GFS スキーマを使用した D2D2T 合成フル バックアップジョブのサブミット
GFS スキーマを使用した D2D2T 合成フル バックアップジョブのサブミット
GFS (Grandfather-Father-Son)ローテーション計画では、日、週、月の単位でバックアップをメンテナンスすることができます。この計画を使用して、D2D2T 合成フル バックアップ ジョブを指定できます。
注: 合成フル バックアップ ジョブを実行するには、バックアップするコンピュータ上に Arcserve Backup Agent for Open Files をインストールしてライセンス登録する必要があります。エージェントのインストールおよびライセンス取得を行わない場合、Arcserve Backup は合成フル バックアップを通常のバックアップに変換し、アクティビティ ログに警告メッセージを作成します。
GFS スキーマを使用して、D2D2T 合成フル バックアップ ジョブをサブミットする方法
- [バックアップ マネージャ]を開き、[スタート]タブをクリックします。
- [標準バックアップ]と[合成フル バックアップ有効化]を選択します。[ステージングを有効にする]オプションがデフォルトで選択されます。
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- 以下の点に注意してください。
- [標準バックアップ]と[合成フル バックアップ有効化]を選択すると、[ステージングを有効にする]がデフォルトで選択されます。これは、合成フル バックアップを有効にできるのが、[ステージングを有効にする]オプションを使用した標準バックアップに限られるためです。データは、テープ、クラウド、およびディスク デバイスにマイグレートできます。
- [デデュプリケーション バックアップ]と[合成フル バックアップ有効化]を選択すると、[ステージングを有効にする]はデフォルトで選択されません。これは、合成フル バックアップでは、[ステージングを有効にする]オプションを使用しないデデュプリケーション デバイスへのサブミットをサポートしているためです。ただし、[ステージングを有効にする]オプションを使用して、デデュプリケーション デバイスに合成フル バックアップ ジョブをサブミットすることもできます。
- 合成フル バックアップは、Unix/Linux Data Mover バックアップをサポートしていません。
- [ソース]タブをクリックし、バックアップ ソースを選択します。
- 注: 合成フル バックアップでは、r16 以降の Windows Client Agent だけがサポートされます。また、混合ジョブをサブミットするために r16 以降の Windows Client Agent と共に、他のエージェント(r16 より前の Windows Client Agent、データベース エージェント、アプリケーション エージェントなど)を選択することもできます。この混合ジョブでは、合成フル バックアップをサポートしないエージェントのバックアップ方式を変更しません。
- [スケジュール]タブをクリックし、[ローテーション スキーマ]オプションを選択して、[週 5 日: 増分バックアップ、金曜日にフル バックアップ (GFS 有効)]を選択します。
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- 注: 選択する日単位バックアップ方式が何であれ、最初の日、および、[フル バックアップを実行する]スケジュールに一致する日以外に、ファイル システム エージェントの増分バックアップが実行されます。[フル バックアップを実行する]スケジュールに一致する日は、ファイル システム エージェントのフル バックアップが実行されます。
- 合成スケジュールを設定します。
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- 以下の点に注意してください。
- バックアップ ジョブ後に合成: 最後の増分バックアップ ジョブを完了すると、データ合成ジョブが実行日時指定のジョブとして生成されます。複数のジョブによる CPU/ディスク リソースの競合を回避するため、最後の増分バックアップ ジョブの完了後にデータ合成ジョブを開始するタイミングを選択できます。
- 合成スケジュール: [GFS を有効化]が選択されている場合、このオプションは使用できません。つまり、GFS ジョブについて合成スケジュールを n 週間ごとに設定することはできず、合成スケジュールは 1 週間ごとに設定されることになります。このシナリオの場合、データ合成ジョブは毎週金曜日に実行されます。
- フル バックアップを実行する: データを保証するための標準のフル バックアップをどれくらいの期間実行するかについて、スケジュールを設定できます。
- [フル バックアップを実行する]オプションを有効にした場合は、[フル バックアップを実行する]のスケジュールが[合成スケジュール]より長くなっていることを確認してください。[SFB スケジュールの詳細]では、合成ジョブ、フル バックアップ ジョブ、増分バックアップ ジョブの実行予定日時を確認することができます。
- [ステージングの場所]タブをクリックし、ジョブのステージング場所を選択します。
- [ポリシー]タブをクリックし、マイグレーション ポリシーを設定します。
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- [デスティネーション] タブをクリックし、デスティネーションとしてテープを選択し、メディア プール名を指定します。
- [オプション]ツールバー ボタンをクリックして、ジョブに必要なグローバル オプションを指定します。詳細については、「グローバル バックアップ オプション」を参照してください。
- [サブミット]ツールバー ボタンをクリックしてジョブをサブミットします。
- [セキュリティおよびエージェント情報]ダイアログ ボックスが表示されます。
- ジョブについてのセキュリティおよびエージェント情報を編集または確認して、[OK]をクリックします。
- [ジョブのサブミット]ダイアログ ボックスが表示されます。
- ジョブに必要なオプションを指定します。
今すぐ実行
ジョブを即座に実行するよう指定します。
実行日時指定
ジョブを実行する日付と時刻を指定し、ジョブの説明を入力します。合成フル バックアップのジョブ名は「合成バックアップ」で始まります。
ソース優先度
バックアップの対象として複数のソースを選択した場合、ジョブ セッションを開始する優先順位を指定します。[一番上へ]、[上へ]、[下へ]、[一番下へ]の各ボタンを使用して、ジョブが処理される順序を変更します。
ジョブの保存
Arcserve Backup ジョブ スクリプトとしてジョブを保存します。
テンプレートの保存
ジョブ テンプレートを保存します。
プレフライト チェック
ジョブのプレフライト チェックを行うことを指定します。プレフライト チェックに失敗した場合は、[キャンセル]ボタンをクリックしてジョブの設定を変更します。
- 設定が終わったら、[OK]をクリックします。
- ジョブがジョブ キューにサブミットされます。
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- 注: マイグレーション ジョブと同様、最後の増分バックアップが完了した後は、新しいデータ合成ジョブが作成され、マスタ ジョブ下のジョブ キューに追加されます。データ合成ジョブに失敗した場合は、メークアップ ジョブが作成され、ジョブ キューに追加されます。
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