Error E8617

リストアの終了に失敗しました。(DBNAME= オブジェクト名, EC= エラー メッセージ/コード)

モジュール

エージェント

Reason:

Agentが、リストア ジョブの後でデータベースの回復に失敗しました。Agentまたはデータベース サーバで内部エラーが発生しました。

Action:

エージェント ログ ファイルで詳細を確認し、以下のセクションのいずれかでさらに詳しい情報を参照します。

リモート プロシージャ コールの失敗

モジュール

エージェント

Reason:

このエラーメッセージは、以下の状態のいずれかを示しています。

Action:

このエラーを解決するには、以下の手順に従います。

  1. ターゲット データベース上のリストア対象となっているデータベースまたは表領域のステータスを調べ、リストア操作が正常に完了したかを確認します。さらに、エージェント ログをチェックして、Arcserve Backup のアクティビティ ログに記録されていないエラー メッセージがないか確認する必要もあります。
  2. 他のジョブが実行中の場合、これらが終了するまで待ってください。
  3. データのリストア先であるマシン上で、Agent RPC Server サービスを再起動します。ターゲット データベースがクラスタ上にある場合、そのクラスタのすべてのノード上で CA Agent RPC サービスを再起動します。

SQL Server エラー:下位互換プロトコルの不一致

モジュール

エージェント

Reason:

BrightStor ARCserve 2000 for Windows で作成され、名前付きパイプ プロトコルを使用したバックアップのリストアが、r12 より古いバージョンの BrightStor ARCserve Backup または BrightStor Enterprise Backup Agent for Microsoft SQL Server を使用して試行されました。

Action:

BrightStor ARCserve Backup サーバが稼働するコンピュータで以下の手順を実行してください。

  1. レジストリ エディタを起動し、キー HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\BrightStor ARCserve Backup\Base\Task\Common\DBAgentsSettings を選択します。
  2. [編集]メニューから[新規]を選択し、[DWORD 値]を選択します。この値の名前を SQLProtocol とし、値を 0 に設定します。
  3. リストア ジョブを再サブミットします。
  4. 以前のバージョンの BrightStor ARCserve Backup から名前付きパイプによるバックアップをすべてリストアした後で、レジストリ エディタに戻り、「SQLProtocol」値を削除します。

SQL Server エラー:VDI フォーマットの不一致

モジュール

エージェント

Reason:

BrightStor ARCserve 2000 または BrightStor Enterprise Backup 10.0 で、現在のデフォルトとは異なるブロック サイズやストライプ数を使用して作成されたテープのリストアが、r12 より古いバージョンの BrightStor ARCserve Backup または BrightStor Enterprise Backup 10.5 Agent for Microsoft SQL Server を使用して試行されました。

Action:

Agent for Microsoft SQL Serverが稼動するコンピュータで、Agent for Microsoft SQL Serverの環境設定を開きます。VDI ブロック サイズの値を手動で変更した場合は、バックアップ作成時に使用した値と一致するようにこの値を変更します。BrightStor ARCserve 2000 for Windows Backup Agent for Microsoft SQL Server またはそれ以前のバージョンを使用してバックアップを作成した場合は、この値を 512 に変更します。Backup Agent リモート サービスを停止してから再起動し、リストアを再サブミットします。

SQL Server エラー:ファイル作成時の VDI タイムアウト

モジュール

エージェント

Reason:

大きなデータ ファイルが保管されている Microsoft SQL Server データベースのリストアを実行しようとしており、Microsoft SQL Server がファイルを初期化するには、VDI タイムアウトが短すぎます。

Action:

Agent for Microsoft SQL Server 環境設定ユーティリティで、リストアでのファイル作成最大VDI待機時間を長くします。デフォルト値は 2 時間 30 分(9,000,000 ミリ秒)です。

他の理由

モジュール

エージェント

Action:

まず必要なトランザクション ログ ファイルをリストアし、次に Point-In-Time 回復を再度実行します。

データベース ファイル DBIID が変更されています。このエラーでは、Point-In-Time 回復を実行できません。DBIID を変更したら、すぐにフル バックアップ ジョブをスケジュールする必要があります。

指定した Point-In-Time 日時が正しく設定されていることを確認します。このリストア オプションは、[Agent for Lotus Domino リストア オプション]ダイアログ ボックスに表示されます。このダイアログ ボックスを開くには、Lotus Domino サーバを選択し、右クリックして[エージェント オプション]を選択します。