Arcserve® Backup Client Agent および Enterprise Option Readme
はじめに
Arcserve Backup ファイル システム エージェントのリリース レベル
オペレーティング システムのサポート
Client Agent for UNIX でサポートされているオペレーティング システム
Client Agent for Linux でサポートされているオペレーティング システム
Client Agent for Mac OS X でサポートされているオペレーティング システム(Windows でのみサポート)
Agent for Oracle (UNIX)でサポートされているオペレーティング システム
Agent for Oracle (Linux)でサポートされているオペレーティング システム
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle でサポートされているオペレーティング システム(UNIX および Linux)
Arcserve Backup UNIX/Linux Data Mover でサポートされているオペレーティング システム
システム要件
Client Agent for UNIX のシステム要件
Client Agent for Linux のシステム要件
Client Agent for Mac OS X のシステム要件(Windows でのみサポート)
UNIX プラットフォームでの Agent for Oracle のシステム要件および Oracle データベースのサポート
Linux プラットフォームでの Agent for Oracle システム要件および Oracle データベースのサポート
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle のシステム要件(UNIX および Linux)
Arcserve Backup UNIX/Linux Data Mover のシステム要件
インストールに関する考慮事項
Client Agent のインストールに関する考慮事項
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle (UNIX および Linux)のインストールに関する考慮事項
一般的な考慮事項
UNIX プラットフォームで稼動する Agent for Oracle の一般的な考慮事項
Linux プラットフォームで稼動する Agent for Oracle の一般的な考慮事項
既知の問題
UNIX プラットフォームおよび Linux プラットフォームで稼動する Agent for Oracle の既知の問題
UNIX プラットフォームおよび Linux プラットフォームで稼動する Client Agent の既知の問題
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle (UNIX および Linux)の既知の問題
Solaris 10 プラットフォーム上の非グローバル ゾーンでの Data Mover オプションの既知の問題
Arcserve Backup の言語認定
Arcserve へのお問い合わせ
はじめに
Arcserve Backup Client Agents および Enterprise Option
Readme へようこそこの Readme
ファイルには、このインストール
メディアに収録の Arcserve Backup
コンポーネントに関するオペレーティング
システム /
ハードウェアの最小要件などの情報が記載されています。また、固有の状況にかかわる既知の技術的問題および回避策についての詳細情報も記載されています。
Arcserve Backup ファイル システム エージェントのリリース レベル
ファイル システム
エージェントは、さまざまなオペレーティング
システムを実行するコンピュータに常駐するファイルを保護できるようにします。
以下の表は、このリリースの Arcserve Backup
にパッケージされているファイル システム
エージェントと各エージェントのリリース
レベルを示します。
ファイル システム エージェント |
リリース レベル |
Arcserve Backup Client Agent for UNIX |
r16.5 |
Arcserve Backup Client Agent for Linux |
r17.0 |
Arcserve Backup Client Agent for Windows |
r17.0 |
Arcserve Backup Client Agent for Mac OS X(Windows でのみサポート) |
r17.0 |
Arcserve Backup Agent for Oracle(UNIX) |
r17.0 |
Arcserve Backup Agent for Oracle(Linux) |
r17.0 |
Arcserve Backup Agent for Oracle(Windows) |
r17.0 |
Arcserve Backup Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle for Linux |
r17.0 |
Arcserve Backup Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle for UNIX |
r16.5 |
Arcserve Backup Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle for Windows |
r16.5 |
オペレーティング システムのサポート
以下のセクションでは、Arcserve Backup Client
Agent をサポートするオペレーティング
システムに関する情報について説明します。
Client Agent for UNIX でサポートされているオペレーティング システム
Arcserve Backup Client Agent for UNIX
は、以下のオペレーティング
システムにインストールできます。
- Solaris 8、9、10、および 11 SPARC
- Solaris 10 (x86 32 ビットおよび 64 ビット)
- Solaris 11 (x86 64 ビット)
- IBM AIX (物理マシンおよび LPAR) 5.2、5.3
および 6.1、および 7.1
- HP-UX 11.23 および 11.31 PA-RISC
- FreeBSD バージョン 7.2 ~ 9.0 (x86 および x64)
- Solaris 10 SPARC 上の非グローバル ゾーン
- Solaris 10 (x86、x64)上の非グローバル ゾーン
Client Agent for Linux でサポートされているオペレーティング システム
Arcserve Backup Client Agent for Linux
は、以下のオペレーティング
システムにインストールできます。
- Community ENTerprise Operating System 5.x (SMP
含む)~ 6.3 (x86、AMD64、Intel EM64T)
- Oracle Enterprise Linux Server 5.5 (SMP 含む)~ 6.3
(x86、AMD64、Intel EM64T)
- SUSE Linux Enterprise Server 9.x (SMP 含む)~ 11 SP2
(x86、AMD64、Intel EM64T)
- Novell Open Enterprise Server 2 10.x (x86、AMD64、Intel
EM64T)
- Novell Open Enterprise Server 11、SP1 (AMD64、Intel
EM64T)
- Turbolinux 11.x (x86、AMD64、Intel EM64T)
- Miracle Linux 4.0 (x86、AMD64、Intel EM64T)
- Red Flag Data Center Server 5.0 (x86、AMD64、Intel EM64T)
- Asianux 3.x (x86、AMD64、Intel EM64T)
- Debian 5.x ~ 6.06 (x86、AMD64、Intel EM64T)
- Ubuntu Server 10.04 LTS ~ 12.04(x86、AMD64、Intel
EM64T)
- Red Hat Enterprise Linux Server 4.x (SMP 含む)~ 6.3
(x86、AMD64、Intel EM64T)
- Red Hat Enterprise Linux 7 (AMD64、Intel EM64T)
Client Agent for Mac OS X でサポートされているオペレーティング システム(Windows でのみサポート)
Arcserve Backup Client Agent for Mac OS X
は、以下のオペレーティング
システムにインストールできます。
- Apple OS X 10.6(intel)
- Apple OS X 10.7(intel)
- Apple OS X 10.8(intel)
注:For more information about support for newer versions
of the operating systems in the above list, contact
Arcserve support.
Agent for Oracle (UNIX)でサポートされているオペレーティング システム
Agent for Oracle は、以下の UNIX
オペレーティング
システムにインストールできます。
- Solaris 9、10、および 11 SPARC
- Solaris 10 (x86 32 ビット)
- IBM AIX (物理マシンおよび LPAR) 5.2、5.3
および 6.1、および 7.1
- HP-UX 11.23、11.31 PA-RISC
- Solaris 10 SPARC 上の非グローバル ゾーン
- Solaris 10 (x86)上の非グローバル ゾーン
Agent for Oracle (Linux)でサポートされているオペレーティング システム
Agent for Oracle は、以下の Linux
オペレーティング
システムにインストールできます。
- Red Hat Enterprise Server Linux 4.x (SMP 含む)~
RHEL-7 (x86、AMD64、Intel EM64T)
- Oracle Enterprise Linux Server 5.5 (SMP 含む)~ 6.3
(x86、AMD64、Intel EM64T)
- SUSE Linux Enterprise Server 9.x (SMP 含む)~ 11 SP2
(x86、AMD64、Intel EM64T)
- Novell Open Enterprise Server 2 10.x (x86、AMD64、Intel
EM64T)
- Novell Open Enterprise Server 11、SP1 (AMD64、Intel
EM64T)
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle でサポートされているオペレーティング システム(UNIX および Linux)
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle
を実行するためのオペレーティング
システムの要件は、以下のとおりです。
Oracle のバージョン |
オペレーティング システム |
SAP BR* ツール |
9i |
|
|
10g |
- AIX (物理マシンおよび LPAR)
v5.2、v5.3、および v6.1
- Solaris (SPARC) 9 および 10
- HP-UX (PA-RISC) 11.23 および 11.31
- Red Hat Enterprise Linux 4.x ~ 5.x (x86/x64)
- SUSE Linux Enterprise Server 9.x ~ 10.x (x86/x64)
- Novell Open Enterprise Server 2 10.x (x86、AMD64、Intel
EM64T)
|
|
11gR1、R2 |
- AIX (物理マシンおよび LPAR) 5.3、6.1、および 7.1
- Solaris (SPARC) 10 および 11
- HP-UX (PA-RISC) 11.23 および 11.31
- Red Hat Enterprise Linux 4.x ~ 6.3 (x86/x64)
- SUSE Linux Enterprise Server 9.x ~ 11 SP2 (x86/x64)
- Novell Open Enterprise Server 11、SP1 (AMD64、Intel
EM64T)
- Oracle Enterprise Linux 5.5 ~ 6.3 (x86/x64)
|
|
必要なパッチ
- AIX プラットフォーム
AIX
プラットフォームには以下のパッチが必要です。
- すべてのプラットフォーム -- xlc.rte 9.0.0.0
以降が必要です。
- AIX 5.2 -- Fix Pack 5200-08 以降が必要です。
- AIX 5.3 -- Fix Pack 5300-07 以降が必要です。
- AIX 6.1 -- ベース レベル 6100-GOLD が必要です。
注:For more information, see the IBM Fix Central website
and search for the version of your operating system.
- HP-UX プラットフォーム
HP-UX
プラットフォームには以下のパッチが必要です。
- PA-RISC 11.23 -- Patch PHSS_37201 以降が必要です。
- PA-RISC 11.31 -- Patch PHSS_37202 以降が必要です。
注:For more information, see the HP website and search
for the version of your operating system.
Arcserve Backup UNIX/Linux Data Mover でサポートされているオペレーティング システム
Arcserve Backup UNIX/Linux Data Mover
は、以下のオペレーティング
システムでサポートされています。
- IBM AIX (物理マシンおよび LPAR) 5.2、5.3
および 6.1、および 7.1
- HP-UX 11.23、11.31 PA-RISC
- Solaris 9、10、11 SPARC および SPARC 10
の非グローバル ゾーン
- Red Hat Enterprise Linux Server 4.x (SMP 含む)~
RHEL-7 (x86、AMD64、Intel EM64T)
- Oracle Enterprise Linux Server 5.5 (SMP 含む)~ 6.3
(x86、AMD64、Intel EM64T)
- SUSE Linux Enterprise Server 9.x (SMP 含む)~ 11 SP2
(x86、AMD64、Intel EM64T)
- Novell Open Enterprise Server 2 10.x (x86、AMD64、Intel
EM64T)
- Novell Open Enterprise Server 11、SP1 (AMD64、Intel
EM64T)
- Community ENTerprise Operating System 5.x (SMP
含む)~ 6.3 (x86、AMD64、Intel EM64T)
注:UNIX/Linux Data Mover では、Solaris
の非グローバル
ゾーンをサポートしないドライバを使用するライブラリを検出することができない場合があります。
システム要件
以下のセクションでは、各 Arcserve Backup
コンポーネントの最小システム要件について説明します。
Client Agent for UNIX のシステム要件
Client Agent for UNIX
を使用するには、サポートされているオペレーティング
システムで、以下の最小システム要件を満たしている必要があります。
Solaris SPARC または x64
- Solaris Ultra SPARC
モデル、またはそれ以上、または x64 システム
- 256 MB の RAM
- Client Agent インストール ファイル
システム上に 25 MB のハード ディスク空き容量
- /var/tmp 上に 25 MB 以上のハード
ディスク空き容量(一時領域)
Solaris Intel x86
- 1 GHz CPU 以上の Intel x86 システム
- 256 MB の RAM
- Client Agent インストール ファイル
システム上に 25 MB のハード ディスク空き容量
- /var/tmp ファイル システム上に 25 MB
以上のハード ディスク容量(一時領域)
IBM AIX (物理マシンおよび LPAR)
- RS/6000 モデル以上
- 256 MB の RAM
- Client Agent バックアップ インストール
ファイル システム上に 25 MB 以上のハード
ディスク空き容量
- /var/tmp ファイル システム上に 25 MB
以上のハード ディスク空き容量(一時領域)
HP-UX PA-RISC
- HP-UX 9000 Workstation または Server
- 256 MB の RAM
- Client Agent インストール ファイル
システム上に 25 MB のハード ディスク空き容量
- /var/tmp ファイル システム上に 25 MB
以上のハード ディスク空き容量(一時領域)
FreeBSD x86
- x86 プラットフォーム マシン
- 500 MHz 以上の CPU
- 256 MB の RAM
- 25 MB 以上のディスク空き容量
FreeBSD x64
- x64 プラットフォーム マシン
- 1 GHz 以上の CPU
- 256 MB の RAM
- 25 MB 以上のディスク空き容量
Client Agent for Linux のシステム要件
Client Agent for Linux
を使用するには、以下の最小システム要件を満たしている必要があります。
- サポートされている Linux オペレーティング
システムを実行する 500 MHz 以上の CPU
- 256 MB の RAM
- 25 MB 以上のディスク空き容量
Client Agent for Mac OS X のシステム要件(Windows でのみサポート)
Client Agent for Mac OS X
をインストールするには、以下の最小ハードウェア要件を満たすシステムが必要です。
- 15 MB 以上のハード ディスク空き容量
- 128 MB 以上の RAM
UNIX プラットフォームでの Agent for Oracle のシステム要件および Oracle データベースのサポート
以下のセクションでは、UNIX
プラットフォームでの Agent for Oracle
の最小システム要件および Oracle
データベースのサポートについて説明します。
注:UNIX プラットフォーム用の Arcserve Backup
Agent for Oracle
の最新パッチおよびダウンロードについては、Arcserve
テクニカル サポートの Web サイトをご覧ください。
Sun Solaris SPARC
Sun Solaris SPARC
上では、このエージェントには以下が必要です。
- Sun UltraSPARC モデル
- 256 MB の RAM
- 350 MB のディスク空き容量
SUN Solaris x86
Sun Solaris x86
上では、このエージェントには以下が必要です。
- Sun x86 モデル
- 256 MB の RAM
- 350 MB のディスク空き容量
IBM AIX (物理マシンおよび LPAR)
IBM AIX
上では、このエージェントには以下が必要です。
- IBM RISC 6000 モデル
- 256 MB の RAM
- 650 MB のディスク空き容量
HP-UX:
HP-UX
上では、このエージェントには以下が必要です。
- HP 9000 サーバまたはワークステーション
- 256 MB の RAM
- 350 MB のディスク空き容量
UNIX プラットフォームでのデータベースのサポート
エージェントは、以下のデータベースで使用できます。
Linux プラットフォームでの Agent for Oracle システム要件および Oracle データベースのサポート
以下のセクションでは、Linux
プラットフォームでの Agent for Oracle
の最小システム要件および Oracle
データベースのサポートについて説明します。
Linux x86
Agent for Oracle を Linux x86 プラットフォーム
で使用するには、以下の最小システム要件を満たす必要があります。
- x86 互換プラットフォーム マシン
- 500 MHz 以上の CPU
- 256 MB の RAM
- 250 MB 以上のディスク空き容量
Linux x64
Agent for Oracle を Linux x64 プラットフォーム
で使用するには、以下の最小システム要件を満たす必要があります。
- x64 プラットフォーム マシン
- 1 GHz 以上の CPU
- 256 MB の RAM
- 250 MB 以上のディスク空き容量
Linux
プラットフォームでのデータベースのサポート
エージェントは、以下のデータベースで使用できます。
- Oracle 9.0.1、9.0.1.1、および 9.2.0
- Oracle 10.1.0 (10g)、10.2 (10g R2)
- RAC 9i および 10gR1、OCFS (Red Hat Enterprise Server
4.x、x86/x64)
- RAC 10gR2 (Red Hat Enterprise Server 4.x、x86/x64)
- RAC 11gR2 (Red Hat Enterprise Server および Oracle
Enterprise Linux Server 5.x x64)
- Oracle 10g (10.1.0.3.0) 64 ビット(SuSE Linux
Enterprise Server 9.0 x64)
- Oracle 10g (10.2.0.1.0)(SuSE Linux Enterprise Server
10.x through 11 SP2 ~ 11 SP2、OES2 10.x (x86、x64))
- Oracle Database 11gR1 (SuSE Linux Enterprise Server 10
SP2、Red Hat Enterprise Linux 4.x および 5.x)
- Oracle Database 11gR2 32 ビット(Red Hat Enterprise
Linux 5.x ~ 6.3、SUSE Linux Enterprise Server 10.x ~
11 SP2、OES2 10.x、および Oracle Enterprise Linux
Server 5.5 ~ 6.3 x86)
- Oracle Database 11gR2 64 ビット(Red Hat Enterprise
Linux 5.x ~ 6.3、SUSE Linux Enterprise Server 10.x ~
11 SP2、OES2 10.x、OES 11 SP1、および Oracle
Enterprise Linux Server 5.5 ~ 6.3 x64)
- Oracle Database 12c
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle のシステム要件(UNIX および Linux)
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle
を実行するための最小ハードウェア要件は、以下のとおりです。
Platform |
アーキテクチャ |
RAM |
ディスク空き容量 |
/tmp 内のディスク空き容量 |
Solaris |
SPARC |
256 MB |
350 MB |
400 MB |
IBM AIX |
Power PC |
256 MB |
650 MB |
400 MB |
HP-UX |
PA-RISC |
256 MB |
350 MB |
400 MB |
Linux |
x86 および X64 |
256 MB |
250 MB |
400 MB |
必要なパッチ
- AIX プラットフォーム
AIX
プラットフォームには以下のパッチが必要です。
- すべてのプラットフォーム -- xlc.rte 9.0.0.0
以降が必要です。
- AIX 5.2 -- Fix Pack 5200-08 以降が必要です。
- AIX 5.3 -- Fix Pack 5300-07 以降が必要です。
- AIX 6.1 -- ベース レベル 6100-GOLD が必要です。
注:For more information, see the IBM Fix Central website
and search for the version of your operating system.
- HP-UX プラットフォーム
HP-UX
プラットフォームには以下のパッチが必要です。
- PA-RISC 11.23 -- Patch PHSS_37201 以降が必要です。
- PA-RISC 11.31 -- Patch PHSS_37202 以降が必要です。
注:For more information, see the HP website and search
for the version of your operating system.
Arcserve Backup UNIX/Linux Data Mover のシステム要件
Arcserve Backup UNIX/Linux Data Mover には Java 1.6
テクノロジが含まれるため、HP-UX
の一定のパッチ
レベルが必要になる場合があります。HP Web
サイトでパッチに関する最新の情報を参照し、HP-UX
システムに Arcserve Backup Data Mover
をインストールする前に必要なパッチを適用してください。
- HP-UX PA-RISC 11.23, the patch PHSS_37201 or higher is
required
- HP-UX PA-RISC 11.31, the patch PHSS_37202 or higher is
required
AIX システムでは以下が必要です。
- AIX 5.2 では、Fix Pack 5200-08 以降が必要です。
- AIX 5.3 では、Fix Pack 5300-07 以降が必要です。
- AIX 6.1 では、ベース レベル 6100-GOLD が必要です。
- すべての AIX プラットフォームで、xlc.rte
9.0.0.0 以降が必要です。
詳細については IBM の Fix Central Web
サイトを参照し、ご使用のオペレーティング
システムに適したバージョンを確認してください。
以下の表では、Arcserve Backup UNIX/Linux Data Mover
の最小ハードウェア要件について説明します。
Platform |
アーキテクチャ |
RAM |
ディスク空き容量 |
/tmp 内のディスク空き容量 |
Solaris |
SPARC |
256 MB |
350 MB |
400 MB |
IBM AIX |
Power PC |
256 MB |
650 MB |
400 MB |
HP-UX |
PA-RISC |
256 MB |
350 MB |
400 MB |
Linux |
x86 および X64 |
256 MB |
250 MB |
400 MB |
インストールに関する考慮事項
以下のセクションでは、インストール時の前提条件、設定、および
Arcserve Backup Client Agent
をインストールする前に考慮すべき問題について説明します。
Client Agent のインストールに関する考慮事項
以下のセクションでは、Arcserve Backup Client
Agent
をインストールする際の考慮事項について説明します。
- AS400 システムで全ノード
バックアップを実行する場合、バックアップ
マネージャの[その他]タブで[ファイル
システムをトラバース]ノード
オプション(UNIX
システムのみ)を選択する必要があります。
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle (UNIX および Linux)のインストールに関する考慮事項
Oracle のデータ用の SAP R/3
をバックアップおよびリストアする場合は、以下の点を考慮してください。
- Arcserve Backup UNIX/Linux Data Mover が必要です。
一般的な考慮事項
以下のセクションでは、Arcserve Backup Client
Agent の使用時の一般的な考慮事項を説明します。
UNIX プラットフォームで稼動する Agent for Oracle の一般的な考慮事項
以下のセクションでは、UNIX
プラットフォームで Agent for Oracle
を使用する際の考慮事項について説明します。
- Disk to Disk to Tape Option が Arcserve Backup
に追加されていますが、RMAN
によって生成された子ジョブはフル
バックアップ ステージング
ポリシーを使用します。増分および差分ステージング
ポリシーは、RMAN
によって生成された子ジョブには現在使用できませんが、将来のリリースにこの機能は搭載される予定です。
Linux プラットフォームで稼動する Agent for Oracle の一般的な考慮事項
以下のセクションでは、Linux
プラットフォームで Agent for Oracle
を使用する際の考慮事項について説明します。
- Disk to Disk to Tape Option が Arcserve Backup
に追加されていますが、RMAN
によって生成された子ジョブはフル
バックアップ ステージング
ポリシーを使用します。増分および差分ステージング
ポリシーは、RMAN
によって生成された子ジョブには現在使用できませんが、将来のリリースにこの機能は搭載される予定です。
既知の問題
以下のセクションでは、本リリースに関する既知の問題について説明します。
UNIX プラットフォームおよび Linux プラットフォームで稼動する Agent for Oracle の既知の問題
Agent for UNIX/Linux
に関連する以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。
- Oracle RMAN
エージェントのバックアップは、Disk to Disk
to Tape 機能(ディスク
ステージング)を使用して行うことをお勧めします。テープに直接バックアップする場合は、マルチチャネル
バックアップの実行時により多くのストレージ
メディアが必要になることに注意してください。
- このリリースの Arcserve Backup では、Oracle
暗号化バックアップごとに 1
つのパスワードをサポートします。
- 異なる表領域が異なるパスワードを使用してバックアップされる場合は、正確なパスワードを指定することによって、それらを別々のジョブにリストアする必要があります。
- このリリースの Arcserve Backup
では、マネージャ
コンソール(GUI)からサブミットされた
Oracle
暗号化バックアップおよび復号化リストア
ジョブをサポートします。
- このリリースの Arcserve Backup は、RMAN
暗号化セッションでロック
アイコンを表示しません。
- フル
バックアップが完了した後で、パスワードを変更することは避けてください。パスワードを変更する必要がある場合は、フル
バックアップを実行する前に変更してください。
- Oracle 10g の無効な増分レベル
- ローテーションまたは GFS ローテーション
ジョブでは、増分レベルは以下のようにして割り当てられます。
- フル バックアップ = 増分レベル 0 (RMAN)
- 増分バックアップ = 増分レベル 1 (RMAN)
- 差分バックアップ = 増分レベル 1 累積 (RMAN)
- 非ローテーション ジョブでは、Oracle 10g
を実行している場合は、増分の値を 0 と 1
の間に設定する必要があります。Oracle
の以前のバージョンを実行している場合は、増分の値を
0 と 4 の間に設定します。
- Oracle リストア マネージャで Oracle
の[制御ファイルを含む]オプションを有効にしてジョブを実行するには、RMAN
Catalog を使用する必要があります。Agent for
Oracle を使用する前にターゲット
データベースに制御ファイル
自動バックアップ機能を有効にした場合、独自の
RMAN
構文を使用して制御ファイルの自動バックアップをリストアします。詳細については、「Arcserve
Backup Agent for Oracle ユーザ
ガイド」を参照してください。
- [バックアップ
メディアとディスクの比較]は、Agent for
Oracle セッションではサポートされていません。
- リストアの最適化機能は、Agent for Oracle
ではサポートされていません。
- このリリースでは、[メディア単位]オプションと[セッション単位]オプションはサポートされていません。
- バックアップまたはマイグレーションのフェーズにおける
Oracle データの暗号化は、バックアップ
サーバでのデータ暗号化のみサポートされ、エージェントでの暗号化はサポートされません。
- Arcserve Backup では、暗号化された複数の Oracle
RMAN セッションのリストアを単一のリストア
ジョブに含めることはできません。暗号化された、複数の
Oracle RMAN バックアップ
セッションは、それぞれ個別のリストア
ジョブとしてリストアする必要があります。
- バックアップ時に、グローバル
オプションで[サーバ側でのデータの暗号化]が選択されている場合、エージェントはセッション
パスワードをサポート可能です。
- 問題なくドライバ(OCI.DLL)をロードできるようにするため、新しい
Oracle
データベースをインストールする場合は毎回マシンを再起動してください。
- 正しい認証情報を入力した後、Oracle
データベースの展開で問題が発生した場合は、ツリー上のマシンを折りたたんで再度展開し、キャッシュを更新してください。
- Agent for Oracle ノードを Arcserve Backup
データベースに登録する際、正しいホスト名を入力する必要があります。Agent
マシンに完全修飾名(コンピュータ名 +
ドメイン名、NodeName.ca.com
など)がある場合は、Agent
ノードを登録する際に完全なコンピュータ名を使用する必要があります。
- Solaris 10 (SPARC、x86)上の非グローバル
ゾーンでの Agent for Oracle の場合
- 共通エージェントがグローバル
ゾーンにインストールされていない場合、非グローバル
ゾーンに Oracle Agent
をインストールするには、まず以下の手順を完了する必要があります。
- global# mkdir -p /opt/CA/ABcmagt; touch
/opt/CA/ABcmagt/caagent
- global# ln -sf /opt/CA/ABcmagt/caagent /usr/bin/caagent
UNIX プラットフォームおよび Linux プラットフォームで稼動する Client Agent の既知の問題
UNIX および LINUX プラットフォーム上の Client
Agent
に関する以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle (UNIX および Linux)の既知の問題
Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle (UNIX および
Linux)に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。
Solaris 10 プラットフォーム上の非グローバル ゾーンでの Data Mover オプションの既知の問題
- Data Mover オプションは、Solaris SPARC 10
プラットフォーム上の非グローバル
ゾーンでサポートされていますが、インストール
エラーを回避するために以下を考慮する必要があります。
- 共通エージェントがグローバル
ゾーンにインストールされていない場合は、以下のフォルダおよびリンクを作成します。
- global# mkdir -p /opt/CA/ABcmagt; touch
/opt/CA/ABcmagt/caagent
- global# ln -sf /opt/CA/ABcmagt/caagent /usr/bin/caagent
In addition, create a writable
folder:/full_path_of_zone/DEV_CA with the root user in the
global zone and mount it to /dev/CA in the non-global zone:
global# zonecfg -z my-zone
zonecfg:my-zone> add fs
zonecfg:my-zone:fs> set dir=/dev/CA
zonecfg:my-zone:fs> set special=/full_path_of_zone/DEV_CA
zonecfg:my-zone:fs> set type=lofs
zonecfg:my-zone:fs> add options rw
zonecfg:my-zone:fs> end
- If the common agent is installed in the global zone, then
it is required that you create a writable
folder:/full_path_of_zone/DEV_CA with the root user in the
global zone and mount it to /dev/CA in the non-global zone:
global# zonecfg -z my-zone
zonecfg:my-zone> add fs
zonecfg:my-zone:fs> set dir=/dev/CA
zonecfg:my-zone:fs> set special=/full_path_of_zone/DEV_CA
zonecfg:my-zone:fs> set type=lofs
zonecfg:my-zone:fs> add options rw
zonecfg:my-zone:fs> end
Arcserve Backup の言語認定
国際化製品とは、所定のローカル言語版オペレーティング
システムおよびサード
パーティ製品上で正常に動作し、データの入出力においてローカル言語をサポートする英語版製品です。また、国際化製品は、日付、時刻、通貨、数値に関してローカル言語の書式をサポートします。
翻訳済み製品(ローカライズ済み製品とも言います)とは、製品のユーザ
インターフェース、オンライン
ヘルプ、その他ドキュメントのローカル言語サポートに加えて、日付、時刻、通貨、数値に関してローカル言語でのデフォルトの書式設定をサポートする国際化製品です。
Arcserve Backup
は、英語版リリースに加え、以下の言語に国際化および翻訳されています。
- ポルトガル語(ブラジル)
- フランス語
- ドイツ語
- イタリア語
- 日本語
- 韓国語
- 中国語(簡体字)
- スペイン語
- 中国語(繁体字)
上記に記載されていない言語の環境でこの製品を使用すると、問題が発生する場合があります。
Arcserve へのお問い合わせ
Arcserve サポート
チームは、技術的な問題の解決に役立つ豊富なリソースを提供します。重要な製品情報に簡単にアクセスできます。
https://www.arcserve.com/support
Arcserve サポートの内容
- 弊社の Arcserve サポート
チームが社内で共有しているのと同じ情報ライブラリへ直接アクセスできます。このサイトから、弊社のナレッジ
ベース(KB)ドキュメントにアクセスできます。ここから、重要な問題やよくあるトラブルについて、製品関連
KB
技術情報を簡単に検索し、実地試験済みのソリューションを見つけることができます。
- 弊社のライブ チャット
リンクを使用して、Arcserve サポート
チームとすぐにリアルタイムで会話を始めることができます。ライブ
チャットでは、製品にアクセスしたまま、懸念事項や質問に対する回答を即座に得ることができます。
- Arcserve グローバル ユーザ
コミュニティに参加して、質疑応答、ヒントの共有、ベスト
プラクティスに関する議論、他のユーザとの会話を行うことができます。
- サポート
チケットを開くことができます。オンラインでサポート
チケットを開くと、質問の対象製品を専門とする担当者から直接、コールバックを受けられます。
また、ご使用の Arcserve
製品に適したその他の有用なリソースにアクセスできます。
製品ドキュメントに関するフィードバックの提供
Arcserve
製品ドキュメントに関してコメントまたは質問がある場合は、ご連絡ください。
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