[サーバ環境設定ウィザード]を使用した Arcserve サーバの管理
[サーバ環境設定ウィザード]では、Arcserve Backup サーバの動作を管理できます。[サーバ環境設定ウィザード]を使用すると、以下のタスクを実行できます。
- Arcserve Backup ドメイン内のサーバの役割を管理します。たとえば、以下の操作を実行することができます。
- Arcserve Backup メンバ サーバを Arcserve Backup プライマリ サーバに昇格します。
- Arcserve Backup プライマリ サーバを Arcserve Backup メンバ サーバに降格します。
- メンバ サーバを Arcserve Backup ドメインから分離して、別の Arcserve Backup ドメインに所属できるようにします。
- Arcserve Backup データベースの管理に使用するアプリケーションを選択します。
- Microsoft SQL Server 2014 Express をインストールする場合、データベースは、プライマリ サーバにインストールされている必要があります。リモート データベース通信が必要な場合は、Microsoft SQL Server を使用して Arcserve データベースをホストする必要があります。
- Arcserve Backup データベースを他のシステムに移動するか、現在の環境の別の SQL Server データベース インスタンスを使用します。
- プライマリ サーバおよびメンバ サーバへの Arcserve データベース接続を修復します。
- メンバ サーバを Arcserve Backup ドメイン プライマリ サーバに登録します。
- メンバ サーバをドメイン プライマリ サーバに登録するには、有効な認証情報(たとえば、ユーザ名やパスワード)を提供する必要があります。Arcserve Backup が認証情報を認証すると、メンバ サーバは、Arcserve Backup データベースに登録されます。
- Arcserve Backup では、Arcserve Backup のインストール時に、メンバ サーバを Arcserve Backup プライマリ サーバに登録できます。Arcserve Backup のインストール時に登録プロセスが失敗すると、セットアップ中にエラーが発生したことを通知するメッセージが表示されます。
- プライマリ サーバの Arcserve Backup ドメイン管理者(caroot)パスワードを指定します。
- インストール問題を修正します。
- Arcserve Backup をインストールする際に、以下のような状況では、インストール処理に失敗する可能性があります。
- Arcserve Backup が Arcserve Backup データベースと通信できません、または適切に認証できません。
- Arcserve Backup が caroot アカウントまたはシステム アカウントを認証できません。
- データベース通信エラーまたはユーザ認証エラーが発生する場合は、インストール ウィザードにエラー メッセージが表示されます。この問題を回避するには、[サーバ環境設定ウィザード]を実行します。