Arcserve Backup データベースとしての Microsoft SQL Server 2014 Express の設定
[サーバ環境設定ウィザード]を使用して、Microsoft SQL Server 2014 Express を Arcserve Backup データベースとして設定できます。
Microsoft SQL Server 2014 Express を Arcserve Backup データベースとして設定する前に、以下の考慮事項と制限事項を確認します。
- Microsoft SQL Server 2014 Express を使用中の環境に展開するには、Microsoft .NET Framework 2.0 および Microsoft Data Access Components(MDAC)2.8 Service Pack 2 をプライマリ サーバにインストールする必要があります。[サーバ環境設定ウィザード]でこれらのいずれかのアプリケーションが検出されない場合、ウィザードはこれらを自動的にインストールします。
- Microsoft SQL Server 2008 Express はリモート インストールをサポートしていません。Arcserve データベースは Arcserve Backup プライマリ サーバにインストールする必要があります。
- Microsoft SQL Server データベースのインストールから Microsoft SQL Server 2008 Express データベースのインストールに、データベース情報をマイグレートすることはできません。
Arcserve Backup データベースとしての Microsoft SQL Server 2014 Express の設定方法
- Windows の [スタート]-[すべてのプログラム]-[Arcserve]-[Arcserve Backup]-[サーバ環境設定ウィザード]の順に選択します。
- [サーバ環境設定ウィザード]が開きます。
- [データベースの選択]オプションを選択し、[次へ]をクリックします。
- 画面の指示に従い、環境設定を完了します。
- 注: Unicode ベースの東アジア言語文字(JIS2004 など)を含むデータを保護する必要がある場合は、データ検索および並べ替えを可能にするために SQL 照合順序を有効にする必要があります。このためには、[SQL Server Express インスタンス]ダイアログ ボックスで[言語サポート オプション]をクリックし、画面の指示に従って設定を完了します