Arcserve Backup と同等の権限の動作
Arcserve Backup と同等の権限の動作
ユーザ プロファイル マネージャでは、caroot アカウントの同等の権限を任意の Windows アカウントに対して作成することができます。この機能を使用すると、Windows アカウントを持ったユーザには、Arcserve Backup にログインし、Arcserve Backup マネージャとユーティリティにアクセスする権限が与えられます。ただし、Windows アカウントを持ったユーザが Arcserve Backup コマンドライン ユーティリテイ(たとえば ca_backup や ca_restore)を実行するのを許可するためには、ca_auth コマンド ライン ユーティリティを使用して、その Windows アカウント用に caroot と同等の権限を作成する必要があります。
注: ca_auth コマンド ライン ユーティリティを使用して、caroot と同等の権限を付与されたユーザは、すべてのコマンドライン ユーティリテイを実行できますが、Arcserve Backup マネージャ コンソールにログインすることはできません。
同等の権限を作成すると、以下の利点があります。
- コマンド ライン使用の簡易化 -- Windows ユーザに対して同等の権限を作成すると、コマンド ライン機能で認証が必要な場合、同等の権限によりログイン ユーザの代わりに暗黙的なログインが行われます。そのため、コマンドをサブミットするたびにユーザにユーザ名およびパスワードの入力を要求することなく、コマンド ライン ユーティリティが実行されます。
- アクセス制限 -- caroot と同等の権限を持つ Windows ユーザ アカウントは、すべての Arcserve Backup コマンドライン ユーティリテイを実行できますが、Windows ユーザ アカウントが Arcserve Backup マネージャ コンソールおよびドメインにログインすることはできません。ただし、ユーザ プロファイル マネージャを使用して、Windows ユーザが Windows ユーザ アカウントのログイン情報で Arcserve Backup マネージャ コンソールおよびドメインにログインできるようにすることができます。
- 注: ユーザ プロファイル マネージャ以外にも、ca_auth コマンド ライン ユーティリティを使用して、Arcserve Backup ユーザ アカウントを追加できます。ca_auth utility ユーティリティの詳細については、「コマンド ライン リファレンス ガイド」を参照してください。
Copyright © 2014-2019. All rights reserved.
|
|