Arcserve Backup では、ユーザ名やパスワード認証情報などの機密情報をバックアップおよびリストアするのに FIPS 準拠のアルゴリズムを使用します。
バックアップ中にデータをディスクまたはテープに暗号化するように選択した場合、このデータを暗号化するために使用したアルゴリズムは FIPS 準拠となります。
バックアップ中に、ユーザ名とパスワードは Arcserve Backup サーバ エージェントに送信されます(サーバでの実行が保護されるように)。このユーザ名とパスワードは FIPS 準拠のアルゴリズムを使用して暗号化され、エージェントに転送されます。
また、Arcserve Backup では、FIPS 準拠のハードウェア暗号化を提供するテープ ドライブ(外部のサードパーティ ベンダからの)もサポートします。これは、Arcserve Backup ソフトウェアが提供する FIPS 準拠のテープまたはディスクの暗号化に加えてサポートされます。
Arcserve Backup では、ほかのエージェントおよびオプションでも、FIPS 準拠のアルゴリズムを使用してデータの暗号化をサポートしています。これらのエージェントとオプションには、Agent for Microsoft Exchange Server、Agent for Microsoft SQL Server、Agent for Microsoft SharePoint Server および Arcserve Replication が含まれます。