、コピー、パージ、またはカウント
ユーティリティを開くことはできません。これは、ユーザが既存のユーザ名を使用して、共有リソースへの接続を作成した場合、他のユーザ名で同じリソースへの接続を作成することはできないという
Windows の制限の 1 つです。
- ステージング場所として
FSD、デスティネーションとしてクラウド
デバイスが指定された状態でステージング
ジョブをサブミットすると、予期しないクラスタ
フェールオーバーが発生した後、テープ
エンジンではクラウド
デバイスを初期化する時間が必要になるため、マイグレーション
ジョブが再開されません。
回避策として、Arcserve Backup
は、マイグレーション処理を続行するために、失敗したマイグレーション
ジョブのメークアップ ジョブを作成します。
- 失敗した caauthd.exe ファイルのバックエンド
プロセスのためにクラスタ環境上でフェールオーバが発生すると、Windows
はバイナリ
ファイルにアクセスできないため、有効なユーザ名およびパスワードを使っていても、Arcserve
Backup にはログインできません。
回避策として、Arcserve Backup Domain Server
サービスを再起動します。
- Arcserve Backup r16 のプレリリース
バージョンを使用して、Eucalyptus のクラウド
デバイスへマイグレートされたバックアップ
セッションからデータを回復するには、以下のプロパティを
CCIConfig 初期化ファイルに追加します。
ファイルの場所:
<BAB_HOME>\CCI\Config\CCIConfig.ini
プロパティ:
[Eucalyptus_Config]
UseOldDecode=1
注:新規デバイスを使用するには、UseOldDecode
プロパティの値を 0
に設定します。デフォルトでは、UseOldDecode
プロパティは CCIConfig
初期化ファイル内に存在しません。UseOldDecode
のデフォルト値は 0 です。
- Arcserve Backup
の別のバージョンを使用して仮想マシン上で実行されるプロキシ
サーバおよびエージェントに対して後方互換性がサポートされていません。
- Windows 8 および Windows Server 2012
オペレーティング システムでのシン
プロビジョニングでは、Raw
ボリューム/ディスク
リストア用にバックアップするボリューム
サイズと同等の物理ディスク容量が必要です。
- Arcserve Backup は、セクタ サイズが 4 KB
として定義されているコンピュータのシステム状態のバックアップと惨事復旧はサポートしていません。
- BitLocker
ドライブ暗号化によって保護されるドライブを参照およびバックアップするには、オペレーティング
システムにログインし、ボリュームのロックを解除してからバックアップ
ジョブをサブミットします。BitLocker
ドライブ暗号化で保護されている場合、バックアップ
マネージャは、ドライブ内の個々のディレクトリとファイルを表示できないため、バックアップをサブミットできません。この動作は、BitLocker
で保護されているドライブにデータをリストアするプロセスにも適用されます。リストア
ジョブをサブミットする前に、オペレーティング
システムにログインしてボリュームのロックを解除します。
- 最適化された NTFS デデュプリケーション
ボリュームをバックアップすると、失敗したものとしてジョブ
モニタに表示されます。この動作は、Arcserve
Backup のジョブ
モニタが、ファイルの物理サイズではなく論理サイズを計算するために発生します。正確なデータは、ジョブの最後にアクティビティ
ログで確認できます。
- Windows Server 2008 R2 または Windows Server 2008 R2 SP1
システムで Hyper-V VSS ライタ
バックアップを行う場合、クラスタ共有ボリュームの状態がリダイレクション
モードに設定されていると、バックアップが失敗する場合があります。この問題を修正するには、Windows
Server ホットフィックス 2674551
をインストールしてください。サーバにホットフィックスを適用すると、状態をオンラインに設定し、Hyper-V
VSS ライタのバックアップ
ジョブを正常に完了させることができます。
- 特定のセクタ
サイズ(4k)の物理ディスク/ボリュームのバックアップ
セッションを、異なるセクタ サイズ(512
バイト)の物理ディスク/ボリュームにリストアしようとすると、ジョブが失敗します。これは、バックアップ
セッションのディスク
デバイスおよびメディアの配置が、ファイルとフォルダがリストアされるデスティネーション
デバイスと一致しないためです。
- Raw バックアップでは、バックアップ
メディアのコンテンツのスキャンおよび比較はサポートされていません。
- NTFS
デデュプリケーション最適化セッションのリストア後、ディスクにリストアされたバイト数とリストアされた実際のファイル
サイズが異なっています。この動作は、ユーザ
ファイルのデータが複数の NTFS
デデュプリケーション メタデータ
ファイルに分散している場合に発生します。
- 既知の SQL Server Management Studio 2012 SP1
の問題により、次の問題が発生します。Arcserve
Backup
を初めてインストールするか、またはセットアップ/サイレント/Agent
Deployment/リモート
インストールを使用して最新リリースにアップグレードする際、ターゲット
マシンに SQL Server Management Studio 2012 SP1
がインストールされていると、アプリケーションのアンインストールが失敗する場合があります。詳細については、Microsoft
Web サイトの技術情報 770630 を参照してください。
この動作を修正するには、基本と完了の両バージョンの管理ツール機能をアンインストールします(リンク先の記事に該当する場合のみ)。
- (グローバル バックアップ)バックアップ
メディアとディスクの比較オプションを指定して
Arcserve D2D
ノードに対するバックアップをサブミットした場合、ジョブは正常に完了しますが、ジョブのステータスは失敗となり、アクティビティ
ログに以下のメッセージが表示されます。
このクライアント エージェントでは、Arcserve D2D セッションの比較はサポートされていません。
これは正常な動作です。比較オプションは、Arcserve
D2D セッションではサポートされていません。
- Arcserve Backup
インストール画面は、インストール
メディア(ISO イメージまたは
DVD)がリモートの場所でマウントされると、応答を停止する場合があります。この動作が発生した場合は、インストール
メディアをローカルの場所でマウントします。
- 仮想マシンのバックアップ ジョブが、Windows
Server 2012 を実行中のバックアップ
サーバから実行されている間、すべての仮想マシンのステータスが常に[バックアップしています]と表示されます。この動作が発生するのは、Client
Agent for Windows
を使用するか、または仮想マシンをバックアップするために
Hyper-V VSS ライタを使用して、Hyper-V
サーバのフル ノード
バックアップを実行する場合に限られます。さらに、仮想マシン上のさまざまなタスク(電源オン、電源オフ、保存、一時停止、リセット、名前の変更、およびレプリケーションの有効化など)を実行できません。
- テープのコピーを使用してソース
テープからデスティネーション
テープ(デスティネーション
テープはブランク
メディア)にコピーする場合、テープ
スパンの実行中のエラーを回避するため、-idr
パラメータを使用してデスティネーション
テープ上に新規のランダム ID
を生成します。詳細については、関連の Arcserve Backup KB
記事を参照してください。
- 初めて Arcserve Backup を Windows サーバ 2012 R2
マシンにインストールする場合、それがローカルまたはリモート
インストールでも、設定プロセス用の警告メッセージの遅延が発生します。インストールをキャンセルする前に、これらのメッセージが表示されるのを待機することをお勧めします。弊社ではこの問題の解決を予定しております。
- バックアップ
マネージャの[デスティネーション]タブで[重複したメディア
プレフィックス]を指定した場合、Arcserve
Backup ではマルチバイト文字および Unicode
文字はサポートされません。
Client Agent の既知の問題
Client Agent
に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。
- Client Agent for Windows では、64 ビットマシンに
32 ビット
コンポーネントをインストールすると、マシン上に
PortsConfig.cfg ファイルが 2
つ生成されます。64 ビット
コンポーネントの PortsConfig.cfg ファイルは
c:\Program Files\CA\SharedComponents\ARCserve Backup
にあり、32 ビット コンポーネントの
PortsConfig.cfg ファイルは c:\Program Files
(x86)\CA\SharedComponents\ARCserve Backup
にあります。どちらかに変更を加えた場合、もう一方にも同じ変更を加えないと、コンポーネントが互いに通信できなくなることがあります。
- Client Agent for SAP
は、サーバ側での暗号化および保護マイグレーションをサポートしません。
- 64 ビット
マシン上では、[OK]をクリックした後も、警告メッセージが数回にわたって表示されることがあります。VMware
アダプタを無効にすると、メッセージは 1
回表示されるだけになります。
- Citrix を使用しており、Microsoft SQL を Citrix
データベースとして使用している場合、Citrix
Metaframe 4.0 Server をリストアする前に Citrix SQL
インスタンスを再起動する必要があります。
- リモート
システムからエージェントをアンインストールする場合、そのシステムの
Universal Agent
サービスを再起動し、バックアップ
マネージャを再起動する必要があります。再起動していない場合、再びバックアップ
マネージャにリモート
システムが表示されてしまいます。
- Windows 2003 64 ビットまたは Windows 2008
で、[メディアへのバックアップ後にソース
ファイルを削除(使用には注意が必要)]オプションを有効にしてリモートまたはローカルのバックアップを行う場合、正しい結果を取得するには以下のレジストリ
キーを 0 に設定する必要があります。
キー:
DeleteDirInMigration
場所:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA ARCserve Backup\ClientAgent\Parameters
値:
ディレクトリ フォルダを保持する場合は「0」、削除する場合は「1」。
- Client Agent for Windows
を使用して、ボリュームとしてマウントされた仮想ハード
ディスク(VHD)上のファイルおよびフォルダを保護できます。マウントされた
VHD のソース データに、オペレーティング
システムのシステム状態と関連付けられていないハード
リンク
ファイルおよびフォルダが含まれている場合、Arcserve
Backup では、ハード リンク
ファイルを複数の個別のファイルとしてバックアップします。そのため、バックアップ
データの格納に必要とされるディスク容量が、バックアップするデータの実際の容量より大きくなります。
- リストア
ジョブをサブミットし、デフォルトのタイムアウト
セッションに対する時間の超過が原因で失敗した場合、接続は切断され、エージェントは失敗します。これは、複数のテープにわたるセッションからファイルをリストアしようとすると発生します。
回避策として、ReceiveTimeout
値を増やすことにより、ジョブがその目的を完了するために十分な時間をかけることができるようにします。そのためには、以下のレジストリを使用します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Computer Associates\CA ARCServe Backup\ClientAgent\Parameters\ReceiveTimeout
ReceiveTimeout の値を変更するには、ReceiveTimeout
を右クリックして[修正]を選択します。[値のデータ]フィールドを変更し、リストア
ジョブの失敗を回避できるような値に設定します。
注:ReceiveTimeout
の値は秒単位で設定します。 たとえば、7200
秒は 2 時間です。リストア ジョブが 7200
秒でも失敗する場合は、この値を増やすことができます。
- リモート共有上にあるアプリケーション
ベースのライタ データ(SQL Server データや
Hyper-V
仮想マシンなど)をバックアップした場合は、リストア
ジョブを開始する前に、リモート共有が存在することを確認してください。これは、Client
Agent for Windows および Agent for Virtual Machine
での復旧で行います。
注:惨事復旧の実行中、アプリケーション
ベースのライタにはアクセスできません。この動作を解決するには、システム状態とボリュームを復旧し、コンピュータをオンライン状態にしてからライタを復旧します。その後、アプリケーション
ライタの復旧が開始されたら、リモート共有上のアプリケーション
データにアクセスできます。
- フル
システム、ボリューム、ライタ、またはシステム状態を対象とした、ボリューム
シャドウ
コピー(VSS)とマルチストリーミングを使用して実行する
Client Agent (Windows 用)のバックアップ
ジョブは、[物理ディスク/ボリュームのバックアップおよびリストアを有効にする]オプションがバックアップ用に指定されていると、正常に終了しません。[物理ディスク/ボリュームのバックアップおよびリストアを有効にする]オプションは、[Arcserve
Backup Agent 管理]の[環境設定]ダイアログ
ボックスで指定します。この動作を防ぐには、このタイプのバックアップでは[物理ディスク/ボリュームのバックアップおよびリストアを有効にする]オプションをオフにします。
- Client Agent バックアップ ジョブは、iSCSI
ターゲット ストレージ プロバイダ(VDS
および VSS ハードウェア
プロバイダ)機能が有効化された Windows
Server 2012 オペレーティング
システム上で実行している仮想マシンをエージェントを使用してバックアップしようとすると、失敗する場合があります。以下のようなメッセージがアクティビティ
ログに表示されます。
ボリューム シャドウ サービス プロバイダに予期しないエラーが発生しました。エラー コードはエラー ログに記録されます。
この動作を修正するには、Windows Server 2012
上で iSCSI ストレージ
プロバイダの識別用認証情報を設定します。詳細については、Microsoft
Windows Server TechNet
ライブラリで、以下の記事の「Step
4」を参照してください。http://technet.microsoft.com/en-us/library/hh848268
- システムのジャンクション
ポイントは、互換性の目的でシステムによって生成されたものであるため、Arcserve
Backup
ではそれらをトラバースしません。エージェントは、ジャンクション
ポイントを無視し、システムのバックアップを続行します。
Arcserve Backup ライセンス登録に関する既知の問題
以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。
- トライアル
キーを適用する場合、同じコンポーネントに適用される最新のキーが以前に適用されたキーより優先されることに注意してください。たとえば、Exchange
Server Agent に 2
つのキーを適用したとします。最初のキーは
3 ユーザ用、2 番目のキーは 5
ユーザ用です。適用された最新キーに基づき、許可されるユーザ数は
5
になります。この問題は、同じ日に適用されるトライアル
ライセンスに影響します。
Agent for Informix の既知の問題
Agent for Informix
に関連する以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。
- バックアップ マネージャではなく Informix
のバックアップおよびリストア
ユーティリティを使用する場合、バックアップまたはリストア
ジョブをサブミットする前に Informix Agent
Batch Job Configuration ユーティリティ dbacfg
を使用してセキュリティ情報を定義する必要があります。
注:For more information about the dbacfg utility, see
the Agent for Informix Guide.
- リモート Arcserve Backup を使用して Informix
サーバをバックアップまたはリストアする場合、Informix
サーバに作成された本来のバックアップ
ジョブとリストア ジョブが、Informix
サーバの現地時間に基づいて Arcserve Backup
サーバにスケジュールされます。そのため、Arcserve
Backup マシンと Informix サーバ
マシンとの時間の差が、バックアップやリストアを遅延させることがあります。この遅延を防ぐには、両方のマシンの時間を同期化します。
- クライアント
エージェントでツリー単位を使用してリストア処理を行うと、データベースはリストア
マネージャ内の[Microsoft Windows
Network]アイコンの下に表示されます。
- Informix
インスタンスの展開に失敗し、アクティビティ
ログに「エージェント機能のエントリポイントがサポートされていません」と表示された場合、原因としては
dbaifmx.dll
がロードに失敗した可能性が考えられます。この問題を回避するには、サイレント
インストールの代わりに GUI を使用して
Informix をインストールすることをお勧めします。
- リモート
バックアップでは、バックアップ対象のエージェント
マシン上で Microsoft Networks
の[ファイルとプリンタ共有]を有効にする必要があります。
- ドメイン内のコンピュータでアカウント
ログオン
イベントのパススルー認証をサポートするには、Net
Logon サービスを起動する必要があります。
- Agent for Informix
は、エージェント側での圧縮をサポートしていません。
- Agent for Informix
は、サーバ/エージェント側での暗号化および安全なマイグレーションをサポートしていません。
- 複数の Informix
インスタンスを同じメディアにリストアしようとすると、Arcserve
Backup
がそれらを連続的にリストアできないため、リストア
ジョブが失敗します。複数の Informix
インスタンスを正常にリストアするには、インスタンスごとに、前のジョブが正常にリストアされてから新しいジョブをサブミットして、インスタンスを
1 つずつリストアできます。
- 暗号化はサポートされていません。Informix
バックアップ向けにサーバ側の暗号化が有効になっている場合は、ジョブがサブミットされると以下のメッセージが表示されます。
警告:Encryption will be skipped for Informix backups
- ジョブを繰り返した場合、バックアップ
ジョブまたはリストア
ジョブに失敗することがあります。Informix
インスタンスでは、ジョブ完了までにバックアップまたはリストアされる
dbspace を Windows
が記録します。何らかの原因でジョブが失敗した場合、Windows
レジストリはその dbspace
のキー値を消去しません。同じ Informix
インスタンスで別のバックアップ
ジョブまたはリストア
ジョブを実行する場合、バックアップ
ジョブまたはリストア
ジョブの失敗の後にそのレジストリ
キー値を消去しなければ、次のジョブは失敗します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA ARCserve Backup\DSAgent\CurrentVersion\agent\dbaifmx@<Informix_Instance_Name>\LastObject
- バッチ ジョブ環境設定を Agent for Informix
を使用して実行している場合、[サーバ]
および
[ドメイン]フィールドにはマシン名のみを入力できます。マシンの
IP アドレスを入力することはできません。
Agent for Lotus Domino の既知の問題
Agent for Lotus Domino
に関連する以下の問題がこのリリースに存在することが分かっています。
- 可能な場合は、サーバ名が 79
文字より長くならないようにしてください。Arcserve
Backup では、79
文字の制限を超える文字を切り捨てて最後の
2 つの文字(78 番目と 79 番目の文字)を 01
に置き換えます。この制限を超える追加の
Domino サーバがある場合は、Arcserve Backup
はサーバ名を切り捨てて名前の最後の 2
つの文字に 02、03、04
などのシーケンスを使用します。例:
- Domino サーバ名が 79 文字以上の場合、Arcserve
Backup は、名前を 79
文字に切り捨て、残り最後の 2
文字を以下の例のように変更します。
Original: User11111111112222222222333333333344444444445555555555666666666677777777778888888888
First Server: User11111111112222222222333333333344444444445555555555666666666677777777778888888801
Additional: User11111111112222222222333333333344444444445555555555666666666677777777778888888802
注:If you are upgrading to the current version of the
Arcserve Backup Agent for Lotus Domino, the character
limitation for server names is still 30
characters.文字列の制限が 79
文字になるのは、新しいサーバ名の場合のみです。
- If you use Arcserve Backup to back up Lotus Domino 8.5.1
x32, the Domino Server task window displays a list of
unknown tasks, such as, Task name:5B740001:0001,
Status:[.これを防ぐには、最新の修正パックを適用します。修正パックは
IBM Support Portal で「Notes/Domino 8.5.1 Fix Pack 5 Release Notice & Fix List」をクリックしてダウンロードできます。
Note:This issue applies to the following environment:
Domino Agent:Lotus Domino Agent r15 or r16 on Windows
Server 2003 x86
アプリケーション:IBM Lotus Domino 8.5.1 x86 (DAOS
enabled)
Agent for Microsoft Exchange Server の既知の問題
Agent for Microsoft Exchange Server
に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。
- エージェントは、Microsoft Exchange Server
の旧バージョン(Exchange Server 2007、Exchange
Server 2010 など)から Exchange Server 2013
データベースへのデータベース レベル
バックアップの回復をサポートしていません。
- エージェントは、r16.5 Update 3
リリースで、Exchange Server 2013
データのドキュメント レベル
バックアップをサポートします。
- Microsoft Exchange サーバ
ディレクトリをバックアップ
ソースとして選択して、Client Agent
でファイル
システムのバックアップを行う場合、以下の点にご注意ください。
- Exchange Information Store
が実行中の場合、バックアップ中に Exchange
サーバ ファイルはスキップされます。
- Exchange Information Store
が実行中でない場合、バックアップ中に
Exchange サーバ ファイルはスキップされません。
- BrightStor ARCserve Backup Agent for Microsoft Exchange
Server バージョン 11.5
でバックアップされた古いメールボックス
ストア セッションを回復用ストレージ
グループにリストアする場合、このリリースの
Microsoft Exchange Server Agent
では、実際にデータのリストア処理が開始する前に回復用ストレージ
グループ内でリストア対象のメールボックス
ストアが属していたストレージ
グループ全体の全メールボックス
ストアが作成されます。
- Agent for Microsoft Exchange Server がマルチ
ストリーミング/マルチプレキシングを使用してストレージ
グループ/メールボックス
データベースをバックアップする方法を制御するために、新しいレジストリ
キーが Arcserve Backup
に対して作成される必要があります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\Arcserve
Backup\Base\Task\Backup\SingleStreamExchangeAgent
値:
1 - Exchange ストレージ グループは 1
つのストリームでバックアップされます。
0 (または設定なし)-
動作は変更されません(別のストリームが使用されます)。
- Windows クライアント エージェントおよび
Exchange エージェントが Exchange
サーバにインストールされ、Windows
クライアント エージェントが、パスワード
セキュリティ
オプションを使用するよう設定されている場合、Exchange
ドキュメント
レベルはバックアップとリストアのための参照ができません。
- 2 つの異なる Arcserve サーバ上で、異なる
Windows ドメイン アカウントを使用して
Exchange ドキュメント
レベルを参照する場合、Exchange
ドキュメント
レベルでの参照に失敗します。この問題が発生した場合は、UnivAgent
サービスを再起動して問題を解決する必要があります。
- バックアップ
ジョブがセッションを作成する場合に[暗号化]オプションを選択し、そのバックアップ
セッションのリストア
ジョブを実行すると、セッションは失敗します。バックアップ
ジョブで[暗号化]オプションを選択しないでそのバックアップ
セッションのリストア
ジョブを実行すると、セッションは失敗しません。このシナリオは、Agent
for Microsoft Exchange Server r12.5.1
のみにおいて発生します。
- Arcserve Backup は、ドキュメント
レベルのバックアップの実行において、Microsoft
Exchange Server 2013 受信トレイ
ルールのバックアップをサポートしません。Microsoft
ではこの問題を認識しており、代わりのソリューションを提供しようとしています。
- ドキュメント レベルで Exchange Server 2013
のデータをバックアップする際に、一部のデータのコピー後に、バックアップ
ジョブが応答しなくなる場合があります。この問題が発生した場合は、データベース
レベルでバックアップを実行することをお勧めします。Microsoft
ではこの問題を認識しており、代わりのソリューションを提供しようとしています。
- Arcserve Exchange Granular Restore
ユーティリティを使用する場合、すべての項目がライブ
サーバにリストアされるわけではありません。
症状
リストア
ジョブの後、以下の項目プロパティが正しくリストアされていない可能性があります。
- InternetHeaders
- RTFCompressed
- Codepage
- DateCompleted
- TaskRecurrence
- RecurrencePattern
- AppointmentTimeZoneDefinitionEndDisplay
- ReminderTime
- CommonEnd
- AppointmentStartWhole
- AppointmentEndWhole
- BusyStatus
- Meeting Owner
- Company Name of Task
解決方法
見つからない項目をリストアするには、PST
へのエクスポート オプションを使用します。
- 電子メールを検索し、検索結果から電子メールをリストアした場合、電子メールをメールボックスにリストアできません。メールボックスを参照し、リストアする電子メールを選択した場合、電子メールは正常にリストアされます。
Agent for Microsoft SharePoint Server の既知の問題
Agent for Microsoft SharePoint Server
に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。
- Arcserve Backup Agent for Microsoft SharePoint Server 2007
が実行されているサーバに修正モジュール
QO94901 を適用した場合、Arcserve Backup
マネージャで SharePoint
ファームが表示されなくなり、アクティビティ
ログに AE9956 COM+
の初期化エラーが表示されることがあります。この問題を防ぐには、以下の手順に従います。
- Agent for Microsoft SharePoint Server 2007
がインストールされたマシンのいずれかで、[管理ツール]-[
コンポーネント
サービス]を選択して開きます。
- SPSO12 コンポーネントを選択して削除します。
- Windows
の[スタート]メニューから、[すべてのプログラム]
- [Arcserve] - [Arcserve Backup] - [Backup Agent
管理]をクリックします。
- プルダウン メニューから[Arcserve Backup for
Windows Agent for Microsoft SharePoint Server
2007]を選択します。
- メニューから[オプション] -
[環境設定]をクリックします。
- 各フィールドを更新し、[認証情報のリセット]チェック
ボックスをオンにします。
- Arcserve Backup
マネージャを閉じて再度開きます。SharePoint
Server Agent を展開すると Microsoft SharePoint Server
2007 ファームが表示されます。
- Agent for Microsoft SharePoint Server 2007
を以前のリリースから最新のリリースにアップグレードするときに、サーバ
ファームのインストール(完全インストールおよび
Web フロントエンド
インストール)を選択した場合は、ファームの作成に必要なファーム管理者と同じユーザ名を使用してください。これにより、インストール後にエージェントを再設定する必要がなくなります。この制約は、SharePoint
シングルサーバ
インストール(スタンドアロン)には関係がありません。
- Arcserve Backup Agent for SharePoint Server
では、異なるディスクに複数のデータ
ファイルを持つコンテンツ
データベースのリストア処理はサポートされていません。
- Wiki ページ
ライブラリを元の場所へリストアする場合、Wiki
ページ ライブラリ リンクは SharePoint Server
ポータルの[クイック起動]セクションには表示されません。しかし、ポータルの[すべてのサイト
コンテンツの表示]セクションに Wiki
ページ ライブラリ リンクが表示されています。
注:これは Microsoft SharePoint Server の制限です。
- コミュニティ サイトおよび eDiscovery
テンプレートを使用してサイト
コレクションをリストアすると、リストア
ジョブは失敗します。リストア
ジョブが失敗すると、以下のようなメッセージが生成されます。
名前空間 'urn:deployment-manifest-schema' の要素 'Field' はテキストを含むことはできません。指定できる要素の一覧: 名前空間 '##any' 内の任意の要素
コミュニティ サイト
テンプレートを使用してサイト
コレクションをリストアすると、最初のリストア
ジョブは正常に完了します。しかし、後に続くこのテンプレートを使用したリストアは失敗します。eDiscovery
テンプレートを使用してサイト
コレクションをリストアすると、このテンプレートを使用するリストアは、最初のリストアもその後のリストアもすべて失敗します。
注:これは Microsoft SharePoint Server の制限です。
- Microsoft SharePoint Server の制限により、フル
ファーム
リストアの実行は以下のようなエラー
メッセージが表示されて失敗します。
コンポーネント(590/998)Farm\Microsoft SharePoint
Foundation Web Application\XXXXXXXXX
が失敗しました。失敗メッセージ:オブジェクト
XXXXXXXXX がイベント OnRestore で失敗しました。
詳細については、バックアップ
ディレクトリのファイル spbackup.log または
sprestore.log を参照してください。
FileLoadException:Filename:\\?\C:\Windows\system32\inetsrv\config\applicationHost.config
エラー:環境設定ファイルに書き込むことができません。
この動作が発生するのを防ぐには、以下のいずれかのアクションを実行してからリストア
ジョブを再サブミットします。
- Application Host Helper Service Windows
サービスを停止し、フル ファーム
リストアを実行し、次に、Application Host Helper
Service を再起動します。
- "Farm\Microsoft SharePoint Foundation Web
Application\XXXXXXXXX"
オブジェクトのみを再度リストアします。
注:"XXXXXXXXX" は Web アプリケーション名です。
Agent for Microsoft SQL Server の既知の問題
Agent for Microsoft SQL Server
に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。
- 長いファイル名を使用するデータベースをリストアおよび移動したときにエラー
メッセージが表示される場合は、データベースのファイル名を短い名前に変更してからリストア処理を実行します。
- Arcserve Backup マネージャおよび Arcserve Backup
Client Agent
がエージェントとして同じサーバにインストールされている場合は、Arcserve
Backup Agent for Microsoft SQL Server
をアンインストールおよび再インストールする前に、Arcserve
Backup マネージャおよび Arcserve Backup Client
Agent を停止する必要があります。
- TCP/IP
接続に失敗した場合、またはポート番号が変更された場合は、Universal
Agent サービスを再起動します。
- ドメイン内のコンピュータでアカウント
ログオン
イベントのパススルー認証をサポートするには、NetLogon
サービスを起動する必要があります。
- Windows 認証を使用して Microsoft SQL Server
にログインして、仮想デバイス
ベースのバックアップ処理やリストア処理を実行する場合は、Microsoft
SQL Server
に対するシステム管理者権限を持っている必要があります。これは
Microsoft の要件です。
- Microsoft SQL Server
インスタンスをアンインストールすると、他の
Microsoft SQL Server
インスタンスがマシン上で使用しているコンポーネントが登録解除されることがあります。これには、バックアップを実行している仮想デバイス
メカニズムも含まれます。このような場合は、エージェントでCOM
class not found") within the error AE50015 ("Backup
Failed"), or AE51004 ("Restore
Failed").このエラーに対処するには、以下の手順に従います。
- 最新バージョンの Microsoft SQL Server に属する
sqlvdi.dll バージョンをマシンで検索します。
- コマンド プロンプトで、選択した sqlvdi.dll
を含むディレクトリに変更し、以下のコマンドを入力して
Virtual Devices
コンポーネントを再度登録し、バックアップ処理を再度有効にします。
regsvr32 sqlvdi.dll
- リモート SQL を実行するプライマリ
サーバでは、バックアップ
マネージャ経由でメンバ
サーバにサブミットされるバックアップ
ジョブの実行が遅くなることがあります。
- Agent for Microsoft SQL Server は、リリース 12.0
から、プッシュ
エージェントになりました。バックアップ
ジョブの実行中に SQL データベース
ファイルを含めるには、レジストリ キー
BackupDBFiles
を「1」に設定します。レジストリ キー
SkipDSAFiles は SQL データベース
ファイルには適用されなくなりました。For
more information, see the Arcserve Backup Implementation
Guide or the Arcserve Backup Agent for Microsoft SQL Guide.
- SQL
セッションをリストアする場合、リストア
マネージャに表示されるセッションのサイズは、実際のセッションのサイズよりも大きい可能性があります。
- Arcserve Backup Agent for Microsoft SQL Server
では、インスタンス名、データベース名、ファイル
グループ名、データ
ファイル名の文字数が合計で 170
文字を超えている場合、SQL Server
データベースのバックアップおよびリストアはサポートされません。
- 同じマシンに複数の SQL Server
インスタンスを同時にインストールすると、SQLVDI.DLL
ファイルが複数作成され、競合によりデータベース
バックアップ ジョブが失敗します。SQLVDI.DLL
の競合を解決するには、SQL Server
のすべてのインスタンスに同じレベルのサービス
パック、セキュリティ
パッチ、修正プログラムを適用してください。また、失敗した
SQL Server インスタンスを再起動して新しい
SQLVDI.DLL
ファイルを再ロードしたり、マシンを再起動する必要がある場合もあります。
- データベース リストア
ジョブが実行中に失敗したときには、セッション単位でリストアを実行している場合にのみ、エラーの後でもジョブが続行されます。ツリー単位でリストアを実行している場合、後続のセッションはリストアされません。これは、ツリー単位では全セッションが単一のノードにパッケージされるのに対し、セッション単位では全セッションが別々のノードにパッケージされるためです。
- Microsoft SQL Server
をアップグレードするか、または追加のインスタンスをインストールした後には、アカウント設定ユーティリティを使用して、適切な変更内容でこのエージェントを更新する必要があります。アカウント環境設定ユーティリティを実行しないと、Arcserve
Backup Agent for Microsoft SQL Server
では新規インスタンスまたは変更されたインスタンスが認識されないため、追加または更新されたインスタンスの追加機能を使用できない場合があります。また、アカウント設定ユーティリティを実行した後は、ただちにアップグレードしたインスタンスや新規インスタンスの最初のバックアップを行う必要があります。アカウント設定の詳細については、「Agent
for Microsoft SQL Server ユーザ
ガイド」を参照してください。
- クラスタ環境では、Universal Agent をローカル
システムとしてではなく、ドメイン管理者として実行します。これは、Microsoft
SQL Server
データベースのバックアップ時に、エージェントと
Microsoft SQL Server
のアクセス権の競合を避けるためです。
- データベースを別の場所にリストアする際、リストア処理が失敗して以下のメッセージが返される場合があります。
バックアップ セッションのリストアに失敗しました。(EC=VDI message:An abort request is preventing anything except termination actions.)
または
バックアップ セッションのリストアに失敗しました。(EC=Microsoft SQL Server Error 3634 (ODBC State = "37000"):[Microsoft][ODBC SQL Server Driver][SQL Server]The operating system returned the error '5(Access is denied.)' while attempting 'RestoreContainer::ValidateTargetForCreation' on 'C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL11.MSSQLSERVER\MSSQL\DATA\test2.mdf'.)
この動作が発生するのを防ぐには、以下のいずれかのアクションを実行してからリストア
ジョブを再サブミットします。
- SQL Server AAG 上のデータのフル
バックアップを実行する場合、セカンダリ
レプリカ サーバはジョブを処理するときに
copy_only を使用します。copy_only
オプションでは、セカンダリ レプリカ SQL
サーバ上にバックアップ処理を記録できません。これは、セカンダリ
レプリカ
サーバにはデータベースへの書き込み権限がないからです。次の差分バックアップが開始するときに、SQL
Server は、プライマリ レプリカ
サーバ上に存在する最新のフル
バックアップ
データを検索します。このとき、SQL Server
は、プライマリ レプリカ
サーバ上の最新のフル バックアップ
データに差分バックアップ
データをダンプします。そのため、セカンダリ
レプリカ
サーバの差分セッションからデータをリストアする必要がある場合、セカンダリ
レプリカ
サーバから差分バックアップをリストアする前に、プライマリ
レプリカ サーバからフル
バックアップをリストアします。
Agent for Oracle (Windows)の既知の問題
以下のセクションでは、Agent for Oracle
のサポートに関する情報について説明します。
- データベース ファイルは、Client Agent for
Windows
によってサブミットされたバックアップから、最大
2048
ファイルまで、除外(スキップ)されます。データベース
ファイルの数がこの制限を超えている場合、MaxFileFilter
という名前の DWORD
レジストリ値を追加して、Client Agent for
Windows
によって行われたバックアップから、すべてのデータベース
ファイルが正常に除外されるようにします。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA ARCServe
Backup\Base\Task\Backup
値の名前:MaxFileFilter
Type:DWORD
値:Set to a value greater than the number of database
files you wish to exclude.たとえば、DB ファイルが
3006 個ある場合、値に 4096
を指定すると、すべてのデータベース
ファイルがバックアップから除外されます。
- Oracle
表領域やデータベース全体など、コピーを含む
Oracle
オブジェクトのバックアップを実行する際、パラメータ
BACKUP_TAPE_IO_SLAVES が false
に設定されていると、ジョブが失敗します。このパラメータを
true に設定するには、以下の手順に従います。
- sqlplus プロンプトを開きます。
- 以下のコマンドを入力します。
alter system set backup_tape_io_slaves = true deferred
- データベースを再起動します。
- コピー数として 1 より大きい数値を設定します。
- バックアップ ジョブをサブミットします。
注:You may also use the "show parameter
backup_tape_io_slaves" command to check the value of the
parameter.
- Oracle Server および Agent for Oracle
がインストールされているマシンのシステム時間を変更すると、アーカイブ
ログのバックアップが失敗します。
- データベース リストア
ジョブが実行中に失敗したときには、セッション単位でリストアを実行している場合にのみ、エラーの後でもジョブが続行されます。ツリー単位でリストアを実行している場合、後続のセッションはリストアされません。これは、ツリー単位では全セッションが単一のノードにパッケージされるのに対し、セッション単位では全セッションが別々のノードにパッケージされるためです。
- Oracle RAC 9i データベースのオフライン
バックアップを GUI から RMAN
オプションを使用して実行する場合、Arcserve
Backup ではデータベースがオフライン
モードに変更されません。このエラーを回避するには、以下の点を考慮してください。
- オフライン
バックアップを実行する前に、データベースを
MOUNT ステータスにします。
- フル データベース
バックアップを実行する前に、制御ファイルのリストア、システム表領域のリストア、または表領域を元に戻すリストアを行わずにデータベースを
MOUNT ステータスにします。
- フル
データベースおよび制御ファイルのリストアを実行する前に、データベースを
NOMOUNT ステータスにします。
- ユーザ表領域のリストアについては、何も行う必要はありません。
- RMAN バックアップおよびリストア
ジョブをサブミットする場合は、ユーザが
Oracle Server
マシンの管理者グループにあることを確認してください。
- Agent for Oracle
(RMAN)では、パスワードに使用する特殊文字をサポートしていません(たとえば、「@」など)。)使用すると、バックアップ
ジョブは失敗します。
- このリリースのユーザ
プロファイル機能では、リリース 12.5
より前の Oracle Agent の RMAN コマンド ライン
バックアップはサポートされていません。(ユーザ
プロファイルの役割が導入されたのは
Arcserve Backup r12.5 からです。)
- このバージョンのエージェントでは、大文字と小文字が区別されます。前のジョブを変更するか、エージェントを以前のバージョンから現在のリリースにアップグレードする前に前のジョブ
スクリプトをロードすると、Oracle
データベースインスタンスが、大文字のものと、小文字のものの
2
つのインスタンスとして表示される場合があります。これは表示上の問題のみで、動作には影響しません。
- 現在のリリースのバックアップ
サーバで、r12.5 以前のリリースの Oracle
エージェントを RMAN
モードでバックアップすることはできません。Oracle
の RMAN バックアップを実行するには、r12.5.1
より後のバージョンを使用する必要があります。
Agent for Open Files の既知の問題
Agent for Open Files
に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。
Microsoft ボリューム シャドウ コピー サービス (VSS)
Agent for Open Files に Microsoft ボリューム
シャドウ コピー サービス (VSS)
のサポートが含まれるようになりました。Microsoft
VSS
に関連する以下の問題が存在することが分かっています。
Oracle ボリューム シャドウ コピー サービス (VSS)
Microsoft VSS
に関連する以下の問題が存在することが分かっています。
- Arcserve Backup
によって参照またはバックアップされるようにするには、Oracle
VSS Writer
のインスタンスが実行および機能している必要があります。
UNIX プラットフォームおよび Linux プラットフォームで稼動する Agent for Oracle の既知の問題
Agent for Oracle
(UNIX/Linux)に関連する以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。
- Oracle RMAN
エージェントのバックアップは、Disk to Disk
to Tape 機能(ディスク
ステージング)を使用して行うことをお勧めします。テープに直接バックアップする場合は、マルチチャネル
バックアップの実行時により多くのストレージ
メディアが必要になることに注意してください。
- このリリースの Arcserve Backup では、Oracle
暗号化バックアップごとに 1
つのパスワードをサポートします。
- 異なる表領域が異なるパスワードを使用してバックアップされる場合は、正確なパスワードを指定することによって、それらを別々のジョブにリストアする必要があります。
- このリリースの Arcserve Backup
では、マネージャ
コンソール(GUI)からサブミットされた
Oracle
暗号化バックアップおよび復号化リストア
ジョブをサポートします。
- このリリースの Arcserve Backup は、RMAN
暗号化セッションでロック
アイコンを表示しません。
- フル
バックアップが完了した後で、パスワードを変更することは避けてください。パスワードを変更する必要がある場合は、フル
バックアップを実行する前に変更してください。
- Oracle 10g の無効な増分レベル
- ローテーションまたは GFS ローテーション
ジョブでは、増分レベルは以下のようにして割り当てられます。
- フル バックアップ = 増分レベル 0 (RMAN)
- 増分バックアップ = 増分レベル 1 (RMAN)
- 差分バックアップ = 増分レベル 1 累積 (RMAN)
- 非ローテーション ジョブでは、Oracle 10g
を実行している場合は、増分の値を 0 と 1
の間に設定する必要があります。Oracle
の以前のバージョンを実行している場合は、増分の値を
0 と 4 の間に設定します。
- Oracle リストア マネージャで Oracle
の[制御ファイルを含む]オプションを有効にしてジョブを実行するには、RMAN
Catalog を使用する必要があります。Agent for
Oracle を使用する前にターゲット
データベースに制御ファイル
自動バックアップ機能を有効にした場合、独自の
RMAN
構文を使用して制御ファイルの自動バックアップをリストアします。詳細については、「Arcserve
Backup Agent for Oracle ユーザ
ガイド」を参照してください。
- [バックアップ
メディアとディスクの比較]は、Agent for
Oracle セッションではサポートされていません。
- リストアの最適化機能は、Agent for Oracle
ではサポートされていません。
- このリリースでは、[メディア単位]オプションと[セッション単位]オプションはサポートされていません。
- バックアップまたはマイグレーションのフェーズにおける
Oracle データの暗号化は、バックアップ
サーバでのデータ暗号化のみサポートされ、エージェントでの暗号化はサポートされません。
- Arcserve Backup では、暗号化された複数の Oracle
RMAN セッションのリストアを単一のリストア
ジョブに含めることはできません。暗号化された、複数の
Oracle RMAN バックアップ
セッションは、それぞれ個別のリストア
ジョブとしてリストアする必要があります。
- バックアップ時に、グローバル
オプションで[サーバ側でのデータの暗号化]が選択されている場合、エージェントはセッション
パスワードをサポート可能です。
- 問題なくドライバ(OCI.DLL)をロードできるようにするため、新しい
Oracle
データベースをインストールする場合は毎回マシンを再起動してください。
- 正しい認証情報を入力した後、Oracle
データベースの展開で問題が発生した場合は、ツリー上のマシンを折りたたんで再度展開し、キャッシュを更新してください。
- Agent for Oracle ノードを Arcserve Backup
データベースに登録する際、正しいホスト名を入力する必要があります。Agent
マシンに完全修飾名(コンピュータ名 +
ドメイン名、NodeName.arcserve.com
など)がある場合は、Agent
ノードを登録する際に完全なコンピュータ名を使用する必要があります。
- Solaris 10 (SPARC、x86)上の非グローバル
ゾーンでの Agent for Oracle の場合
- 共通エージェントがグローバル
ゾーンにインストールされていない場合、非グローバル
ゾーンに Oracle Agent
をインストールするには、まず以下の手順を完了する必要があります。
- global# mkdir -p /opt/Arcserve/ABcmagt; touch
/opt/Arcserve/ABcmagt/caagent
- global# ln -sf /opt/Arcserve/ABcmagt/caagent
/usr/bin/caagent
Agent for Sybase の既知の問題
Agent for Sybase
に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。
- リモート
バックアップでは、バックアップ対象のエージェント
マシン上で Microsoft Networks
の[ファイルとプリンタ共有]を有効にする必要があります。
- ドメイン内のコンピュータでアカウント
ログオン
イベントのパススルー認証をサポートするには、NetLogon
サービスを起動する必要があります。
- このエージェントでは、テーブル
レベルのバックアップやリストア処理はサポートされていません。
- リストア
ジョブは、キャンセルしないようお勧めします。リストア
ジョブをキャンセルすると、そのデータベースが「回復しない」または「問題あり」としてマークされます。この場合、別のリストア
ジョブを開始する前に、データベースを再作成する必要があります。
- [比較付きのバックアップ]および[スキャン
テープ]は、エージェントのセッションではサポートされていません。また、バックアップ後にファイルを削除するオプションは、このエージェントのセッションではサポートされていません。
- Sybase Adaptive Server
デバイスのミラーが作成されると、実際のデバイス情報(デバイス上のデータベース)のみがバックアップされ、ミラー
デバイスのデータはバックアップされません。
- このエージェントでは、クラスタ環境のバックアップやリストア処理はサポートされていません。
- このエージェントでは、ツリー単位およびセッション単位のリストアのみがサポートされています。
- master
データベースをリモートでリストアし、Sybase
ソース インスタンス名がリモート
デスティネーション
インスタンス名と同じ場合に、ジョブは成功します。ただし、Sybase
ソース インスタンス名がリモート
デスティネーション
インスタンス名と異なる場合、ジョブは失敗します。
master
データベースをリストアすると、デスティネーション
インスタンスにある master データベースの
sysservers システム テーブルは、ソース
インスタンスのシステム
テーブルのコンテンツと同一になり、Sybase
バックアップ
サーバ名を記録する行が正しくありません。この問題に対処するには、以下の
SQL ステートメントを使用して行を更新します。
update sysservers set srvnetname=remote destination
Sybase backup server name where srvname="SYB_BACKUP"
注:この名前は、大文字と小文字を区別します。この名前は、Windows
レジストリにあります。
確認するには、以下の SQL
ステートメントを使用します。
select * from sysservers where srvname="SYB_BACKUP"
- ソースがリストア ツリー
ビューに見つからない場合は、大文字と小文字の区別が原因である可能性があります。データベース
セットアップ時には、大文字と小文字の区別を有効にしてください。
- BrightStor Enterprise Backup 9.01 または 10.5.1
でバックアップされた Sybase データベース
セッションは、元の場所にリストアできません。この問題を解決するには、以下の手順に従います。
1.リストア
マネージャを開き、[ソース]タブで[セッション単位]選択します。
2.リストアするセッションを選択します。
3.[デスティネーション]タブを選択し、[ファイルを元の場所へリストア]オプションの横のチェック
マークをオフにします。
4.デスティネーション
サーバを選択し、デスティネーション
サーバ上の Sybase Server
インスタンスを選択します。
5.リストア ジョブをサブミットします。
- Sybase ASE 15 では、データベース
サーバをインストールした後、システム
テーブル sysservers
の情報をチェックし、「SYB_BACKUP」の「srvnetname」が「SYB_BACKUP」でないことを確認してください。このようになっていると、バックアップおよびリストア
ジョブは失敗します。「SYB_BACKUP」の「srvnetname」が「SYB_BACKUP」となっている場合は、以下の手順を実行してください。
1.コマンド プロンプトを開いて isql
を開始します。
2.以下を入力します。
1> sp_configure "allow updates to system tables",1
2> go
1> update sysservers set srvnetname='ServerName_BS' where srvname='SYB_BACKUP'
2> go
1> sp_configure "allow updates to system tables",0
2> go
Agent for Virtual Machines の既知の問題
Agent for Virtual Machines
に関連する以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。
- エージェントは、特殊文字、アスタリスク、@
記号、ドイツ語のウムラウト文字を名前に使用しているデータ
ストアへの仮想マシンの復旧をサポートしていません。名前にこれらの文字を使用している仮想マシンのバックアップ
ジョブは失敗する場合があります。
- Hyper-V の役割が有効になっている Windows Server
2008 システム上で Hyper-V VSS ライタのフル
バックアップを実行すると、ストレージ
ミニポート
ドライバの削除に関する以下のような警告メッセージがオペレーティング
システムから生成される場合があります。
デバイス 'ストレージ ミニポート ドライバ' (VMBUS\{d6b9a233-a170-4602-9863-78f7c287c7df}\1&3189fc23&0&{d6b9a233-a170-4602-9863-78f7c287c7df})は、削除の準備が先に実行されなかったため、システムから失われました。
デバイス 'Msft 仮想ディスク SCSI ディスク デバイス' (SCSI\Disk&Ven_Msft&Prod_Virtual_Disk\2&7aef4bc&0&000000)は、削除の準備が先に実行されなかったため、システムから失われました。
これは Microsoft Hyper-V VSS
ライタの既知の問題ですが、バックアップ
ジョブの失敗の原因にはなりません。データのリストア
ジョブは正常に実行できます。Microsoft Hyper-V
VSS
ライタ下の全仮想マシンが、保存状態を使用してバックアップするように表示されている場合、この問題は発生しません。
- Hyper-V の役割が有効になっている Windows Server
2008 システム上で、VM バックアップ
ジョブが特定の環境で失敗し、以下のエラーがアクティビティ
ログに記録されることがあります。
E12586 この VSS ライタ(\\TX200S3x64\Microsoft Hyper-V VSS Writer)は、フリーズ イベントでの失敗をレポートしました。
E12606 選択済みのライタ オプションを取得できません。
E12586 この VSS ライタ(\\TX200S3x64\Microsoft Hyper-V VSS Writer)は、フリーズ イベントでの失敗をレポートしました。
このエラーで Hyper-V VSS
ライタはクラッシュします。これも Microsoft
Hyper-V VSS ライタの既知の問題です。
- Agent for Virtual Machines では、Arcserve Backup r12
または r12.1 のバックアップ
セッションを「上書き」のグローバル
オプションを使用して回復することはできません。
- VMware ESX Server 4.0 システム上で実行している
Windows Server 2008 R2 および Windows 7 VM
に関連付けられたバックアップ
ジョブは、VMware が VM
のスナップショットを作成しようとした場合に失敗する可能性があります。詳細については、VMware
の Web サイトで以下の
サポート技術情報のドキュメントを参照してください:http://kb.vmware.com/kb/1009073
- VM ESX サーバ 4.1 を選択し、Windows 2008
以降のゲスト オペレーティング
システム上で VDDK 1.1.1 を使用してファイル
モードでバックアップ
ジョブを実行すると、バックアップ
ジョブは失敗します。この問題を防ぐには、VDDK
1.2 を使用します。
- ネームレスのボリュームの内部セッションから元の場所に回復すると、無効なドライブが指定され失敗します(エラー
コード AE0060)。
- VMware VM が正常に復旧した後、仮想ハード
ディスクのディスク プロビジョニング
タイプは、使用するバックアップ方法によって異なります。
- VDDK を使用してシン
ディスクをバックアップし、そのバックアップがアクティブなブロックのバックアップでない場合、シック
ディスクとしてそのディスクを回復できます。
- VDDK を使用してシン
ディスクをバックアップし、そのバックアップがアクティブなブロックのバックアップである場合、シン
ディスクとしてのみそのディスクを回復できます。
- VDDK を使用する方法では、Agent for Virtual
Machines は、それ自体がバックアップ
プロキシ
サーバである仮想マシンのバックアップをサポートしません。この仮想マシンをバックアップするには、別のバックアップ
プロキシ サーバを使用する必要があります。
- 複数の Hyper-V
仮想マシンに親ディスクを共有する複数のディスクが含まれる場合、実行状態にあるマシンの復旧プロセスが失敗する場合があります。この動作は、Hyper-V
仮想マシンの復旧プロセスが、別の仮想マシンが使用している親ディスクを上書きしようとするために発生します。この場合、ジョブは正常に完了したように見えますが、Hyper-V
仮想マシンは起動しません。
- このエージェントを使用した仮想マシンのバックアップで、Hyper-V
マネージャ上での仮想マシン名が 64
文字を超えていると、バックアップ
ジョブが失敗します。
- Hyper-V 仮想マシンにリモート SMB
共有上にあるデータ(VHD/環境設定ファイル)が含まれている場合は、VM
の元の場所への復旧ジョブを開始する前に、リモート共有が存在することを確認してください。
注:惨事復旧の実行中、アプリケーション
ベースのライタにはアクセスできません。この動作を解決するには、システム状態とボリュームを復旧し、コンピュータをオンライン状態にしてからライタを復旧します。その後、アプリケーション
ライタの復旧が開始されたら、リモート共有上のアプリケーション
データにアクセスできます。
- SMB 共有上にアプリケーション
ベースのライタ データがある VMware または
Hyper-V
仮想マシンをバックアップしようとすると、バックアップ
ジョブは失敗します。
- エージェントが仮想マシンを復旧する際、VHDX
トランザクション
ログのデータはリストアしません。エージェントがこのように動作するのは、Hyper-V
VSS ライタ
スナップショットがトランザクション ログ
データを休止またはコミットしないためです。また、Hyper-V
VSS は VSS スナップショット API
でプロビジョニングを行いません。
- iSCSI ターゲット ストレージ プロバイダ(VDS
および VSS ハードウェア
プロバイダ)機能が有効化された Windows
Server 2012 オペレーティング
システム上で実行している仮想マシンを、エージェントを使用して
Hyper-V VSS ライタ バックアップ
ジョブでバックアップしようとすると失敗する場合があります。以下のようなメッセージがアクティビティ
ログに表示されます。
ボリューム シャドウ サービス プロバイダに予期しないエラーが発生しました。エラー コードはエラー ログに記録されます。
この動作を修正するには、Hyper-V サーバ上で
iSCSI ストレージ
プロバイダの識別用認証情報を設定します。詳細については、Microsoft
Windows Server TechNet
ライブラリで、以下の記事の「Step
4」を参照してください。
http://technet.microsoft.com/en-us/library/hh848268
- ファイル レベルでリストアを行う RAW
バックアップは、ReFS ファイル
システムに対してサポートされていません。そのため、ファイル
レベル リストアは RAW
バックアップで使用できません。
- Microsoft の既知の問題のため、VMware または
Hyper-V
仮想マシンの記憶域スペースを設定すると、仮想マシンのバックアップがスナップショット作成エラーにより失敗します。
- ターゲット サーバ上で実行されている
Windows Hyper-V
のバージョンが、バックアップされたサーバ上で実行されている
Windows Hyper-V
のバージョンより古いものです。この問題を解決するには、Windows
Hyper-V
サーバ上でバックアップされた仮想マシンを
Windows Hyper-V
サーバの同じまたはそれ以降のバージョンにリストアします。
- エージェントでは、64
テラバイトのディスクを含む Hyper-V
仮想マシンのバックアップはサポートされていません。
- VMware VDDK は、NTFS デデュプリケーション
ボリュームのファイル モード
バックアップをサポートしていません。そのため、このボリュームはファイル
モード バックアップからスキップされます。
- デフォルトでは、Arcserve Backup r17
リリースには VMware VDDK 6.0.0
が同梱されています。VDDK 6.0.0 は、ESX Server
5.0/4.x/3.5 および vCenter Server 4.x\2.5
をサポートしていません。そのため、これらのサーバ上での仮想マシンのバックアップまたはリストアは失敗する場合があります。この問題を解決するには、VDDK
5.0\VDDK 5.1 Update 2
をダウンロードおよびインストールし、VDDKDirectory
レジストリ キーを VDDK 6.0.0
をインストールした場所に変更します。
- バックアップ ジョブ中に VMware vSphere High
Availability (HA)または VMware vMotion
が動作している場合、バックアップ
ジョブは失敗します。VMware vSphere HA または
VMware vMotion が完了したら、バックアップ
ジョブを再実行します。ジョブは正常に完了します。
- 最適化されている NTFS
デデュプリケーション
ボリュームからデータを回復し、非常に大量のファイル(100
万以上)がボリュームに含まれている場合、アクティビティ
ログのスループット計算およびジョブ
モニタが正確になりません。
- VMware
ベースの仮想マシンに、物理モードで設定された独立ディスクおよび
raw デバイス
マッピングが含まれる場合、Arcserve
はバックアップ
ジョブ中にこれらのボリュームをスキップします。ただし、これらのボリュームがバックアップ
ジョブ中にスキップされたことは、アクティビティ
ログに記録されません。
- VMware の変更ブロック
トラッキング(CBT)を使用して VMware
ベースの仮想マシン上で使用済みのデータ
ブロックを取得するプロセスに失敗したときに、仮想マシンにスナップショットが含まれる場合、現在のところエージェントは
CBT
をリセットできません。この動作を修正するには、CBT
をリセットできるようにスナップショットを手動で削除します。VMware
ではこの問題を認識しており、この動作の解決策の提供を予定しています。
r16.5 SP1
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle (Windows)の既知の問題
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle
(Windows)に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。
- マルチ ストリーム機能は、BACKINT
バックアップ/リストアのためにのみローカルにサポートされています。
- Oracle
サーバを通常モードで終了する前に、ローカルの
Arcserve Backup マネージャと Arcserve Backup Client
Agent for Windows RPC Service
を終了する必要があります。
- Client Agent for Windows ツリーからリモート
バックアップを実行する場合、エージェント
ノード名に Server NetBIOS 名 (マシン名)
を使用してください。Client Agent for Windows
では、マシン全体をバックアップする際に対象のデータベースを選択するため、[コンピュータ名の解決を使用]オプションまたは
IP
アドレスを指定するよう求めるメッセージが表示されます。
- バックアップおよびリストア
ジョブを実行する前に、エージェントおよびベース
マシンの IP アドレスとホスト名を各 hosts
ファイルに追加する必要があります。
- BACKINT は一度に 1
つのインスタンスしかサポートしません。複数のインスタンスを定義すると、BACKINT
では最初のインスタンスしか BACKINT
レジストリに保存しません。Enterprise Option
for SAP R/3 for Oracle Configuration
ユーティリティは、このインスタンスの情報を変更します。BACKINT
が他のインスタンスをサポートするようにするには、BACKINT
レジストリで SID 値を変更し、initSID.utl を
%ORACLE_HOME%\database で SID に名前変更します。
- リモート
バックアップでは、バックアップ対象のエージェント
マシン上で Microsoft Networks
の[ファイルとプリンタ共有]を有効にする必要があります。
- ドメイン内のコンピュータでアカウント
ログオン
イベントのパススルー認証をサポートするには、NetLogon
サービスを起動する必要があります。
- コマンド ラインでは、BACKINT コマンド
インターフェースのみがサポートされています。
- BACKINT コマンド ライン バックアップ
ジョブおよびリストア
ジョブをサブミットする場合、サーバ側での暗号化および保護マイグレーションはサポートされていません。
- BACKINT コマンド ライン バックアップ
ジョブおよびリストア
ジョブをサブミットする場合、ジョブのホールドはサポートされていません。
- Enterprise Option for SAP をリモート
システム上で実行し、複数の NIC
がインストールされているバックアップ
サーバにバックアップ
ジョブをサブミットした場合、接続の問題が原因でジョブは失敗します。この状況を回避するには、以下のように、クライアント
hosts ファイルでサーバのマシン IP
マッピングを追加します。
- Enterprise Option for SAP を実行しているリモート
システムで、「Windows\System32\drivers\etc」フォルダに移動します。
- hosts ファイルを開きます。
- 以下のように ホスト/IP マップを追加します。
<IP アドレス> machine_name
<IP アドレス> は、バックアップ サーバ
マシンの IP です。
- hosts ファイルを保存して閉じます。
- データベース リストア
ジョブが実行中に失敗したときには、セッション単位でリストアを実行している場合にのみ、エラーの後でもジョブが続行されます。ツリー単位でリストアを実行している場合、後続のセッションはリストアされません。これは、ツリー単位では全セッションが単一のノードにパッケージされるのに対し、セッション単位では全セッションが別々のノードにパッケージされるためです。
- このオプションは、以下をサポートしません。
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle (UNIX および Linux)の既知の問題
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle (UNIX および
Linux)に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。
Disaster Recovery Option の既知の問題
Disaster Recovery Option
に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。
- One Button Disaster Recovery (OBDR)は、テープ
エンジンが検出した最初の OBDR
デバイスをスキャンします。正常にリストアするには、OBDR
テープが最初のテープ
ドライブにあるようにしてください。
- 惨事復旧の完了後、復旧した最後のパーティションのサイズが元のサイズから最大で
8 MB
拡張される場合があります。復旧するディスクの最後のパーティション末尾に空き領域がある場合にこの問題が発生します。
- Microsoft SQL によって構成される Arcserve Backup
データベースの場合、DB
回復中に、オペレーティング
システムによって、以下のような
MSSQL$ARCSERVE_DB
のさまざまなアプリケーション
エラーがイベント ログに記録されます。
これらのイベントはデータベースの回復によって記録されるため、問題ではありません。
- Arcserve Backup
サーバ(プライマリまたはメンバ)が
Disaster Recovery Option
がインストールされているクラスタに設定されている場合、インストールの後でクラスタの準備ができた場合に[復旧情報の複製先]設定は保存されない可能性があります。この設定を再設定するには、アクティブ
ノードから DR ブートキット ウィザード
ユーティリティを実行して再入力します。
- ブート可能 CD
から惨事復旧を行う場合、Machine Specific Disk
を挿入する前に、ディスクをフロッピー
ドライブに挿入するように促すメッセージが表示される場合があります。その場合、このメッセージを無視して、[OK]をクリックして続行しても問題ありません。
- Arcserve Backup
データベースの復旧に成功した後、データベース
エンジンは自動的には起動しません。Arcserve
データベースをホストしている Arcserve Backup
サーバの惨事復旧実行後、最初の再起動時に、データベース
エンジンを再起動する必要があります。これは、Arcserve
Backup マネージャ
コンソールを使用して行います。
- Microsoft Windows 2003 または Windows 2008
システム上で惨事復旧を実行する場合、ログの保存を試行しても[フォルダの作成]ボタンが機能しない場合があります。ログを保存するには、[コンソールを開く]ボタンで
mkdir
コマンドを使用して新規フォルダを作成するか、ログを既存のフォルダに保存します。
- Windows 2003
マシン上で惨事復旧を実行する前に、惨事復旧ブートキット
ウィザードを使用して、以下の内容を含む
CD を作成します。
- OS
- Machine Specific Disk
- NIC カードのドライバ
- Arcserve Backup
注:このリマスタされた CD
を使用し、これらのマシンで惨事復旧を行うと、システム回復中に
USB
入力デバイス(キーボードやマウスなど)を使用不可とさせる、一部の
NIC の未署名ドライバによるエラーを回避します。
- マウント
ポイントを利用してマウントしたボリュームが複数設定されているシステムでは、惨事復旧を正常に実行できません。その場合は、手動でフォーマットし、データをリストアする必要があります。
- フェールオーバ
クラスタで共有ディスクとして iSCSI LUN
を使用している場合、クラスタの惨事復旧の実行時に
LUN をリストアできません。
- 以下のような状況では注意が必要です。
Arcserve Backup がサーバ A
にインストールされています。サーバ B
には 2 つの共有フォルダが存在し、サーバ A
でリモートのファイル
システムまたはデータ
デデュプリケーション
デバイスとして設定されています(異なる
Windows アカウントを使用)。Disaster Recovery
Option
を使用してこれらのデバイスからバックアップ
データをリストアする場合、Arcserve Backup
が接続できるのは 1
つのデバイスだけです。2
つ目のデバイスに接続しようとすると Windows
エラー 1219
が表示されます。同じユーザによる、共有リソースへの複数のユーザ名での複数の接続は許可されていないためです。
- Windows 2003 (32 ビットおよび 64 ビット
プラットフォーム)上で認定されている NIC
ドライバが含まれている MSD/FD
からリモート惨事復旧を実行するとき、ドライバが認定されていないという内容のエラーが表示されてキーボートとマウスを使用できなくなることがあります。これは
Microsoft
の既知の問題です。惨事復旧用に統合されたブート可能
CD
を使用することで、この制限を回避することができます。別の方法として、手動で
MSD
を修正することができます。これを実行するには、以下の情報を使用して
Microsoft サポート技術情報 KB-887494
に述べられている手順に従います。
- MSD にある asr.sif ファイルを手動で修正します。
- asr.sif ファイルをテキスト エディタで開きます。
- [INSTALLFILES] セクションを探します。
4=1,"CADRIF","\Device\Floppy0\","oem3.inf","%SystemRoot%\inf\driver.inf","CA"
5=1,"CADRIF","\Device\Floppy0\","vmxnet.sys","%SystemRoot%\Driver
Cache\driver.sys","CA"
6=1,"CADRIF","\Device\Floppy0\","vmware-nic.cat","%SystemRoot%\Driver
Cache\driver.cat","CA"
7=1,"CADRIF","\Device\Floppy0\","vmxnet.sys","%SystemRoot%\Driver
Cache\driver.dll","CA"
これらのファイルを以下のように %TEMP%
に変更します。
4=1,"CADRIF","\Device\Floppy0\","oem3.inf","%temp%\driver.inf","CA"
5=1,"CADRIF","\Device\Floppy0\","vmxnet.sys","%temp%\driver.sys","CA"
6=1,"CADRIF","\Device\Floppy0\","vmware-nic.cat","%temp%\driver.cat","CA"
7=1,"CADRIF","\Device\Floppy0\","vmxnet.sys","%temp%\driver.dll","CA"
以下のファイルは変更しないようにします。変更すると惨事復旧を実行できなくなります。
1=1,"CADRIF","\Device\Floppy0\","DrLaunch.exe","%SystemRoot%\system32\DrLaunch.exe","CA"
2=1,"CADRIF","\Device\Floppy0\","DrLaunchRes.dll","%SystemRoot%\system32\DrLaunchRes.dll","CA"
3=1,"CADRIF","\Device\Floppy0\","DrLaunchEnu.dll","%SystemRoot%\system32\DrLaunchEnu.dll","CA"
- MSD に winnt.sif
という名前のファイルを手動で作成し、メモ帳などのテキスト
エディタで開きます。
- winnt.sif
ファイルに以下のテキストを書き込みます。
[Data]
MsDosInitiated = 0
UnattendedInstall = Yes
[Unattended]
OemPreinstall = YES
OemPnPDriversPath = TEMP
- Windows Server 2008 R2 サーバを Disaster Recovery
Option を使用して復旧する場合、cmd.exe
からディスクがないことを示すメッセージ
ボックスが表示され、「ドライブにディスクがありません。ディスクをドライブ
A
に挿入してください。」以下のシナリオでは、メッセージ
ボックスが表示されます。
- バックアップ完了後、USB
に接続されたデバイスを使用して Machine
Specific Disk
を作成したが、サーバにはフロッピー
ディスク ドライブが存在している。
- RD1000 ドライブが含まれるサーバ上で USB
に接続されたデバイスまたはフロッピー
ディスク ドライブを使用して Machine Specific
Disk を作成した。
この問題を解決するには、cmd.exe および
wpeinit.exe
のディスクがないことを通知するメッセージ
ボックスで[続行]をクリックします。次に、Alt
+ Tab または Alt + Esc を押して Disaster Recovery
Option ダイアログ ボックスを表示させます。
- SAN
ディスクから惨事復旧を実行すると、ブート
ディスクを除いてディスクはすべてオフラインで読み取り専用なので、復旧が失敗します。この事態を回避するには、以下の手順に従います。
- 惨事復旧中に MSD
をロードする前に、[ユーティリティ] -
[実行]で「diskpart」と入力します。Enter
キーを押します。これで diskpart
ユーティリティが起動されます。
- 「list
disk」と入力して、接続されているディスクをすべて検出します。
- 各ディスクについて、以下のコマンドを使用して、オフラインであるか読み取り専用であるかを確認します。
select disk 1
detail disk
- ディスクがオフラインである場合は、「online
disk」コマンドを使用してオンラインにします。
- ディスクが読み取り専用である場合は、「attributes
disk clear
readonly」コマンドを使用して読み取り専用フラグを削除します。
- 物理マシン(DELL 270)から仮想 Hyper-V
環境に惨事復旧を実行している場合、ブルー
スクリーン(エラー コード: 000000FC)で
Arcserve Backup
にログインできません。この問題を解決するには、以下の手順を実行して
Arcserve Backup にログインします。
- スタートアップ メニューが表示されたら F8
キーを押し、矢印キーを使用してセーフ
モード オプションを選択し、ENTER
キーを押します。
- [スタート]-[ファイル名を指定して実行]をクリックし、「cmd」と入力して[OK]をクリックします。
- コマンド
プロンプトが表示されたら、以下を入力して
ENTER キーを押します。
bootcfg/raw "/noexecute=alwaysoff /fastdetect" /id 1
- Disaster Recovery Option では、Windows ASR API
を使用してディスク
パーティションのレイアウトを回復します。しかし、ダイナミック
ディスクの回復方法が、ディスク
マネージャからダイナミック
ディスクを作成した場合と異なるため、ディスク
データのオフセットが異なる方法で実行されます。そのため、惨事復旧後には、未割り当てディスク容量が数メガバイトしか残りません。
注:これは、Windows ASR
での現象です。データの損失は発生しないため無視することもできますが、その場合、惨事復旧の実行前と実行後では使用可能なディスク容量が異なることになります。
- iSCSI 接続された共有ディスクに Arcserve Backup
がインストールされているクラスタ環境で惨事復旧を実行した場合、惨事復旧が完了し、マシンが再起動された後で、Arcserve
Backup
データベースの回復ユーティリティは自動的に起動されません。これは、iSCSI
Initiator
による接続の再開に時間がかかることが原因です。
回避策として、Windows
へログインし、クラスタ共有ディスクに接続した後で、Arcserve
Backup
データベースの回復ユーティリティを手動で実行します。
- WinPE 惨事復旧環境では、iSCSI イニシエータ
プロパティの画面でオンライン
ヘルプを開くことができません。
- 惨事復旧プロセス中、クライアント
エージェントの開始時にクラスタ共有ディスクの準備ができていない場合、共有ディスク上のクラスタ
ボリュームへのアクセス、ディスク
クォータのリストア、diskquota.inf
ファイルの削除ができなくなります。
この問題を回避するには、すべての共有ディスクが利用可能になった後、以下の操作を実行してディスク
クォータをリストアします。
- DWORD キー:IsResDskQuota
を次のレジストリに追加します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA ARCServeBackup\ClientAgent\Parameters
- パラメータを 1 に設定します。
- Universal Agent サービスを再起動します。
- Windows Server 2008 R2 において、MBR (マスタ
ブート
レコード)ディスクがアタッチされ、論理ボリュームが拡張パーティション上にあるuEFI
システム上で WniPE
惨事復旧を実行した場合、Windows
を再起動できません。これは Windows の制限です。
- ステージング
デバイスからの惨事復旧処理が完了した後、ジョブ
キューでステージング バックアップ
ジョブが「クラッシュ」とマークされる現象は既知の問題です。
- Arcserve Backup Database
(ASDB)がローカルにインストールされている場合にプライマリ
サーバ(A)から別のプライマリ
サーバ(B)にリモート
バックアップを実行し、惨事復旧を実行すると、ASDB
が自動的にリストアされません。
回避策として、ASDB
が含まれるサーバをリストアするため、以下の手順を手動で実行します。
- サーバ A から、SQL 惨事復旧エレメント
セッションを回復するためのリストア
ジョブをサブミットします。
これにより、SQL サービスがサーバ B
上で正常に動作するようになります。
- サーバ B から、SQL サービスを手動で開始します。
- サーバ A から、ASDB セッションをサーバ B
から回復するためのリストア
ジョブをサブミットします。
- Global Dashboard
が設定されており、惨事復旧を実行すると、Global
Dashboard
が利用不可能になります。その理由は、Global
Dashboard
は「asdb_central」と呼ばれる独自のデータベースを保持しており、それが惨事復旧によって復旧されないことによります。
Global Dashboard
を復旧するには、惨事復旧が完了した後、Arcserve
Backup リストア
マネージャから「asdb_central」データベースをリストアする必要があります。
- RDX デバイスや USB
メモリなどの複数のデバイスが Arcserve Backup
サーバに接続された惨事復旧 MSD (Machine
Specific Disk)を作成する場合、RDX
デバイスがデフォルト
デスティネーションとして選択される場合があります。これが正しいデフォルト
デスティネーションであるかどうか、手動で確認する必要があります。希望するデスティネーションでない場合、手動でデスティネーションを変更できます。
- WinPE 惨事復旧では、Windows Server 2003 環境での
iSCSI バイナリ
ファイルをサポートしません。回避策として、Windows
Server 2008 システムから Windows Server 2003 WinPE
環境に iSCSI
バイナリを手動でコピーする必要があります。たとえば、Windows
Server 2003 x64 マシンの場合、Windows Server 2008
x64 マシンから iSCSI
バイナリをコピーする必要があります。また、Windows
Server 2003 x86 マシンの場合は、Windows Server 2008
x86 マシンから iSCSI
バイナリをコピーする必要があります。
以下に手動でコピーして置換する必要がある
ISCSI バイナリ ファイルを示します。
- Windows Server 2008 マシンの C:\windows\system32\
フォルダからのファイル(「iscsicli.exe」、「iscsicpl.exe」、「iscsicpl.dll」、「iscsidsc.dll」、「iscsied.dll」、「iscsiexe.dll」、「iscsium.dll」、「iscsiwmi.dll」)を
WinPE 環境での Disaster Recovery の下の Windows
サーバ 2003 マシンの x:\windows\system32\
フォルダへ。
- Windows Server 2008 マシンの C:\windows\system32\ja-JP
フォルダからのファイル(「iscsicli.exe.mui」、「iscsicpl.dll.mui」、「iscsicpl.exe.mui」、「iscsidsc.dll.mui」、「iscsiexe.dll.mui」)を
WinPE 環境での Disaster Recovery の下の Windows
Server 2003 マシンの x:\windows\system32\ja-JP
フォルダへ。
- 惨事復旧では、物理ネットワーク
インターフェース カード(NIC)への特定の
IP
アドレスを「高速モード」で割り当てることができませんが、「拡張モード」を選択すると割り当てることができます。チーム環境を回復する場合で惨事復旧がネットワークにアクセスできないとき、これは有用です。
WinPE惨事復旧では、「ネットワークの設定」ユーティリティを使用して、物理
NIC カードへ特定の IP
アドレスを割り当てることができます。
注:元のマシンはチーム環境でのみリストアできます。物理
NIC
カードに変更を加えることはできません。加えた場合、惨事復旧後にチーム環境を再設定する必要があります。
- Machine Specific Disk (MSD)を使用して Hyper-V で
Windows Server 2003
の惨事復旧を実行する場合、以下のような警告メッセージが表示されます。
仮想マシン バス用にインストールしようとしているドライバ ソフトウェアは、Authenticode (TM)技術で適切に署名されていません。そのため、ソフトウェアが発行された後に変更されたかどうかを確認できません。発行元のアイデンティティは、以下の問題のため確認できません。インストールされた INF ファイルにデジタル署名情報が含まれていません。
このドライバ ソフトウェアをインストールしますか?
この問題を解決するには、以下の手順に従います。
[はい]をクリックし、MSD
がドライバをインストールする場所のパスを選択します。
- 従来の惨事復旧方式を使用する場合、Arcserve
Backup は、4KB セクタ ディスク データの 512
バイト
ディスクへのリストアはサポートしていません。解決策としては、WinPE
システムからのディスクのリストア用にブート可能
CD イメージを生成します。
- Arcserve Backup r17 では、Windows 8 および Windows
Server 2012
上での従来の惨事復旧方式はサポートされていません。従来の惨事復旧方式には、Machine
Specific Disk (MSD)やブート可能 Arcserve CD
があります。Windows Server 2012
コンピュータ上で MSD
を作成すると、ユーティリティからブロックされます。デフォルトでは、惨事復旧の実行には
WinPE が使用されます。
WinPE
を使用して惨事復旧を実行する際、ネットワークを介してバックアップ
サーバまたは惨事復旧情報(DRIF)の場所に接続できない可能性があります。回避策として、以下のいずれかのオプションを実行します。
- プライマリ サーバから USB ドライブに
ASBU_Home\DR\PrimaryServerName\AgentName
フォルダをコピーします。惨事復旧を実行し、USB
ドライブから DRIF を選択します。
- プライマリ サーバから MSD に
ASBU_Home\DR\PrimaryServerName\AgentName
フォルダをコピーします。MSD
にファイルを保存する十分な容量(1.44
MB)がない場合は、DRV
フォルダをコピーしないでください。
- 惨事復旧が完了してシステムが再起動したとき、ディスク
クォータが正しくボリュームに適用されない場合、または、ファイル
"diskquota_info.inf"
が存在する場合は、以下のレジストリ
キーを設定して Arcserve Universal Agent
サービスを再起動する必要があります。
キー名:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\Arcserve
Backup\ClientAgent\Parameters
DWORD
タイプの新しいキー(IsResDskquota)を作成し、値を
1 に設定します。
名前:IsResDskquota
種類:DWORD
値:1
Dashboard に関する既知の問題
Dashboard
に関連する以下の問題がこのリリースに存在していることが判明しています。
Arcserve Backup Global Dashboard の既知の問題
以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。
Image Option の既知の問題
以下のセクションでは、Arcserve Backup for the
Image Option
の本リリースに関する既知の問題について説明します。
NDMP NAS Option の既知の問題
NDMP NAS Option
に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。
- EMC Celerra NDMP デーモンには、最大 8 (DART
5.4)の同時接続数があります。NDMP NAS Option
では、同時および永続デバイス接続を使用します。EMC
Data Mover 管理の各テープ ドライブと TLU
は、個別の接続として数えられます。各バックアップ、リストア、ブラウズ機能も個別の接続として数えられます。接続数が
8
を超えると、問題が生じることがあります。ストレージ
トポグラフィを計画および実装する際には、このことを忘れないようにしてください。
- バックアップ サーバに複数の NIC
カードがあると、このオプションに接続できません。このオプションに接続するには、バックアップ
サーバに hosts ファイルへのループ バック
アドレスを追加する必要があります(エントリは、以下のようになります)。
127.0.0.1 HOSTNAME
- OnTap 6.2.x および 6.3.x を含む Network Appliance
ファイラでは、スパン DAR (Direct Access
Restore)復旧操作に関する DAR
の既知の問題を修正するための Network
Appliance パッチが必要になります。
- <BEB> 10.0 Service Pack 3
以前のバージョンでバックアップされたセッションでは、リストア操作を開始する前に以下のレジストリ
キーを 1 に設定しておく必要があります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\ARCserve Backup\NASAgent
- オプションは、メンバ
サーバでのインストールをサポートしません。
- オプションは、ジョブ
フェールオーバをサポートしません。
- オプションは、暗号化をサポートしません。サーバ側の暗号化が
NAS
バックアップで有効化されている場合、ジョブがサブミットされると以下のメッセージが表示されます。
警告:Encryption will be skipped for NAS backups.[OK]ボタンをクリックして続行します。
- Direct Access Restore
はファイルにしか使用できません。少なくとも
1
つのフォルダをリストアすると、セッションのスキャンに戻ります。この制約は、Network
Appliance には該当しません。
- Procom では、複数のバックアップ
フィルタをサポートしていません。
- エージェントと NAS
デバイスの環境設定を行う場合は、これらについて
IP
アドレスとホスト名のいずれかを使用する必要があります。環境設定が混在していると、その結果として
3 ウェイ バックアップになります。
- SAN 環境と NAS との DDS (Dynamic Device
Sharing、動的デバイス共有)設定は、クロスプラットフォームの
Windows の SAN 環境ではサポートされていません。
- EMC Celerra で DDS を使用するには、Data Mover で
NDMP.scsiReserve パラメータを 0
に設定する必要があります。このパラメータはリリース
5.2.15.0
以降で使用できます。この問題の詳細については、EMC
Celerra のマニュアルを参照してください。
- Arcserve Backup で[優先する共有名]から
Network Appliance ファイラに接続するには、NAS
サーバの /ETC フォルダを含むボリュームに
ADMIN$ 共有を作成する必要があります。
注:[優先する共有名/マシン名]を使用してNASデバイスをバックアップしないでください。この方法では、NASサーバに接続されたバックアップ
デバイスや、正式なNASオペレーティング
システム
バックアップに必要なNDMPプロトコルが活用されないためです。
- 差分または増分 NAS
セッションをリストアする前に、以前のフル
バックアップがリストアされていることを確認します。
- セッション単位リストアを実行します。
- ジョブをサブミットしてフル
セッションをリストアする
- 別のジョブをサブミットして差分セッションを以前のリストアと同じディレクトリにリストアします。
- リストアではフィルタはサポートされていません。
NAS リストア バックアップ
セッションに関する以下の項目は、このリリースではサポートされていません。
Storage Area Network (SAN) Option の既知の問題
SAN Option
に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。
- 混合 SAN
環境はサポートされなくなりました。そのため、1
つの Arcserve Backup ドメインには、1
つのプライマリ
サーバのみが存在することになります。ご使用の環境に複数の
SAN が必要な場合、別々の Arcserve Backup
ドメインに存在させるか、または同じプライマリ
サーバを共有し、両方の SAN
のデバイスを同じプライマリ
サーバに割り当てる必要があります。
Tape Library Option の既知の問題
Tape Library Option
に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。
セントラル エージェント管理の既知の問題
Arcserve Backup セントラル
エージェント管理に関する以下の問題がこのリリースに存在することが判明しています。
- Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2
システム上のセントラル
エージェントを使用してイベント
ログを参照すると、「このイベント
ログを解析できません。」というエラー
メッセージが表示される場合があります。これは
Microsoft の既知の問題です。
英語以外の文字の表示に関する既知の問題
以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。
- [地域と言語のオプション]は、プライマリ
サーバとメンバ
サーバで同一の設定を使用する必要があります。これは文字化けや、文字がクエスチョン
マーク(?)に置き換わってしまうことを避けるためです。
- ジョブを Unicode
サロゲートペアのデスティネーションにサブミットする場合、[ジョブのサブミット]ダイアログ
ボックスのデスティネーション
ノードが文字化けして表示されます。1
つのダブルバイト
コードで表せないマルチリンガル文字は、通常、そのサロゲート
ペア機能を使用した Unicode
で表示されます。[ジョブのサブミット]ダイアログ
ボックスではサロゲート
ペアを表示できません。これは表示の問題であり、ジョブ自体には影響しません。
- Arcserve Backup 環境設定ウィザードを使用して
caroot パスワードを設定する場合、Unicode
文字を使用しないでください。Unicode
文字は「?」として認識され、かつクエスチョン
マークは caroot
パスワードの有効な文字であるため、いずれの
Unicode 文字を入力してもログ
インが成功してしまいます。一度パスワードが設定されると、Arcserve
Backup マネージャ
コンソールからの変更はできません。
- Agent for Open Files
の環境設定ファイル(ofant.cfg)の groupname に
Unicode 文字を使用しないでください。
- Agent for Virtual Machines では、VM
名に使用する文字として英語以外の文字はサポートされていません。
- Arcserve Backup
のこのバージョンをインストールする前にバックアップされたファイル名またはディレクトリ名に
JIS2004 文字が使用されていた場合、リストア
マネージャでは、そのファイル名やディレクトリ名を正しく表示またはリストアできません。ただし、ファイルまたはディレクトリの中身は正しくリストアできます。
- Arcserve Backup のバージョン r12 SP1 では、Unicode
がサポートされています。Arcserve Backup
のこのバージョンで作成された診断レポートは、Arcserve
Backup r12 SP1
以降のバージョンでのみ開くことができます。
- Arcserve Backup r12.5
エージェント(すべてのサービス
パックを含む)を使用してサブミットされ、Unicode
文字をディレクトリ名/ファイル名に含むバックアップ
ジョブは、このリリースにアップグレードした後、失敗します。この問題を回避するには、Unicode
文字を含むディレクトリおよびファイル(またはその両方)の親ディレクトリを指定してからジョブをサブミットします。
- Microsoft Windows は、コマンド ライン
インターフェースで Unicode
文字をサポートしていないため、Windows
コマンド ラインを使用して Unicode
文字を含む Arcserve Backup
コマンドを入力することはできません。cmd.exe
の代わりに Windows Powershell を使用するか、-f
スイッチを使用してテキスト ファイルを
Unicode ファイルとして保存してください。
- DBAconfig.exe モジュールでは Unicode
はサポートされていません。
Arcserve Backup Infrastructure Visualization の既知の問題
Infrastructure Visualization
に関連する以下の問題がこのリリースに存在していることが判明しています。
- Visualization ビューに、ネットワーク
バックアップまたは優先する共有バックアップのノードが表示されません。
- 仮想マシンが Microsoft Hyper-V
によって初めてバックアップされる場合、ネットワーク
エラーや不正な認証情報のためにバックアップが失敗すると、仮想マシン
ビューに、VM ノードのバックアップ
ステータスが表示されない場合があります。
- Client Agent for Windows を使用して VMWare または
Hyper-V VM がファイル
モードでバックアップされると、VM
の前回のバックアップ
ステータスはサブネット
ビューに表示され、仮想マシン ビュー
ではこのバックアップ
ステータスの表示は省略されます。
- コマンド
ライン(ca_backup)を使用してノードのバックアップを実行した場合、Arcserve
Backup Infrastructure Visualization
では、サブネット
ビューおよびエージェント
ビューにデータが表示されない場合があります。
- Visualization
内でノードを表示するには、バックアップ
マネージャの GUI
にノードを追加し、認証情報を入力します。
- グローバル モードで Arcserve Backup Infrastructure
Visualization
にアクセスしようとすると、リモート
マネージャ
コンソールから以下のメッセージが表示されます。
グローバル モードに切り替えられません。Dashboard Agent for Global Dashboard をロードできません。システム管理者にお問い合わせください。
これは、リモート マネージャ
コンソールを実行しているマシンに Global
Dashboard
コンポーネントがインストールされていないことを示します。この問題を解決するには、リモート
マネージャ コンソール マシンに Global
Dashboard
コンポーネントをインストールしてから、グローバル
モードで Arcserve Backup Infrastructure Visualization
を起動します。
また、上記のメッセージで[OK]をクリックすると、Infrastructure
Visualization は、単独のセントラル
プライマリ サーバの Visualization
ビューを参照できるローカル モードで開きます。
- Microsoft Cluster Server
(MSCS)環境でサーバ環境設定ウィザードを使用して仮想クラスタをメンバ
サーバとして登録すると、メンバ サーバ
デバイスが表示されません。これは、テープ
エンジンで仮想クラスタ用のデバイスが登録されないためです。
Microsoft Hyper-V VSS Writer の既知の問題
Microsoft Hyper-V VSS Writer
に関連する以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。
- Hyper-V
仮想マシンの記憶域スペースを設定すると、スナップショット作成エラーにより、VSS
Writer の仮想マシンのバックアップが失敗します。
- トランスポータブル
スナップショットを使用して VM
をバックアップした場合、バックアップ
ジョブが成功しても、Microsoft Hyper-V VSS Writer
によってアプリケーション エラー コード
12289 が表示される場合があります。これは
Microsoft の既知の問題です。
- トランスポータブル
スナップショットを使用して VM
をバックアップした場合、バックアップ
ジョブが成功しても、Microsoft Hyper-V VSS Writer
によってシステム エラー コード 5121
が表示される場合があります。これは
Microsoft の既知の問題です。
制限事項
以下の制限が本リリースに存在していることが判明しています。
Arcserve Exchange Granular Restore
(GRT)ユーティリティ関連
- Exchange GRT
ユーティリティの現在のバージョンには、以下の制限があります。
- ダーティ シャット
ダウンの処理時に、データベース
ストレージが標準の状態にリストアされない場合があります。
- 送信トレイ
フォルダ内のメッセージがサーバと同期されていない場合、それらのメッセージはリストアされません。
- 同時リカバリはサポートされていません。
- 製品の複数のインスタンスの同時実行はサポートされていません。
- 暗号化された電子メールはリストアされません。
- 64 MB を超えるメッセージはサポートされません。
- Windows 2000、98、ME、95 はサポートされません。
- 配信確認および非配信レポートのリカバリはサポートされていません。
- Exchange GRT
ユーティリティは、別のユーザとして実行モードをサポートしません。
- 検索する語の先頭にワイルドカードを使用することはできません
- 最適なリカバリおよび検索に対する制限と境界
- Exchange GRT
ユーティリティを最適に使用するには、データベースが以下に制限されます。
- データベース サイズ:2TB
- メールボックス サイズ:100GB
- データベース内のメッセージの数:2,000,000
- データベース内のメールボックスの数:2,000
- 1 つのメールボックス内のメッセージの数:100,000
- 添付ファイルの内容の検索に関する制限事項
- 添付ファイルの検索は以下に対しては適用されません。
- 埋め込み OLE
オブジェクト、ワードアート、スマート
オブジェクト、チャートなどに含まれているテキスト、ドキュメントのメタデータ(作成者、コメント、タグなど)
- リストで使用されるマーカー(箇条書きの番号または記号)
- ヘッダ/フッタ内のテキスト
- XLS/XLSX: 数値
- 挿入の制限事項
- 挿入は、Exchange Server 2003
およびそれ以前のバージョンではサポートされていません。これらのバージョンは、EWS
をサポートしません。
- アーカイブされたメールボックス(およびそのようなメールボックスからの項目)は、ライブ
Exchange Server にはエクスポートされません。
- 連絡先の写真は、Exchange Server 2007
の元のライブ
メールボックスにエクスポートされません。
- 画像が埋め込まれた電子メールは、ライブ
Exchange Server 2007
にエクスポートされた後、添付ファイルのアイコンで表示されます。
- 作成時刻および変更時刻はリストアされません。
- 添付されたメッセージ内に添付された項目は、ライブ
Exchange Server 2007 にはリストアされません。
- ドメイン間での元のメールボックスへのエクスポートはサポートされていません。
- 連絡先グループおよび会議出席依頼はライブ
Exchange Server 2007
のインスタンスにはエクスポートできません。このような項目は、PST
を介してエクスポートします。
- 送信日時がない場合は、現在の日時としてライブ
Exchange Server にエクスポートされます。
- メールボックスを Exchange GRT
から作成することはできません(例:
リストア時の自動作成など)。メールボックスをリストアするには、標準の
Exchange Server
管理ツールを使用して、空のメールボックスを事前に作成する必要があります。既存のメールボックス
フォルダおよび個別のメッセージは、追加の管理アクションなしで作成できます。
- 添付されたメールボックス内のフォルダの名前変更/削除は
1 つのプログラム セッションのみで実行可能です。
修正された問題
以下は、Arcserve Backup
の現在のリリースに含まれている修正の一覧です。
このセクションに記載されていない修正がある場合は、Arcserve
サポートまでお問い合わせください。
T0000054 |
T245875 |
T36A835 |
T51H087 |
T55Z024 |
T58E166 |
T5Y4037 |
T0000077 |
T245878 |
T36A837 |
T51H088 |
T55Z026 |
T58E177 |
T5Y4038 |
T00000006 |
T245880 |
T36A838 |
T51H089 |
T55Z059 |
T58E182 |
T5Y4039 |
T00000010 |
T245881 |
T36A840 |
T51H090 |
T55Z064 |
T58E183 |
T5Y4040 |
T00000014 |
T245883 |
T36A842 |
T51H091 |
T55Z065 |
T58E184 |
T5Y4040 |
T00000015 |
T245892 |
T36A843 |
T51H092 |
T55Z066 |
T58E185 |
T5Y4041 |
T00000016 |
T245919 |
T36A845 |
T51H093 |
T55Z073 |
T58E186 |
|
T00000017 |
T245923 |
T36A846 |
T51H094 |
T55Z075 |
T58E192 |
|
T00000018 |
T245924 |
T36A848 |
T51H095 |
T55Z077 |
T58E193 |
|
T00000022 |
T245925 |
T36A849 |
T51H096 |
T55Z078 |
T58E194 |
|
T00000026 |
T245928 |
T36A850 |
T51H097 |
T55Z079 |
T58E196 |
|
T00000028 |
T245931 |
T36A867 |
T51H143 |
T55Z080 |
T58E206 |
|
T00000032 |
T245933 |
T36A876 |
T51H146 |
T55Z081 |
T58E234 |
|
T00000042 |
T245934 |
T36A877 |
T51H147 |
T55Z082 |
T58E236 |
|
T00000051 |
T245935 |
T36A878 |
T51H148 |
T55Z083 |
T58e237 |
|
T00000052 |
T245936 |
T36A879 |
T51H150 |
T55Z084 |
T58E238 |
|
T00000059 |
T245938 |
T4C4119 |
T51H151 |
T55Z086 |
T58E239 |
|
T00000063 |
T245940 |
T4C4140 |
T51H152 |
T55Z088 |
T58M001 |
|
T00000078 |
T245942 |
T4C4143 |
T51H153 |
T55Z089 |
T5DQ130 |
|
T00000084 |
T245943 |
T4C4144 |
T51H155 |
T56P001 |
t5dq130 |
|
T00000085 |
T245945 |
T4C4145 |
T51H157 |
T56P002 |
T5DQ138 |
|
T000000073 |
T245947 |
T4C4148 |
T51H158 |
T56P003 |
T5DQ164 |
|
T245842 |
T245947 |
T4C4149 |
T51H164 |
T56P019 |
T5LE237 |
|
T245845 |
T245951 |
T51H076 |
T55W002 |
T56P022 |
T5OV092 |
|
T245866 |
T245951 |
T51H077 |
T55W004 |
T56P024 |
T5Y4001 |
|
T245867 |
T245952 |
T51H080 |
T55W005 |
T56P036 |
T5Y4003 |
|
T245871 |
T245953 |
T51H081 |
T55Z005 |
T56P037 |
T5Y4005 |
|
T245872 |
T36A803 |
T51H082 |
T55Z008 |
T57M006 |
T5Y4007 |
|
T245873 |
T36A831 |
T51H085 |
T55Z014 |
T57M007 |
T5Y4010 |
|
T245874 |
T36A834 |
T51H086 |
T55Z018 |
T58E162 |
T5Y4035 |
|
Agent for Hyper-V
以下の表は、Agent for Hyper-V
用のテスト修正を示しています。
このセクションに記載されていない修正がある場合は、Arcserve
サポートまでお問い合わせください。
テスト修正番号 |
説明 |
T00000089 |
AE0605 DiskItem Microsoft Hyper-V VSS Writer が複数のボリュームに分散しています。 |
T245871 |
CSV ボリュームがある場合にシステム ファイルに対して AW0004 が発生する |
T245911 |
スナップショット ファイルが VM Raw/IF の復旧後にも存在する |
T245914 |
クラスタの Hyper-V バックアップでダンプが作成される |
T245917 |
Hyper-V リストアによる AVHDX ファイルとドライブのリンク |
T36A834 |
過剰なアクティブ ポート (SQL Server) |
T36A846 |
SQL ログ出荷の問題 |
T4C4128 |
E3987 子ジョブのクラッシュ |
T4C4136 |
Hyper-V バックアップがエラーなしで失敗する |
T4C4138 |
E3392 AW0002 - Huper-V VM |
T51H077 |
IN-E3392-TCP 再接続タイムアウト
レジストリ キーが以下のように修正されます:
パス:[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA
ARCserve Backup\ClientAgent\Parameters
キー名:BackupVHDUsingVHDRead
キーの種類:DWORD
値:0 |
T51H096 |
Hyper-V VM が DB に読み込まれない |
T51H116 |
Hyper-V メークアップ ジョブの問題による不適切なシステムのバックアップ |
T51H141 |
VM がリストア後に再起動されない |
T56P024 |
Hyper-V VHD VM のバックアップでエージェントがクラッシュする |
T58E234 |
Hyper-V リストア AVHDX |
T5OV088 |
Hyper-V で Windows 以外の VM に対する AW0550 の削除 |
Agent for Lotus Domino
以下の表は、Agent for Lotus Domino
用のテスト修正を示しています。
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サポートまでお問い合わせください。
テスト修正番号 |
説明 |
T245878 |
セッション単位のリストアでトランザクション ログ ファイルが表示されない |
T36A872 |
DAOS ファイルのバックアップの無効化
この修正では、以下のレジストリの変更が必要です。
パス:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\ComputerAssociates\CAARCserveBackup\DSAgent\CurrentVersion\agent\dbanotes@<<DOMINO
インスタンス名>>
キー名:SkipBackupDaosObjects
キーの種類:DWORD
値:1 |
T58E194 |
Lotus Notes バックアップ ジョブをサブミットすると Arcserve Manager の GUI がクラッシュする。 |
T58E237 |
Domino Agent がリストアしない |
Agent for Microsoft Sharepoint
以下の表は、Agent for Microsoft Sharepoint
用のテスト修正を示しています。
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サポートまでお問い合わせください。
テスト修正番号 |
説明 |
T36A803 |
WIN - Sharepoint リストアの元の日付 |
T36A831-T36A842 |
Sharepoint のバックアップの失敗 |
T36A873 |
WIN - SQL のデッドロックにより Sharepoint バックアップが発生する |
T36A876 |
WIN - Sharepoint セキュリティ オプションの不一致 |
T5Y4027 |
Sharepoint バックアップが動作しない |
Agent for Microsoft SQL Server
以下の表は、Agent for Microsoft SQL Server
用のテスト修正を示しています。
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サポートまでお問い合わせください。
テスト修正番号 |
説明 |
T36A845 |
SQL アカウントへの排他的アクセス |
T36A867 |
仮想 SQL ノードに SQL インスタンスが誤って表示される |
T36A871 |
Microsoft SQL 2014 のサポート |
T36A879 |
DB が簡易モードの場合にトランザクション ログのバックアップがスキップされる |
Agent for Open Files for Windows
以下の表は、Agent for Open Files for Windows
用のテスト修正を示しています。
このセクションに記載されていない修正がある場合は、Arcserve
サポートまでお問い合わせください。
テスト修正番号 |
説明 |
T5Y4029 |
WIN - E12502 が VSS を選択せずに発生する
この修正では、以下のレジストリの変更が必要です。
パス:[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA
ARCSERVE BACKUP\ClientAgent\Parameters]
キー名:UseVssForOpenFiles
キーの種類:DWORD
値:VSS を使用しない場合は 0
バックアップに VSS
を使用している場合は 1 |
T5Y4034 |
WIN - OFA バグチェック |
Agent for Oracle
以下の表は、Agent for Oracle
用のテスト修正を示しています。
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サポートまでお問い合わせください。
テスト修正番号 |
説明 |
T245952 |
Oracle Agent のバックアップが E8535 で失敗する場合がある |
T36A864 |
アーカイブ ログのバックアップのスキップ |
T51H086 |
Oracle データベースの回復 |
Agent for Oracle (UNIX/Linux)
以下の表は、Agent for Oracle
(UNIX/Linux)用のテスト修正を示しています。
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サポートまでお問い合わせください。
テスト修正番号 |
説明 |
T245842 |
クライアントがエイリアスによってのみ接続されている場合に AE360144 が発生する |
T58E193 |
Oracle 増分バックアップが大規模なデータベースで失敗する |
T5DQ154 |
AIX - Oracle を参照できない |
T5DQ161 |
LNX - Oracle リストアが失敗する |
Agent for VMware
以下の表は、Agent for VMware
用のテスト修正を示しています。
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サポートまでお問い合わせください。
テスト修正番号 |
説明 |
T00000018 |
VMware エージェント Raw-IF バックアップに同じ VMDK 名がある場合にディスクのシーケンスが正しくない(VM エージェント) |
T00000022 |
VMware VM のファイル レベル リストアがエラー AE0559 で失敗する |
T245880 |
UEFI VM のファイル レベル リストアに対する AE0060 で以下のレジストリの変更が必要になります。
パス:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA ARCserve Backup\ClientAgent\Parameters
キー名:StopIfVolumeMapFail
キーの種類:DWORD
値:0 (デフォルトは I:この場合はジョブが AE0521 で失敗) |
T4C4124 |
Microsoft Hyper-V 環境設定ツールを実行した後に「ローカル オプション」メニューがない |
T4C4143 |
Raw-IF バックアップからのリストア中に AE0312 が発生する |
T4C4149 |
VM の復旧ウィンドウに VM が表示されない |
T51H076 |
VM のリストアが失敗しました |
T51H085 |
VM の Arcserve Backup が失敗し、「AW0551 VM ボリュームを VM ディスク イメージ ファイルにマップできません」というメッセージが表示されます。vCenter または ESX Server 内のバックアップのユーザのパスワードに ANSI でない文字が含まれている場合。 |
T51H089 |
VM の復旧に失敗しました - AE0579 |
T51H091 |
VD ポート グループの表示が適切でない |
T51H092 |
メークアップ ジョブがすべての VM システムをバックアップしない |
T51H118 |
VM が新しい UUID で更新されない |
T51H147 |
リストアされた GUI に VM が表示されない |
T51H151 |
リストアされた GUI に VM が表示されない |
T55W005 |
VM の上書きの無効化 |
T57M002 |
VMware VM 入力ツールでクラッシュする |
T57M005 |
VM Inc バックアップでアーカイブ ビットをクリアできない |
T57M006 |
スナップショットが削除されない |
T57M007 |
Raw-IF バックアップ後に Windows\Temp パスが一時ファイルでいっぱいになる |
T58E209 |
Windows Server 2012 R2 用のスナップショットを使用して Raw-IF バックアップを復旧した後に Hyper-V VM を再起動できない |
T5Y4038 |
CAAGSTAR.EXE がクラッシュする |
Arcserve Backup と UDP および D2D の統合
以下の表は、Arcserve Backup と UDP および D2D
の統合用のテスト修正を示しています。
このセクションに記載されていない修正がある場合は、Arcserve
サポートまでお問い合わせください。
テスト修正番号 |
説明 |
P00000107 |
UDP 簡易統合バックアップで caagstart.exe が E3392 でクラッシュする |
T00000078 |
グローバル オプションで VSS の使用を選択しない場合の VSS バックアップの無効化 |
T00000120 |
簡易統合バックアップ データに対してリストア マネージャでファイルのタイムスタンプが GMT になる |
T00000146 |
UDP/D2D セッションに対するオンデマンド カタログの生成後にバックアップ ジョブが失敗する |
T245894 |
WIN - UDP/D2D または VM エージェントからのリストアが破損する |
T245896 |
WIN - D2D エージェント バックアップからリストアされたファイルが破損している |
T245907 |
UDP 簡易統合バックアップに対する E12002 |
T245923 |
UDP 簡易統合:Raw セッションのリストアが失敗する |
T245927 |
ASDB の廃棄/保護ジョブのライセンス エラー |
T245934 |
UDP 統合ジョブの開始時のライセンス エラー |
T245940 |
UDP Raw セッションのリストアが AE0069 で失敗する |
T245943 |
UDP 統合バックアップでの 3OL5 のライセンス エラー |
T4C4140 |
RPS ジョブに対してセキュリティ ダイアログ ボックスが表示されない |
T4C44122 |
D2D 簡易統合バックアップでは、選択したボリュームのルートに一時フォルダ(Temp_3024_102823062 など)が作成されます。この修正を適用した後は、レジストリ スイッチを使用して一時フォルダが作成される場所を設定できます。 |
T55Z050 |
D2D プロキシ ノードの下に D2D ノードを追加できない |
T55Z059 |
1 つの HBBU VM 名が 34 文字を超えると Universal Agent がクラッシュする |
T55Z064 |
RPS サーバの参照中に Universal Agent がクラッシュする |
T55Z065 |
UDP 簡易統合バックアップがエージェントでクラッシュする |
T55Z066 |
D2D Raw セッションのリストア ジョブがエージェント側でクラッシュする |
T55Z078 |
ジョブ履歴の詳細が簡易統合に適用されない |
T55Z079 |
簡易統合ジョブが E3392 エラーで失敗する |
T55Z081 |
HTTPS を使用した簡易統合バックアップが失敗する |
T55Z082 |
UDP RPS サーバの参照が失敗する |
T55Z083 |
RPS サーバの参照またはバックアップが失敗する |
T55Z086 |
簡易統合バックアップが失敗する |
T56P003 |
オンデマンドのカタログ生成が失敗する |
T56P019 |
RPS サーバへのログインに失敗する |
T56P020 |
D2D 統合のバックアップに UDP ライセンスが必要 |
T56P022 |
UDP 仮想マシンのリストアが失敗する |
T56P026 |
デフォルトで、UDP 増分/差分統合バックアップを実行する場合に RPS ファイルがスキップされます。これらのファイルがスキップされないようにするには、以下のレジストリを追加します。
パス:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWRE\ComputerAssociates\CA\ARCserve Backup\ClientAgent\Parameters
キー値:IncrDiffNoSkipRPSFiles
キーの種類:DWORD
値:1 |
T56P028 |
差分ローテーション UDP バックアップを実行する場合、ログにメッセージが示されずにセッションがスキップされます。 |
T56P034 |
重複する Netbios 名を持つ 2 つのホストが ASBU で検出されず、RPS およびジョブ履歴がバックアップ後に表示されません。 |
T56P036 |
ESX Server 上の VM のいずれかの名前が 64 文字を超えている場合、Arcserve GUI の[ソース]タブから RPS サーバを参照していると Arcserve Universal Agent がクラッシュします。 |
T58E206 |
D2DLITE 簡易統合が E3392 で失敗する |
T58E217 |
WIN D2DLITE 簡易統合が E3392 で失敗する |
T58E235 |
UDP ファイル レベルのリストアが E8522 で失敗する |
T58E236 |
簡易統合 Mux ジョブをサブミットできない |
T5OV090 |
簡易統合のバックアップでカタログ生成プロセスが開始された後、バックアップが断続的に失敗します。 |
T5OV092 |
Arcserve Backup での Arcserve UDP ライセンスのサポート |
基本シリアル番号
以下の表は、Arcserve Backup
ベース製品用のテスト修正を示しています。
このセクションに記載されていない修正がある場合は、Arcserve
サポートまでお問い合わせください。
テスト修正番号 |
説明 |
T00000006 |
DM セッションの「バックアップ時刻」でステージング時刻を参照できます。以下のレジストリが必要です。
パス:HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\ComputerAssociates\CA ARCserve Backup\Base\Database
キー名:CopyDSTimeToDMRecord
キーの種類:DWORD
値:1 |
T00000010 |
この修正により、UDP RPS とマルチプレキシング バックアップ ジョブの統合のクラッシュに関する問題が修正されています |
T00000014 |
リストア ジョブをサブミットしようするとマネージャの GUI がクラッシュします。 |
T00000015 |
Unicode 以外のエージェントのサイズ(MB)がジョブ履歴に正しく表示されません |
T00000016 |
即時ディスク再利用が選択されているにも関わらず遅延ディスク再利用を実行する必要があります。この修正では、以下の変更が必要です。
パス:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\[Wow6432Node]\ComputerAssociates\CA ARCserve Backup\Base\TapeEngine\CONFIG
キー名:ForceDelayedReclaim
キーの種類:DWORD
値:1 |
T00000026 |
プレフライト チェックが失敗している |
T00000028 |
データのマイグレーション ジョブがデデュプリケーション内部エラー 16647 で失敗する |
T00000073 |
AD リストア ユーティリティで、AD データベース ファイル内のオブジェクトが表示されない |
T00000101 |
テープ コピーでの対象テープの問題 |
T00000109 |
即時ディスク再利用が選択されているにも関わらず遅延ディスク再利用を実行する必要があります。この修正では、以下の変更が必要です。
パス:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\[Wow6432Node]\ComputerAssociates\CA ARCserve Backup\Base\TapeEngine\CONFIG
キー名:ForceDelayedReclaim
キーの種類:DWORD
値:1 |
T00000111 |
Arcserve インストール ディレクトリがバックアップ ソースに含まれている場合にカタログ DB が常にバックアップされる |
T00000122 |
デデュプリケーション デバイスからデータをリストアするとテープ エンジンがクラッシュする |
T00000554 |
すべての子ジョブが成功と表示されていても、マスタ ジョブが失敗として表示される。 |
T245873 |
マイグレーション ジョブが特定の時間に実行されるようにスケジュールされている場合でも、ステージングの直後に開始される |
T245874 |
コピー ジョブを開く際にディスクの選択が解除される |
T245888 |
ローテーション ジョブで例外日が無視される |
T245895 |
廃棄後もメディアのレコードが保持されている |
T245898 |
テープ コピー -Q でアクティビティ ログに E63638 が記録される |
T245903 |
W29893 が発生した場合にジョブのステータスが強制的に完了になります。
W29893 が発生した場合に、完了ステータスの合成ジョブを完了し、次のジョブを合成フル バックアップ ジョブとして実行するには、以下のレジストリに変更が必要です。
パス:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\[Wow6432Node]\ComputerAssociates\CA ARCserve Backup\Base\Task\Backup
キー名:ForceCompleteAfterW29893
キーの種類:DWORD
値:1 以上(デフォルトは 0) |
T245915 |
デデュプリケーション パージ ポリシーを変更した後に W29879 が発生する |
T245916 |
マルチストリーム ジョブの実行時にテープ エンジンがクラッシュする |
T245921 |
CA_DEVMGR でリモート FSD を作成できない |
T245924 |
DDD データの切り捨てを介してバックアップが成功する |
T245925 |
[ジョブ スクリプトを開く]ダイアログ ボックスでジョブ スクリプト ファイルが選択された場合、ジョブの説明が 43 文字に切り捨てられます。 |
T245928 |
ca_devmgr でリモート FSD を作成できない |
T245929 |
DDD データの切り捨てを介してバックアップが成功する |
T245942 |
1 つの FSD がオフラインの場合にグループを使用できない |
T245945 |
ジョブの完了後も ca_restore が停止しない |
T245953 |
バックアップ サイズが誤って 1.10 GB に記録される |
T36A838 |
再利用セットからメディアが取得されない |
T36A840 |
メークアップ ジョブのエラー メッセージが成功したアラート メッセージに含まれる |
T36A843 |
ジョブ履歴でマネージャがクラッシュする |
T36A861 |
Dirwatcher でアーカイブ属性を変更できない |
T36A878 |
MS Dskquota.dll でディスク クォータのユーザ情報を取得しようとしてバックアップがハングします。ディスク クォータもボリューム上で無効になります。 |
T4C4131 |
既存のバックアップ ジョブを変更すると、ステージングおよびデデュプリケーション用のバックアップ スキーマ図が間違って表示されます。 |
T4C4134 |
カタログ ファイルが作成されない |
T4C4135 |
ディレクトリ構造の参照がアプリケーション データ フォルダでループに入る |
T4C4141 |
Arcserve デデュプリケーション再利用率が 10 に設定される |
T4C4144 |
クラウド デバイスへのデータのマイグレーションがアクセス不可能なデバイスで失敗する |
T4C4145 |
100 万ファイルのアクセスで E3392 が発生する |
T4C4148 |
Eu_Ireland 用のクラウド デバイスを作成できない |
T51H088 |
テープ コピーで VTL がソース テープをイジェクトする |
T51H093 |
メークアップ ジョブが常に生成される |
T51H097 |
ジョブがターゲットを待機する |
T51H112 |
Sis.Dll でテープ エンジンがクラッシュする |
T51H115 |
Arcserve データ マイグレーション ジョブが遅い |
T51H121 |
デデュプリケーション パージ ポリシーが更新されない |
T51H122 |
メディアが保存セット プールに割り当てられていない |
T51H123 |
データ マイグレーション ジョブが E3843 で失敗する |
T51H127 |
E3404 - カタログ ファイルを開くことができない |
T51H129 |
ジョブがターゲットを待機中にハングする |
T51H132 |
データ マイグレーションのメークアップ ジョブの新しいテープでメディア エラーが発生します。以下のレジストリに変更が必要です。
パス:[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA ARCserve Backup\Tasks\Backup]
キー名:MakeUpJobNoExcludeOfTape
キーの種類:DWORD |
T51H133 |
MUX ジョブがテープをイジェクトしない |
T51H135 |
テープ ドライブが解放されない |
T51H146 |
DM - ダブル テープ コピーの問題 |
T51H157 |
WIN - ライブラリが仮想サーバで認識されない |
T55W002 |
リストア単位および照会単位のリストアでフォルダを検索中に間違った結果が表示される |
T55W004 |
ca_backup で応答が返されず、ポートの競合で応答が失われる |
T55Z005 |
システム状態のバックアップが失敗する |
T55Z037 |
マスタ ジョブがスパンニング テープでクラッシュする |
T55Z041 |
ローテーション ジョブが 1 日スキップする |
T55Z042 |
メディア名の日付/時刻の上書き
この修正を適用すると、Arcserve Backup
はテープのフォーマットを元の名前に戻します。日時でメディアをフォーマットする場合は、以下のレジストリを設定します。
パス:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\ComputerAssociates\CA
ARCserve Backup\Base\Task\Backup
X86:
パス:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA
ARCserve Backup\Base\Task\Backup
キー名:UseBlankMediaName
キーの種類:DWORD
値:1 |
T55Z061 |
カスタム スケジュールのダブル テープ コピー名が正しくない |
T55Z073 |
重複するマイグレーション ジョブがマルチストリーム - GFS ステージング ジョブに対して作成されます。 |
T55Z075 |
ツリー単位のビューで空のカレンダが表示される |
T55Z077 |
アラートで 1 MB を超える添付ファイルが処理されない |
T55Z080 |
スタック オーバーフローで Mergecat がクラッシュする |
T55Z088 |
カスタム ローテーション用のテープの日時フォーマット |
T56P001 |
GUI でメディア レコードの表示が限られる |
T56P012 |
メンバ サーバのエージェントの展開の問題 |
T56P023 |
テープ管理ラベルの問題 |
T56P030 |
エージェントの展開でホスト名が 15 文字に制限される |
T56P033 |
GFS ジョブでジョブ履歴が正しくない |
T57M003 |
ca_backup が永久に実行される |
T57M004 |
[グローバル オプション]画面が大きく表示され、[OK]/[キャンセル]ボタンが表示されない |
T58E166 |
詳細レポート エラー |
T58E177 |
スパン マルチプレキシング ジョブで、Arcserve データベースにシリアル番号の重複がある |
T58E184 |
ステージング ジョブのマルチストリームの問題 |
T58E185 |
E8535 バックアップ ウィンドウの問題 |
T58E192 |
セッション パスワードが DB に保存されない |
T58E210 |
E3555 すべてのライセンスがバックアップ中に使い果たされる |
T58E219 |
Amazon S3 へのマイグレートで E6008 が発生する |
T58E221 |
マルチストリームが選択できずグレーアウトされている |
T58E226 |
エラー コード W29900。以下のレジストリの変更が必要です。
パス:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\[Wow6432Node]\ComputerAssociates\CA ARCserve Backup\Base\Task\Backup
キー名:KeepStatusForIncJob
キーの種類:DWORD
値:1 |
T58E239 |
ca_dbmgr に対するオプションの追加 |
T58M001 |
ステージング ジョブのローテーション スキーマが E53533 で失敗する |
T58M001 |
ステージング内ジョブ ローテーション スキーマが失敗する |
T58M004 |
ユーティリティ固有のフィルタが無効 |
T5Y4016 |
デデュプリケーション カタログ ファイルがパージされる |
T5Y4020 |
コマンド ライン コマンド - Cherase が機能しない |
T5Y4021 |
警告 - ジョブ ログが文字化けする |
T5Y4031 |
CA_DEVMGR - FSD でラベルの 8 文字を作成できない |
T5Y4036 |
WIN - 大量のデータがあるシステムの状態 |
T5Y4040 |
ツリー単位のリストアで検索を実行するとファイルが選択されない |
Client Agent for Linux
以下の表は、Client Agent for Linux
用のテスト修正を示しています。
このセクションに記載されていない修正がある場合は、Arcserve
サポートまでお問い合わせください。
テスト修正番号 |
説明 |
T5DQ130 |
Lnx - バックアップが AE280285 で失敗する |
T5DQ138 |
FreeBSD 9.2 でログインが失敗する |
T5DQ145 |
Lnx - フィルタのログ:lost + found を除外するようフィルタを設定し、デバッグの値が 2 より大きく設定された場合、各フォルダに対して「Use supplied Regular Expression Disabled」が出力されます。この修正を適用すると、上記のメッセージはジョブの初めに 1 回だけ記録されます。 |
T5DQ156 |
NSS で Atime がサポートされない |
T5DQ157 |
Lnx Diff_Incr で Ctime を使用 |
T5DQ164 |
CENTOS 7 のサポート |
T5DQ166 |
Oracle Enterprise Linux および SLES のサポート |
Client Agent for Windows
以下の表は、Client Agent for Windows
用のテスト修正を示しています。
このセクションに記載されていない修正がある場合は、Arcserve
サポートまでお問い合わせください。
テスト修正番号 |
説明 |
T00000017 |
カタログ サイズが 4 GB より大きい場合、マージが失敗する |
T00000032 |
バックアップがエラー E8535 で失敗する |
T00000074 |
バックアップ ジョブの完了後、Universal Agent のインストール フォルダでダンプ ファイルが作成されています。 |
T00000154 |
E3987 子ジョブが検出され、クラッシュする |
T245866 |
Raw バックアップのリストアによるファイル システムが破損する |
T245875 |
Windows2008 のジャンクション ポイントで AW0004 が発生する
以下のレジストリに変更が必要です。
パス:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA ARCserve Backup\ClientAgent\Parameters
キー名:IgnoreW0224
キーの種類:DWORD
値:1 (デフォルトは 0) |
T245936 |
除外されたファイルに対して W29893 が発生する。 |
T245982 |
多くのファイルが除外される場合にバックアップが遅くなる |
T4C4121 |
プライマリ サーバ上で Universal Agent がクラッシュする |
T55Z026 |
変更ジョブで取得バッファが小さすぎるエラーが発生する |
T58E182 |
エラー E3987 で子ジョブがクラッシュする |
T58M002 |
WMMI を使用した DiskEnum 中にクライアント エージェントがクラッシュする |
T58M007 |
リモート リストアが E8522 で失敗する |
T5OV087 |
クラッシュ ダンプの無効化またはダンプ場所の設定
この修正では、以下のレジストリ
オプションが提供されます。
パス:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA
ARCserve Backup\UniversalClientAgent\Parameters
キー名:DisableCrashDump
キーの種類:DWORD
値:1
クラッシュ ダンプの場所を設定します。
パス:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA
ARCserve Backup\UniversalClientAgent\Parameters
キー名:CrashDumpPath
キーの種類:文字列 |
T5OV091 |
(WIN) Universal Agent プロセスのクラッシュ ダンプ設定
この修正では、クラッシュ ダンプに別のパスを設定し、クラッシュ ダンプの生成を無効にするオプションが提供されます。
パス:HKEY_LCOAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA ARCserve Backup\UniversalClientAgent\Parameters
キー名:DisableCrashDump
キーの種類:DWORD
値:1 |
T5Y4005 |
オフラインのダイナミック ディスクのリストア |
T5Y4010 |
ファイル サイズが 0 ハード リンクに設定される |
T5Y4041 |
正しくないハード リンクを使用したリストア |
Dashboard
以下の表は、ダッシュボード用テスト修正を示しています。
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サポートまでお問い合わせください。
テスト修正番号 |
説明 |
T00000052 |
フィールドが "media.media location" の場合にレポートを生成できない |
T00000085 |
ダッシュボード レポートで、SP1 エージェントに対してサービス パックが 0 として表示される。 |
T36A863 |
合計保護サイズ レポートで、すべてのフル バックアップのサーバのリストが表示される。 |
T55Z008 |
Universal Agent が SRM プローブでクラッシュする |
T55Z070 |
Arcserve Central Protection 管理の自動増分同期がハングする。 |
T58E183 |
ダッシュボードのボリューム トレンド レポートでドライブのサイズについて正しくない情報が表示される。 |
T58E212 |
ダッシュ ボード通信の基盤の終了 |
T58E215 |
ダッシュ ボードの同期が機能しない |
Disaster Recovery Option
以下の表は、Disaster Recovery Option
用のテスト修正を示しています。
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サポートまでお問い合わせください。
テスト修正番号 |
説明 |
P00000060 |
この修正では、DR からの復旧後に netstat が機能しないという問題が修正されます。 |
T00000108 |
DR で IBM USB3 RDX デバイスからデータを読み取れない |
T245883 |
復旧パーティションが DR の後に表示されなくなる |
T245919 |
uEFI マシンを PEDR を使用して復旧した後、\EFI\BOOT フォルダが EFI パーティションに存在しません。
注:この修正の適用後に、WinPE DR イメージを再作成します。 |
T245935 |
PEDR で Refs セッションの置換が拒否される |
T36A862 |
ADK を 8.0 から 8.1 にアップグレードした後、ユーザは、ブートキット ウィザードを使用して、カスタマイズされた WinPE DR イメージを作成できません。 |
T36A868 |
ADK を 8.0 から 8.1 にアップグレードした後、ユーザは、ブートキット ウィザードを使用して、ドライバ ファイルを WinPE DR イメージに挿入できません。 |
T36A877 |
DR 情報が正しく更新されない |
T56P002 |
オンデマンドのカタログ ファイルの生成は、D2D サーバがデスティネーションを Arcserve サーバのパスに設定した場合に失敗します。 |
T5LE237 |
ASBU で 4K ディスクを含む DR のサポート |
T5Y4018 |
WinPE ブート イメージを作成する場合、ブートキット ウィザードは、選択されていない場合でもドライバを追加していました。 |
Enterprise Option for SAP (UNIX/Linux)
以下の表は、Enterprise Option for SAP
(UNIX/Linux)用のテスト修正を示しています。
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テスト修正番号 |
説明 |
T36A850 |
SAP Linux DB でリストアが失敗する |
Global Dashboard
以下の表は、Global Dashboard
用のテスト修正を示しています。
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サポートまでお問い合わせください。
テスト修正番号 |
説明 |
T55Z035 |
フル同期用のコマンド ライン引数
「スケジュール
タスク」を使用して、自動同期用のスケジュールを設定します(C:\Program
Files (x86)\CA\ARCserve
Backup\GlobalDashboard\BranchCFG.exe)。
以下のレジストリに変更が必要です。
パス:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA
ARCserve Backup\GlobalDashboard
キー名:DWORD
キーの種類:DWORD
値:1 (ブランチ
マネージャを開いたときにフル同期を実行)
0 (ブランチ
マネージャを開いたときにフル同期を実行しない) |
T55Z036 |
増分同期を無効にするレジストリ値を追加します。
以下のレジストリに変更が必要です。
パス:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA
ARCserve Backup\GlobalDashboard
キー名:DisableIncSync
キーの種類:DWORD
値:増分同期の実行を無効にする場合は 1
値を削除して増分同期をスケジュールどおりに実行する場合は
0 |
Image Option
以下の表は、Image Option
用のテスト修正を示しています。
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テスト修正番号 |
説明 |
T00000063 |
イメージ バックアップ ジョブがクラッシュする |
Microsoft Exchange Server
以下の表は、Microsoft Exchange Server
用のテスト修正を示しています。
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サポートまでお問い合わせください。
テスト修正番号 |
説明 |
T55Z014 |
バックアップが Exchange Server 上のデータベースでランダムに失敗し、エラー「AE9724 データの読み取りに失敗しました(エラー = 2147467259)」が表示されます。 |
T55Z018 |
ドキュメント レベル エージェントを展開できない |
T55Z024 |
Exchange 2013 のドキュメント レベルを参照できない |
T55Z027 |
ドキュメント レベル バックアップでパブリック フォルダがスキップされるが、ステータスは成功として表示される |
T55Z032 |
Exchange 2013 ドキュメント レベルのバックアップがハングする |
T55Z040 |
Powershell コマンドの初期化に失敗した場合、「E3579 Exchange データベース コピー ステータスの取得に失敗しました」というエラーがランダムに発生します。この修正により、Powershell 接続タイムアウトが 4 分に延長されます。 |
T55Z044 |
Exchange ドキュメント レベルのバックアップが未完了です。
この修正には、以下のレジストリの変更が必要です。
パス:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\ComputerAssociates\CA ARCserve Backup\ExchangeDocumentAgent\Parameters
キー名:SkipAsInfo
キーの種類:DWORD
値:1 |
T55Z045 |
スナップショットの作成プロセスでレプリカ サーバからバックアップしている場合、Arcserve Backup の Exchange DB レベルのバックアップ時に、エラー「AE9725 - スナップショットを作成できませんでした」が発生します。 |
T55Z056 |
Exchange DB レベルのバックアップで、エラー「E3579 Exchange データベース コピー ステータスの取得に失敗しました」というエラーがランダムに発生します。 |
T55Z062 |
メールボックスが親ドメインにあるが、ユーザ アカウントは子ドメインにある場合、Microsoft Exchange ドキュメント レベルを参照できません。 |
T55Z084 |
Exchange DB のバックアップの GETDAGNAME 例外
この修正には、以下のレジストリの変更が必要です。
PATH; HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA
ARCserve Backup\ExchangeDBAgent\Parameters
キー名:"DAGName" - DAG
内のすべてのサーバに対して実際の DAG
サーバ名を付与します。
キーの種類:文字列 |
T55Z089 |
Exchange ドキュメント レベルのエージェント ジョブで、増分バックアップがグローバル オプションで設定され、エージェント オプションがグローバル オプションを使用するように設定されている場合でも、常にフル バックアップが実行されます。 |
T56P014 |
バックアップ中にメールボックスが見つからない |
T56P027 |
ジョブの変更時に GUI がクラッシュする |
T58E214 |
この修正を適用した後は、バックアップの実行前に、Exchange DB の整合性チェックをスキップすることができます。 |
T58E216 |
Exchange DB のバックアップ中に、Universal Agent がクラッシュし、ダンプ ファイルが生成されます。 |
T58E218 |
ディスク オプティマイザーの開始後、Arcserve Agent for Exchange がおよそ 1 分以内にクラッシュします。 |
T5Y4003 |
Microsoft Exchange ドキュメント レベルを参照しようとすると、Arcserve マネージャがフリーズ/ハングする |
T5Y4017 |
Exchange ドキュメント レベルのバックアップが「E1311 xxxx ジョブはクラッシュしています(tskept.log)」というエラーでクラッシュする |
T5Y4023 |
Exchange 2007 DB レベルのバックアップが、エラー「E8535 エージェントからのデータ受信に失敗しました」で失敗します。 |
T5Y4026 |
Exchange DB レベルのバックアップで、エラー「E3579 Exchange データベース コピー ステータスの取得に失敗しました」というエラーがランダムに発生します。 |
T5Y4028 |
(WIN)テープ コピーで Exchange ドキュメント レベルを特定できない |
T5Y4035 |
DAG Exchange 2013 で、ドキュメント レベルのバックアップが失敗し、ドキュメント レベルのノードを展開できません。 |
T5Y4037 |
ドキュメント レベルのサブ フォルダを展開できない |
T5Y4039 |
(WIN) EXC 2013 バックアップ ジョブがクラッシュする |
NAS Option
以下の表は、NAS Option
用のテスト修正を示しています。
このセクションに記載されていない修正がある場合は、Arcserve
サポートまでお問い合わせください。
テスト修正番号 |
説明 |
T00000134 |
SUN Solaris ZFS に対する 2 つの ISCSI カードを使用した NDMP バックアップ |
T00000155 |
NETAPP NAS OnTap 8.3 のサポート |
T245845 |
推定バックアップ サイズが誤って記録される |
T245881 |
ファイラによるサーバへの NAS セッションのリストアが失敗する |
T245947 |
クラスタ化された OnTap 8.2 のバックアップ |
T245951 |
ファイラからサーバへのリストアで余分なテープが要求される |
T51H094 |
NAS バックアップ ジョブが失敗する |
T51H113 |
NAS バックアップが AE0407 で失敗する |
T51H117 |
ジョブ履歴に正しくないサイズが表示される |
T51H126 |
NETAPP クラスタ対応バックアップ |
T51H139 |
NAS ファイルのリストアを実行できない |
T51H140 |
VTL テープを使用したデータのマイグレーションが機能しない |
T51H143 |
NDMP バックアップを起動できない |
T51H150 |
カタログのマージが失敗する |
T56P013 |
NAS リストアで速度が低下する |
SAN Option
以下の表は、SAN Option
用のテスト修正を示しています。
このセクションに記載されていない修正がある場合は、Arcserve
サポートまでお問い合わせください。
テスト修正番号 |
説明 |
T00000077 |
マガジンのマウントにより NT SCSI ポート エラーが発生する |
T51H114 |
E3703 メディアを開くことができない |
Tape Library Option
以下の表は、Tape Library Option
用のテスト修正を示しています。
このセクションに記載されていない修正がある場合は、Arcserve
サポートまでお問い合わせください。
テスト修正番号 |
説明 |
T00000144 |
この修正では、Arcserve メッセージ エンジン サービスが予期せず終了するという問題が修正されます。 |
T245938 |
次のテープがスパン タイムアウト後にフォーマットされる |
T36A835 |
テープ エンジンでライセンスのチェックが失敗する |
T51H082 |
カタログのマージが失敗する |
T51H087 |
ISCSI 上の STK L700 の初期化中にテープ エンジンがクラッシュする |
T51H095 |
テープ ライブラリの電源がリセット時にオンになる
この修正を有効にするには、レジストリの変更が必要です。
パス:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\CA ARCserve Backup\Base\Tapeengine\CHANGE_CFG
キー名:LBP
キーの種類:DWORD
値:0 |
T51H111 |
E6300 - マガジンのマウントでの NT SCSI ポート エラー |
T51H131 |
HP EML E シリーズのライブラリ インベントリの問題 |
T51H134 |
テープ RAID デバイスへのデータ マイグレーションでグループに接続できない |
T51H153 |
スパンニング テープでジョブがハングする |
T51H155 |
CAS ライブラリのサポート |
T51H158 |
RAID 6 SAS ディスクからテープへのデータ マイグレーションのスループットの低下 |
T51H164 |
スパンニング テープでデータ マイグレーション ジョブが失敗する |
T55Z071 |
セッション単位のリストアで、UNIX セッションの 2 番目のテープが表示されない |
T58E196 |
Base E6300 (EC=183)が発生する |
T58E233 |
テープのインベントリが失敗する |
T58E238 |
スロットが使用中のためインポートが失敗する |
T5Y4001 |
マージ後にデバイスがロックされる |
T5Y4007 |
RAID 1 デバイスに対するメディアのイジェクト |
言語認定
An internationalized product is an English product that
runs correctly on local language versions of the required
operating system and required third-party products and
supports local language data for input and
output.また、国際化製品は、日付、時刻、通貨、数値に関してローカル言語の書式をサポートします。
A translated product (sometimes referred to as a localized
product) is an internationalized product that includes
local language support for the product's user interface,
online help and other documentation, as well as local
language default settings for date, time, currency, and
number formats.
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