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合成フル バックアップでパージ ポリシーとデータベース廃棄ジョブが機能する仕組み

合成が保留されているセッションのテープ データ、ASDB 情報、およびカタログ ファイルは、ジョブ エンジンおよびデータベース廃棄ジョブでパージできません。合成が保留されているセッションの最小データ保持期間を取得するためには、以下のアルゴリズムが使用されます。

MAX( MIN( 合成サイクル期間 * 2, リアル フル サイクル期間), パージ ポリシーのセッション保持期間 )

これによって、少なくとも 1 回のフル バックアップ(リアル フル バックアップまたは合成フル バックアップにかかわらず)セッションと、それ以降のすべての増分セッションが常に行われます。Arcserve Backup ではこのようなセッションのカタログ ファイルが廃棄されないので、ディスク領域が CATALOG.DB フォルダによって消費される場合があります。フォルダのサイズはバックアップ ソースとパージのポリシーによって異なります。

Arcserve Backup は、1 つのフル バックアップ(リアル フル バックアップまたは合成フル バックアップにかかわらず)セッションと、それ以降のすべての増分セッションを、次回の合成ジョブで使用される一意のセッション セットとして扱います。したがって、フル バックアップと増分バックアップについて別のパージ ポリシーを設定したとしても、フル バックアップ セッションと、それ以降のすべての増分セッションでは、同じパージ ポリシーが適用されます。Arcserve Backup は、フル セッションだけについてのパージ時刻を計算し、それ以降のすべての増分セッションについて同じパージ時刻を適用します。

合成関連のセッションのパージ時刻を確認するには、アクティビティ ログのマスタ ジョブ ログを表示します。


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