デバイス グループの環境設定
デバイス マネージャでは、ウィンドウの右部分に、スタンドアロンのテープ ドライブに関する情報が表示されます。
マシンに複数のストレージ デバイスを接続している場合は、Arcserve Backup でデバイスをグループ化できます。これにより、あるグループに対してバックアップを実行しつつ、別のグループに対してリストアを実行することができます。これを、マルチ ストリーミングと呼びます。
1 つのグループに複数のデバイスが含まれていて、ジョブが複数のメディアにスパンする(またがる)場合は、デバイス管理マネージャによってメディアを自動的にスパンできます。そして、大規模なバックアップ ジョブをArcserve Backup にサブミットし、ジョブが完了するまで自動的に複数のメディアにスパンさせることができます。
たとえば、GROUP1(ストレージ デバイスが1台)とGROUP2(ストレージ デバイスが2台)という2つのメディア グループがあると仮定します。この状態で、複数のメディアを必要とする大きなバックアップ ジョブを実行する場合には、GROUP2の各ドライブにブランク メディア(フォーマット済み)をセットしておくと、Arcserve Backup で自動的にメディア スパンが実行されます。メディア スパンを実行しない場合は、手動でメディアを変更する必要があります。
注: デデュプリケーションの場合、デバイス グループには、デデュプリケーション デバイスを 1 つしか含むことができません。
デバイス グループの設定方法
- デバイス管理マネージャで[グループ設定]ボタンをクリックし、[デバイス グループ環境設定]ダイアログ ボックスを表示します。
- デバイスを新しいグループに割り当てるには、目的のデバイスを選択して[削除]をクリックします。
- [新規]をクリックして新しいグループを作成します。
- 新しいグループの名前を入力し、[OK]ボタンをクリックします。新しいグループが[グループ]リストに表示されます。
- デバイスと新しいグループの両方を選択し、[割り当て]をクリックして新しいグループにデバイスを割り当てます。
- [OK]をクリックします。