ライブラリ グループ

Arcserve Backup では「グループ」という概念を使用します。

Arcserve Backup では、ライブラリ内のスロットを複数のグループに分割できます。1 つのグループに複数のスロットが割り当てられている場合、自動メディア スパン機能を利用することもできます。

デフォルトでは、Arcserve Backup テープ エンジンを初めて起動したときに、マシンに接続されている各ライブラリ内のすべてのスロットが自動的に 1 つのライブラリ グループに割り当てられます。たとえば、マシンに 2 つのライブラリが接続されていると、ライブラリ グループが 2 つ作成されます。1 つ目のライブラリのスロットはすべて GROUP0 に割り当てられ、2 つ目のライブラリのスロットはすべて GROUP1 に割り当てられます。これらのライブラリ グループ名をそのまま使用することもできますが、グループの分け方を変えて名前を変更することもできます。

注:スタンドアロンのストレージ ドライブをライブラリに接続して使用する場合、スタンドアロン ドライブは自動的にはグループに割り当てられません。したがって、グループに手動で割り当てる必要があります。スタンドアロンのストレージ ドライブは、いずれのライブラリ グループにも割り当てることができません。異なるライブラリにあるスロットを同じグループに割り当てることもできません。

詳細情報:

新しいライブラリ グループの作成

ライブラリ グループへのスロットの割り当て

ライブラリ グループからのスロットの削除

ライブラリ グループの削除または名前の変更