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ディスク容量を再利用する方法

このセクションでは、[時刻]および[指定日より後]オプションを使用して、ディスク容量を素早く再利用する方法について説明します。

例 1

空きディスク容量が制限された高性能ディスクを使用しているとします。[指定日より後]オプションに短い時間を指定し、[ジョブの開始後]オプションを選択することで、ディスク容量を素早く再利用できます。この場合、最終的なデスティネーション メディアへのコピー処理の開始直後にパージ処理が開始されるため、コピー処理の終了後にパージ処理が開始される[ジョブの終了後]を指定した場合よりも、短時間でディスク容量が解放されます。

例 2

毎日同じ時刻に開始されるバックアップ ジョブのローテーションまたは GFS ローテーションのスキーマが設定されていて、高性能ディスクは限られた大きさの空き容量を維持しているとします。[時刻]オプションを使用することで、次のバックアップ処理の開始前にパージ処理が開始されるようにスケジュールを設定できます。それにより、十分な空き容量を解放することができ、容量不足でバックアップ ジョブに失敗するような状況を回避できます。

重要:データが最終的なデスティネーション メディアにコピーされるように指定すると、Arcserve Backup は、最終的なデスティネーション メディアへのコピー処理が終了するまで、パージ処理を開始しません。


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