代わりの場所の環境設定

Arcserve Backup サーバ自体に障害が発生した場合、コンピュータ固有の復旧情報が失われる可能性があります。このオプションにより、マシン固有の惨事復旧情報がリモート ロケーションにある別のコンピュータに保存されます。この機能を使用すると、Arcserve Backupサーバに障害が発生した場合でも惨事復旧情報にアクセスできます。To read more about why you should configure an alternate location, see Disaster Recovery - Alternate Location.

惨事復旧情報の複製先の環境設定を行うには、以下の手順に従います。

1. Arcserve Backup ホーム画面の［ウィザード］メニューから［ブートキット ウィザード］を選択し、ブートキット ウィザードの［環境設定］ボタンをクリックします。
2. ［復旧情報の複製］チェック ボックスをオンにして、［復旧情報の複製先］ダイアログ ボックスの各フィールドに入力します。これらのフィールドを以下で説明します。
   • ［復旧先サーバ名］ - 共有フォルダが存在するリモート コンピュータのホスト名

     Note:コンピュータの IP アドレスを使用することもできますが、特に DHCP 環境ではお勧めしません。

   • ［Windows ドメイン/コンピュータ名］ - 使用するユーザ アカウントがドメインの一部の場合は、ドメイン名を入力します。ローカル アカウントを使用している場合は、ローカル コンピュータの名前を入力します。［ユーザ名］フィールドへの入力内容にすでにドメイン情報が含まれている場合、このフィールドで指定した情報は無視されます。
   • ［ユーザ名］ - リモート コンピュータへの接続に使用するユーザ アカウント。ユーザ名のドメイン部分は省略できます。たとえば、完全なユーザ アカウント名が domainX\userX の場合、「userX」と入力します。
   • ［パスワード］ - 指定したユーザ アカウントのパスワード
   • ［リモート サーバ上の共有フォルダ］ - 惨事復旧情報の複製を保存するように設定する共有フォルダ名。
3. ［完了］ボタンをクリックします。