ディスク ベース デバイス グループのプロパティ
ディスク ベース デバイス グループのプロパティ
表示される[グループ]のリストから、設定するデバイス グループを選択し、以下のフィールドに入力します。
選択したグループに応じて、設定できる複数の種類のプロパティがあります。
デデュプリケーション グループのプロパティ
以下のオプションは、デデュプリケーション デバイスとして設定されたデバイスに適用されます。
- 最大しきい値 -- ジョブが失敗する前にディスク上で使用可能な最大ディスク容量を指定します。最大しきい値に達すると、Arcserve Backup でジョブが失敗します。
- デフォルト値: 80%
- 最大しきい値は、ディスク上で使用される合計容量のパーセント、または使用される GB 数または MB 数で表されます。
- 最大ストリーム数 -- デバイスに対する同時ストリームの最大数を指定します。
- デフォルト値: 4
- データ マイグレーションを一時停止する -- Arcserve Backup にデータ マイグレーション処理を停止するように指示が出されます。このオプションは、ステージング処理で使用されるデデュプリケーション グループにのみ適用されます。
- デフォルト設定: 無効
- デデュプリケーション バックアップでの最適化を許可する -- Arcserve Backup で、最初にファイル ヘッダのパラメータを調べるよう指定します。自然境界を特定してハッシュ計算を実行する処理は、前回のバックアップからヘッダ詳細が変更されたファイルでのみ実行されるため、バックアップ スループットが大幅に向上します。
- デフォルト値: 有効
- 注: ストリームベースのデータ(MS SQL や Oracle など)は最適化できません。最適化を使用する場合は、[グローバル オプション]の[操作]タブで、[デデュプリケーション デバイスへのバックアップ時にアーカイブ ビットをリセットする]オプションが有効になっていることを確認してください。バックアップ ジョブの実行後にアーカイブ ビットをリセットしなかった場合は、実際には変更が行われていなくても、最適化処理ではすべてのファイルが変更されるものと認識されてしまいます。マシンで実行中のアプリケーションが、バックアップ中にファイル アーカイブ ビットや変更時刻などのファイル属性をリセットするというまれな状況では、最適化を無効にすることをお勧めします。
- グローバル デデュプリケーションを有効にする -- 異なるマシンの C:\ ドライブでデデュプリケーションを実行できるようにします。
- 注: Arcserve Backup では、Oracle RMAN セッションに対してグローバル デデュプリケーション操作を実行することができます。
- 遅延ディスク再利用 -- デデュプリケーション プロセスによって作成されたディスク容量を再利用できるようにします。遅延ディスクの再利用により、ディスク断片化のリスクが軽減されます。
- 即時ディスク再利用 -- デデュプリケーションプロセスによって作成されたディスク容量をすぐに再利用できるようにします。即時ディスク再利用によってディスク再利用のパフォーマンスは向上しますが、デバイスにディスク断片化が生じる可能性があります。このオプションは、ディスク再利用のパフォーマンスを向上させるためにデフォルトで有効になっています。
ステージング デバイス グループ オプション
以下のオプションは、[ステージング有効化]オプションが選択されている場合に使用可能です。
- 最大しきい値 -- ジョブが失敗する前にディスク上で使用可能な最大ディスク容量を指定します。最大しきい値に達すると、Arcserve Backup でジョブが失敗します。
- デフォルト値: 80%
- 最大しきい値は、ディスク上で使用される合計容量のパーセント、または使用される GB 数または MB 数で表されます。
- 使用ディスク容量が最大しきい値を超えたらデータをパージする -- バックアップに使用するディスク容量が最大しきい値を超えた場合に、Arcserve Backup は古いセッションを削除します。
- パージしきい値 -- [使用ディスク容量が最大しきい値を超えたらデータをパージする]オプションが有効になっている場合に使用可能です。
- 最大ストリーム数 -- デバイスに対する同時ストリームの最大数を指定します。
- デフォルト値: 2
- このグループの SnapLock を有効にする -- SnapLock テクノロジをサポートするデバイス上でのみ使用でき、指定した保存期間が経過するまで、データのパージや上書きを防ぎます。
- データ マイグレーションを一時停止する -- Arcserve Backup にデータ マイグレーション処理を停止するように指示が出されます。このオプションは、ステージング処理で使用されるデデュプリケーション グループにのみ適用されます。
- デフォルト値: 無効
クラウド グループのプロパティ
以下のオプションは、クラウド ベース デバイスに適用されます。
- 最大ストリーム数 -- クラウド デバイスに対する同時ストリームの最大数を指定します。
- デフォルト値: 4
詳細情報:
グローバル デデュプリケーションを使用したデータのバックアップ
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