テープ エンジンのログ オプションの指定

サーバ管理の環境設定ダイアログ ボックスの[テープ エンジン]タブにある[ログ サイズ制限]セクションでは、テープ エンジンのログ ファイルを Arcserve Backup で制御する方法を指定できます。

テープ エンジンのログ オプションを指定する方法

  1. Arcserve Backup マネージャ インターフェースから、ホーム画面のナビゲーション バーにある[クイック スタート]メニューから[サーバ管理]を選択します。
  2. [サーバ管理]ウィンドウが表示されます。
  3. ドメイン/サーバ ディレクトリ ツリーから、環境設定するサーバを選択します。
  4. [環境設定]ツールバー ボタンをクリックします。
  5. [環境設定 - サーバ名]ダイアログ ボックスが開きます。
  6. [テープ エンジン]タブを選択します。
  7. ログ サイズ制限]セクションに、要件に応じて、以下のオプションを指定します。
    • 最大ログ サイズ] -- [最大ログ サイズ]チェック ボックスをオンにして、循環ログを有効にします。[最大ログ サイズ]フィールドに、分割されたすべての TAPE.LOG ファイルの最大合計サイズとして指定したい値を入力します。
    • [最大ログ サイズ]の値を[最大ログ ファイル数]の値で割った値が、分割されたすべてのログ ファイルの最大サイズです。たとえば、[最大ログ サイズ]の値として 100 MB、[最大ログ ファイル数]の値として 10 を指定した場合、Arcserve Backup は 10 MB (100/10 = 10)に達したとき TAPE.LOG をチャンクします。
    • [最大ログ サイズ]オプションのデフォルト値は 100 MB で、指定できる値の範囲は 1~2000 MB です。
    • 循環ログを無効にするには、[最大ログ サイズ]チェック ボックスをオフにします。
    • [古いログの廃棄間隔] -- Arcserve Backup がログファイルを廃棄するまでの経過日数を指定します。
    • [古いログの廃棄間隔]オプションのデフォルト値は 100 日で、指定できる値の範囲は 1~365 日です。
    • [ログ ファイルの分割基準] -- このセクションのオプションは、Arcserve Backup がどのようにログ ファイルを分割するかを定義します。
      • [最大ログ ファイル数] -- Arcserve Backup で保持するチャンク ログ ファイルの数を指定します。
      • [最大ログ ファイル数]のデフォルト値は 10 で、指定できる値の範囲は 3~32 です。

        注: この設定は[ログ サイズ制限]オプションが指定されているときにのみ変更できます。

      • [1 つのログ ファイルの最大サイズ]-- このオプションは[古いログの廃棄間隔]オプションとともに使用します。[1 つのログ ファイルのサイズ]と[古いログの廃棄間隔]オプションを指定すると、Arcserve Backup は、TAPE.LOG が最大サイズに達したら循環ログ機能に切り替えて、エイジが[古いログの廃棄間隔]オプションで指定した値を超えたらチャンク ログ ファイル削除します。
      • [1 つのログ ファイルの最大サイズ]オプションのデフォルト値は 10000 KB で、指定できる値の範囲は 1~100000 KB です。

        注: この設定は[古いログの廃棄間隔]オプションが指定されているときにのみ変更できます。

  8. [OK]をクリックして、テープ エンジン ログのオプションを適用します。
  9. テープ エンジンのログ オプションが適用されます。
  10. 注: 変更を破棄する場合は、[キャンセル]をクリックします。