バックアップ マネージャの圧縮/暗号化オプション
バックアップ マネージャの圧縮/暗号化オプション
Arcserve Backup を使用すると、バックアップ データの暗号化、圧縮、および暗号化して圧縮を実行できます。
以下の点に注意してください。
- Arcserve Backup では、デデュプリケーション デバイス グループ上でのデータの圧縮および暗号化をサポートしません。
- 注: 詳細については、「デデュプリケーションによる圧縮および暗号化」を参照してください。
- 圧縮および暗号化のオプションを指定した際に、バックアップ先が圧縮をサポートしていないドライブの場合は、Arcserve Backup はバックアップ データを暗号化しますが、圧縮しません。
以下のオプションは、バックアップ ジョブおよびステージング バックアップ ジョブのマイグレーション フェーズ中に、Arcserve Backup がバックアップ データを処理する方法を定義します。
セッション パスワード
- セッション/暗号化パスワード -- このデータをメディアからリストアするためのセッション/暗号化パスワードを指定します。
- セッション/暗号化パスワードを指定する場合、以下の操作を実行するためのパスワードを指定する必要があります。
- セッション/暗号化パスワードを Arcserve Backup データベースに保存する -- パスワードを Arcserve Backup データベースに保存して、パスワード管理を有効にするには、このオプションを使用します。デフォルトでは、このオプションが選択されています。このオプションは、ローカル オプションのパスワードとグローバル オプションのパスワードの両方に使用できます。
- 注: [セッション/暗号化パスワード]ダイアログ ボックスでは、グローバル オプション パスワードのみ変更可能です。ジョブ キューにあるジョブを右クリックして変更します。
- パスワードの変更を求める、n 日後(パスワードの指定から) -- パスワードの有効日数を指定します。指定した日数の 7 日前になると、パスワードの変更を促すメッセージがアクティビティ ログに記録されます。
- 例:
- 1 月 1 日に、n を 30 日に設定します。1 月 24 日に「バックアップ ジョブのパスワードの有効期限が 7 日後に切れます。」というメッセージがアクティビティ ログに表示されます。1 月 31 日に「バックアップ ジョブのパスワードの有効期限が切れています。直ちに変更してください。」というメッセージがアクティビティ ログに表示されます。
暗号化/圧縮方式
- [データの暗号化] -- このオプションを使用してバックアップ データを暗号化します。以下のオプションのいずれかを指定できます。
- バックアップ フェーズでデータを暗号化した場合、Arcserve Backup はステージング バックアップ処理のマイグレーション フェーズでデータを再度暗号化しません。
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[データの圧縮] -- このオプションを使用してバックアップ データを圧縮します。以下のオプションのいずれかを指定できます。
- バックアップ サーバ側での圧縮を有効にするには、[バックアップ中にバックアップ サーバで処理]か[マイグレーション中にバックアップ サーバで処理]のいずれかを指定する必要があります。
- [データの圧縮]オプションおよび[バックアップ サーバで処理]オプションを指定し、[バックアップ中にバックアップ サーバで処理]オプションまたは[マイグレーション中にバックアップ サーバで処理]オプションを指定すると、Arcserve Backup ではバックアップ サーバでデータが暗号化される前に、そのサーバでソフトウェア圧縮を使用してデータが圧縮されます。
- ジョブと関連付けられたストレージ デバイスがハードウェア圧縮をサポートしない場合、Arcserve Backup によって[データの圧縮]および[バックアップ サーバで処理]の設定が無視されます。
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