ディスクおよびテープ ステージング バックアップの Alert オプションの指定
ディスクおよびテープ ステージング バックアップの Alert オプションの指定
Arcserve Backup では、アラート通知システムを使用して、ステージング処理時に発生するマイグレーション イベントについてのメッセージを送信できます。アラートのセットアップの詳細については、「Alert マネージャの使用」を参照してください。
注: ディスク ステージング バックアップに指定した Alert オプションは、ファイル システム デバイスおよびデデュプリケーション デバイスに適用されます。
ディスクおよびテープのステージング バックアップに対して Alert オプションを指定する方法
- [バックアップ マネージャ]を開き、[スタート]タブをクリックします。
- [スタート]タブから、[標準バックアップ]または[デデュプリケーション バックアップ]をクリックした後、[ステージング有効化]をクリックします。
- バックアップ マネージャに[ステージングの場所]タブと[ポリシー]タブが表示されます。
- [ポリシー]タブをクリックします。
- コピーのオプションが表示されます。
- ポリシー リストの[Alert]をクリックします。
- Alert オプションが表示されます。
- [イベント]リストから、アラート通知の送信対象として以下のいずれかのマイグレーション ジョブを選択します。
- ジョブが完了した時 -- マイグレーション ジョブが正常に完了しました。
- ジョブが未完了の時 -- マイグレーション ジョブは正常に完了しませんでした。
- ジョブがユーザによってキャンセルされた時 -- マイグレーション ジョブはユーザによってキャンセルされました。
- ジョブが失敗した時 -- マイグレーション ジョブが失敗しました。
- メディア使用不可 -- マイグレーション ジョブの実行中にメディアが利用できませんでした。
- 注: マイグレーション メディア(最終デスティネーション メディア)はテープ メディアである必要があります。
- ブランク テープのフォーマット -- マイグレーション ジョブの実行中にテープがフォーマットされました。
- カスタム イベント -- マイグレーション ジョブの実行中にエラー メッセージ、警告メッセージおよびクリティカル エラー メッセージのようなユーザ定義イベントが発生しました。また、メッセージがアクティビティ ログに表示されました。
- イベント コード:
- 注: カスタム イベント選択する場合のみ、イベント コードを指定できます。
- E* -- エラーが発生しました。また、エラー メッセージがアクティビティ ログに表示されました。
- W* -- 警告が発生しました。また、警告メッセージがアクティビティ ログに表示されました。
- N* -- 通知メッセージが発生しました。また、通知メッセージがアクティビティ ログに表示されました。
- C* -- クリティカル メッセージが発生しました。また、クリティカル メッセージがアクティビティ ログに表示されました。
- AE* -- エージェント エラー メッセージが発生しました。また、エージェント エラー メッセージがアクティビティ ログに表示されました。
- AW* -- エージェント警告メッセージが発生しました。また、エージェント警告メッセージがアクティビティ ログに表示されました。
例:
- [イベント コード]フィールドに AE* を指定しました。エージェント エラー メッセージが発生し、そのエージェント エラー メッセージがアクティビティ ログに表示された場合にアラートが送信されます。
- [イベント コード]フィールドに AE0006 を指定しました。AE0006 が発生し、エラー メッセージがアクティビティ ログに表示された場合にのみ、アラートが送信されます。
- [イベント コード]フィールドに E*;AE0006 を指定しました。何らかのエラーが発生してエラーメッセージがアクティビティ ログに表示された場合、また AE0006 が発生してエラーメッセージがアクティビティ ログに表示された場合、またはその両方が発生した場合にアラートが送信されます。
注: イベント コードはセミコロン「;」で区切る必要があります。
- [受信方式と受信者]フィールドから、デフォルト オプションを使用するか、イベントのカスタム アラートを作成できます。<デフォルト> 環境設定では、Alert マネージャを使用して設定されたアラート オプションを使用することになります。
- カスタム アラートを作成するには、[環境設定]ボタンをクリックします。
- [受信者環境設定]ダイアログ ボックスが表示されます。定義済みの Alert 環境設定を 1 つ以上指定できます。Arcserve Backup には、以下の定義済みの Alert 環境設定が用意されています。
- 新しい受信方式と受信者の環境設定を追加するには、[新規]ボタンをクリックします。
- [環境設定名]ダイアログ ボックスが開きます。環境設定の名前を指定し、[OK]をクリックします。
- 新しい環境設定ツリーが、ダイアログ ボックスの左にあるブラウザに表示されます。新しい環境設定ツリーには、利用可能なすべての通知方法を含むブランチが 1 つあります。この時点で、ツリーの各ブランチに受信者を追加する必要があります。たとえば、[プリンタ]通知方法を使用する場合、利用可能なプリンタをツリーに追加する必要があります。
- 受信者を環境設定に追加するには、環境設定ツリーから方式(たとえば[ブロードキャスト])を選択して、[追加]ボタンをクリックする必要があります。
- 選択した受信者に対応する[受信者の追加]ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスで新しい受信者の環境設定を行います。上記以外の受信者ダイアログ ボックスの詳細については、[ヘルプ]ボタンをクリックしてください。
- 新しい受信者の環境設定が済むと、受信者がツリーに追加されます。
- 受信方式と受信者環境設定を変更するには、[環境設定]ドロップダウン リストから環境設定を選択します。
- 選択した環境設定ツリーがブラウザに表示されます。[追加]、[変更]、または[削除]ボタンをクリックすることで、環境設定ツリーから受信者を追加、変更、または削除できます。
- 環境設定を削除するには、[環境設定]ドロップダウン リストから該当する設定を選択して、[削除]ボタンをクリックします。
- 環境設定の名前を変更するには、[環境設定]ドロップダウン リストから該当する設定を選択して、[名前の変更]ボタンをクリックします。
Copyright © 2014-2019. All rights reserved.
|
|