惨事復旧のオプション
以下の惨事復旧オプションを使用できます。
- [一部が選択されたノードの DR 情報を作成する] -- 惨事復旧情報は、通常、マシンのフル バックアップの実行時に生成されます。ただし、マシンのフル バックアップを頻繁に実行できない環境(SAN共有ディスク環境など)でも、惨事復旧情報を最新の情報に更新する必要がある特殊なケースもあります。このオプションを有効にすることで、マシンにあるすべての情報をバックアップすることなく、マシンの惨事復旧情報を作成または更新できます。
- [リストア セッション情報の生成時にフィルタされたセッションを含める] -- Arcserve Backup サーバでは、惨事復旧情報の生成時に、フィルタされていないマシン関連の最新バックアップ セッションのみが追跡されます。デフォルトの場合、フィルタを使用してマシンをバックアップすると、フィルタされたバックアップ セッションは、システムの復旧時に、惨事復旧処理に使用されません。このオプションを有効にすると、デフォルトの動作が変更され、システムの復旧時に、フィルタされたバックアップ セッションを惨事復旧処理に使用することができます。
- このオプションは、デフォルトで無効になっています。このオプションを有効にすると、ジョブ単位でオプションが適用されます。ジョブに複数のマシンのバックアップが含まれている場合、これらのオプションはすべてのマシンに適用されます。
重要:特に、システム ボリュームの場合、このオプションを有効にすることは非常に危険です。システム ファイルが失われ、完全には復旧できなくなる可能性があります。