テープ エンジン メッセージのログ オプション

以下のリストは、テープ エンジン メッセージのログ オプションを示しています。

• レベル -- デフォルト（サマリ）を保持する場合、他のオプションを指定する必要はありません。使用可能な値は以下のとおりです。
  • なし -- 情報はログ記録されません。テープ エンジンのログが停止され、テープ エンジン ログはジョブ ステータス マネージャに表示されません。
  • サマリ（デフォルト） -- 重要なメッセージを記録し、不要な情報を除外することによりテープ ログのサイズを削減します。このオプションでは、Tape.log がジョブ ステータス マネージャに存在します。デフォルトではTape.logファイルが生成され、Arcserve Backupホームディレクトリ内のLogディレクトリに保存されます。ログのパスを変更する必要がある場合は、レジストリ ファイル内に別のログ パス エントリを作成します。別のログ パス エントリの作成の詳細については、「テープ エンジン ログの代替パス」を参照してください。
  • ［詳細］--接続したバックアップ デバイスに対して Arcserve Backup から送信されたコマンドが、すべてログに記録されます。読み取り/書き込みおよびテスト ユニット レディ コマンドは除外されます。テープ エンジン固有の情報も記録されます。これは、バックアップおよびリストアに関する問題のトラブルシューティングのために Arcserve サポートによって使用される可能性があります。Tape.log ファイルは、デフォルトでは Arcserve Backup\Log フォルダに生成および格納されます。ログのパスを変更する必要がある場合は、レジストリ ファイル内に別のログ パス エントリを作成します。

  このオプションに対する Tape.log ファイルを参照するには、ジョブ ステータス マネージャで［テープ ログ］タブにアクセスします。

  • ［詳細（読み込み/書き込み）］--接続したバックアップ デバイスに対して Arcserve Backup から送信されたコマンドが、すべてログに記録されます。［詳細］オプションとは異なり、このオプションには読み取り/書き込みコマンドおよびテスト ユニット レディ コマンドが含まれます。テープ エンジン固有の情報も記録されます。これは、バックアップおよびリストアに関する問題のトラブルシューティングのために Arcserve サポートによって使用される可能性があります。Tape.log ファイルは、デフォルトでは Arcserve Backup\Log フォルダに生成および格納されます。ログのパスを変更する必要がある場合は、レジストリ ファイル内に別のログ パス エントリを作成します。
  • 別のログ パス エントリの作成の詳細については、「テープ エンジン ログの代替パス」を参照してください。このオプションに対する Tape.log ファイルを参照するには、ジョブ ステータス マネージャで［テープ ログ］タブにアクセスします。

  注： 読み取り/書き込み機能により、ログ ファイルのサイズが大きくなる可能性があります。読み取り/書き込みのログ記録を行うと、マシン上のパフォーマンスが低下する可能性があります。

• 出力 -- ［サマリ］、［詳細］、または［詳細（読み取り/書き込み）］のいずれかを指定した場合、メッセージの送信先を定義できます。以下のいずれかを指定します。
  • 画面およびファイル -- メッセージは、テープ エンジン ログと、DOS ボックス（テープ エンジン メッセージ ウィンドウ）の両方に記録されます。
  • 画面のみ -- メッセージは、テープ エンジン メッセージ ウィンドウにのみ送信されます。
  • ファイルのみ -- （デフォルト）メッセージは、テープ エンジン ログにのみ記録されます。テープ エンジン ログはジョブ ステータス マネージャで参照できます。

重要：［画面およびファイル］ オプションと ［画面のみ］オプションのいずれかを選択した場合は、デスクトップとやり取りしてテープ ログの内容を DOS ウィンドウに表示できるよう、 テープ エンジン サービスの環境設定を行う必要があります。Arcserve詳細については、「デスクトップとの対話の有効化」を参照してください。