バックアップ マネージャの再試行オプション
バックアップ マネージャの再試行オプション
バックアップ ジョブでオープン ファイルが検出されると、Arcserve Backup では、以下のオプションが提供されます。
- オープン ファイル -- Arcserve Backup がオープン ファイルのバックアップを試行する頻度を決定します。
- 即再試行 -- 最初の試行が失敗した後すぐにファイルを再度バックアップします。ファイルがそれでも使用できない場合、Arcserve Backup はその情報をアクティビティ ログに記録し、ジョブの結果は[未完了]となります。
- 最大再試行回数 -- ファイルのバックアップを試行する回数を指定します。
- 再試行間隔 -- 次の試行まで待機する期間です。
- ファイル共有 -- ファイルをバックアップする際に Arcserve Backup で他のアプリケーションとファイルを共有する方法を指定します。
- 書き込み禁止モードで失敗した場合、非禁止モードを使用 --(デフォルト)ファイルを「書き込み禁止モード」にしようとします。これが可能でない場合(ファイルがすでに開いているため)、ファイルは「非禁止」モードになります。
- 書き込み禁止モードで失敗した場合、ロック モードを使用 -- ファイルを「書き込み禁止モード」にしようとします。これが可能でない場合(ファイルがすでに開いているため)、フィルは完全にロックされます(どのユーザもファイルを開いたり書き込みしたりすることができません)。このオプションは、ファイルの最新のバージョンが確実にバックアップまたはコピーされるようにします。
- [書き込み禁止モード] - Arcserve Backup がファイルをオープンしている間、別のプロセスがそのファイルに書き込めないようにします。Arcserve Backup より前にほかのプロセスによってファイルがオープンされている場合、Arcserve Backup はファイルをバックアップしません(ただし、[オープン ファイルの再試行]を指定している場合を除く)。
- 非禁止モード -- Arcserve Backup がファイルを開いているかどうかに関係なく、別のプロセスによるファイルの読み取りまたは書き込みを許可します。このオプションを使用すると、バックアップされたファイルは最新のバージョンではない可能性がありませんが、ファイルが最新の状態であることが保証されます。
注: 電子メールなど、24 時間常に稼働しているアプリケーションの場合は、「非禁止モード」のいずれかを選択することをお勧めします。他のプロセスがこれらのプロセスに書き込みをしていない限り、バックアップまたはコピーは整合性のとれたものになります。すべてのファイルの最新バージョンのみがバックアップされるようにするには、「書き込み禁止」または「ロック モード」オプションを選択する必要があります。
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